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青森県弘前市出身のお笑い芸人の初エッセイ集!!
こんばんは!まるく堂です!
突然ですが、皆さんにお聞きします。
青森県弘前市出身のお笑いのスーパースターと言えば誰でしょう?
そう!シソンヌじろうさんですよね!!
「シソンヌ」とは?
シソンヌは、「じろう」さんと相方の「長谷川忍」さんによるお笑いコンビです。
彼らは、繊細なボケとツッコミ、独特な世界観で知られる人気コンビで、
特に物語性の強いコントを得意としています。
東京NSCの11期生出身で、2014年には第7回キングオブコント王者となり、
以降は「有吉の壁」等、多くのテレビ番組やライブ、ラジオに出演し、
その独特の芸風で多くのファンを魅了してきました。
初のエッセイ集「シソンヌじろうの自分探し」発売!!
そんなじろうさんなのですが…
本日2024年2月7日、じろうさんの初エッセイ集
「シソンヌじろうの自分探し」が発売されました!!
じろうさんは2020年9月より、青森で発行されている新聞「東奥日報(とうおうにっぽう)」において、月イチでエッセイを連載しています。
今回は2023年8月分までをまとめたもの&書き下ろし作品を加えたものが書籍化されたんです。
私、まるく堂も弘前市民でありますし、
実はじろうさんとは中学校も同じなのですよ!!
と言っても、年代が違うので一度もお会いしたことはありませんが…
なので、彼の日頃の素晴らしいご活躍は地元民としても一際嬉しいですし、
初のエッセイ集を出されたのも、とてもめでたく思ってます!!
と言うワケで…
買って来ましたああああ!!!!!
「特典入り」とデカデカと書かれてますね。
これはショッピングモール「ヒロロ弘前店」内にある「TSUTAYA BOOKSTORE」で購入してきました。
フィルムラミネートで包まれてるのも嬉しい!!
あのピリピリと破る感覚がたまらなくワクワクしますよね!!
で、その特典と言うのが…
↑こちらのポストカードですね!!
ここは「富田の清水(とみたのしつこ)」と呼ばれる弘前市紙漉町にある湧水です。
「X(旧Twitter)」を見てると、私のとは違う写真のポストカードが投稿されてたりしたので、おそらく何パターンかあるのでしょう。
じろうさんガチ勢だとコンプするために何冊も買いそうですね…
発売初日に第2刷????
ハイ!今回一番驚いたのがコレですね!
発売日初日に購入したのにすでに第2刷でした…
確かに新聞で「発売日前に重版決定!」とか書かれてたのですが、
まさかすでに刷り上がってたとは!!!!
できれば初版が良かったんですけどね、まあいいけど…
誰もが楽しめる内容!弘前愛にあふれた一冊で地元民には特に刺さる!!
まだ私も全てを読んではいないのですが、購入してから数十ページほどを読ませていただきました。
本の最初には、じろうさんがいろんなお店の前に立っている写真がカラーで見られます。そのお店と言うのが、弘前市民ならば誰もが知ってると言っても過言ではないくらいに有名なんですよね。
特にその内の一つ「戸田うちわ餅店」はごまダレの「うちわ餅」が有名で私も何回も食べた事があります。そんな私でも知っている弘前の有名店を、じろうさんも記憶として共有されていると言うのが妙に嬉しかったりするんですよね。
そして内容に入っていきますが、
最初のエッセイでは、じろうさんが幼い頃ぜんそく持ちだったことを明かしており、
よく「弘前市立病院」に行かれてたそうです。病院内では食堂があり、よく中華そばを食べていたこと。体が弱く何度も病院に通っていたけど、学校の予防注射の際には、他の子達が怖がったり泣いたりしている中、余裕の態度を見せる事ができ、そこにアイデンティティーを確立できた事を語っています。
じろうさんのエッセイ自体も、コンプレックスだったりマイナスと感じられる様な部分でもじろうさん特有のユーモアで、誰が読んでも上手くクスっと笑える様に仕上がってるんですよね。
また、弘前市民ならではの楽しみ方もありまして…
地元民なら「ああ!!そこそこ!!!」とほとんどの人が知ってる様な場所にじろうさんも行ってた事に驚いたり、
「ああ、あったなあ、懐かしい…」と今は跡形も無くなってる様な場所を思い出したりもします。
例えば、先ほどのエッセイに出ていた「弘前市立病院」ですが、たしかに一階に食堂があるんですよ!私も2回ほどそこで味噌ラーメンを食べたことがあったのですが、
「あ、おいしい!!」と思ったんですよね。
あくまでも個人的なイメージですが、病院の食堂ってあまり美味しい物が出る感じが無くて、いわば「それなり」だと思ってたのですが、予想以上に美味しくてビックリしたんですよね。
じろうさんは幼い頃からすでに何度もそこのラーメンを食べていたんですね。
ただ…
エッセイの連載当時はまだ運営されていたのですが「弘前市立病院」は
2022年3月に閉院してるんです、残念…
弘前市内の「国立病院」と統合と言う事になり、現在は別な場所で「国立病院機構弘前総合医療センター」となっています。
こんな感じで、じろうさんのエッセイを読むと、
自分が記憶している弘前市の懐かしい場所や思い出の場所がリンクして
なおさら共感を生む現象があったりします。
じろうさんが、地元愛がスゴすぎる!
「X(旧Twitter)」において、ちょっと見つけた記事がありました。
シソンヌじろうさんの、青森愛に感動🥹
— アイノアネ (@q6KIexBLAv5cQNa) 2024年2月2日
泣かせるなー😭
新聞で毎回読んでるけど、これは
買って応援だ‼️✨✨😆 pic.twitter.com/KMfzKFD53S
東奥日報の切り抜きなのですが、引用させていただきますと…
シソンヌじろうの自分探し×弘前×連載3年 本できました
ポスターにそう記した通り、弘前市出身の人気芸人じろうさんの本紙連載3年分をまとめた本がついに完成した。
昨年春から引き継いだ出版部門。実務は同僚とほぼ二人で常に人手不足、かつ試行錯誤。東奥日報が初めて全国向けに出す本ということもあり、紆余曲折しかなかった。
そのたびに幾度となく思い返した言葉がある。
「連載を本にするなら地元の東奥日報から出したい」。
実はこれまで複数の大手出版社が連載に興味を示し、本にしたいと持ちかけてきた際、当のじろうさんはそう言って断ったという。当然ながら大手のほうが知名度も営業力もあって、全国書店への流通も太い。誰が見ても大手から出したほうが売れるのに、自分の利益より地元を選ぶとは。
掛け値なしの地元愛に胸が熱くなった。新聞紙面と本の編集の合間、冒頭のポスターを配って街を歩いたこの2カ月。 じろうさんの連載が印刷された、よれよれの紙面切り抜きを持って書店に予約してくれた人、室内でもポスターを大事に養生してくれたお餅やさん・・・。地元愛が詰まった本は、街を盛り上げることを知った。7日発行まで、あと5日。(紫)
こんな事があったのですね。東奥日報社は青森では一番メジャーな新聞社で、県内の書籍を出版したりは多々あったのですが、全国規模で販売するのは今回が初めてだった様です。
担当者はおそらくたった2名と言う人手不足の中、全国へ出版すると言うのはかなりの重労働だったと思います。
じろうさんは吉本興業と言う大手に所属しているので、他の手慣れてる出版社はいくらでもあったのでしょうけど、それでも利益度外視で地元の新聞社で出版したいと言えるこの弘前への愛の強さは素晴らしいとしか言い様がないです。
東奥日報社の方々も、その熱い気持ちに答えるために東奔西走された事と思います。
2月11日にデパート「中三弘前店」で、じろうさんのサイン会があります!!
弘前市内にあるデパート「中三(なかさん)弘前店」では、
今回の「シソンヌじろうの自分探し」の発売を記念して、サイン会を開催します!
日時は2024年2月11日(13:00~15:45)
1階のスパイラル特設会場にて行われるそうです。
実は本日2月7日から「弘前中三6F ジュンク堂書店」にて書籍を購入の方、
先着100名に整理券を配布していた様です。
しかし…
#シソンヌじろう さんのサイン会整理券…配布終了してますので、
— 弘前のアレ (@cactus0713) 2024年2月7日
これからの方は残念です
私も…残念な方です🥲#弘前中三#ジャンク堂 pic.twitter.com/Z4xKjF0nUi
中三弘前店の開店は午前10時だったのですが、速攻で100枚配布終了した様です。
朝の4時から並んでいたガチ勢の方もいらっしゃった様です。
私もちょっと中三で本を買おうかなと思ったのですが、
出かけたのがお昼時だったので、その時点ではすでに手遅れだったみたいですね。
結局は別の書店で買ったのですが…
でも今回、整理券をゲットできなかった方…
あきらめるのはまだ早いです!!
最後のチャンスとして2月11日の
整理券当日配布を狙いましょう!!
当日の正午より、1階スパイラル会場にて書籍を購入する方、
または中三弘前店以外で購入した対象書籍を当日持参した方、
先着100名に整理券を配布する様ですよ!!
スパイラル会場で買った方が整理券をゲットしやすそうな気もしますが、どうなんですかね?中三としても、他店で買った物を持参するよりも自分の店で購入してくれた方を優先したい気持ちありそうですが、こればかりは行ってみないとなんとも言えませんね…
本日2月7日の整理券配布が秒速で終了したところを見ると、当日もめちゃめちゃ混みそうです。
それでもじろうさんのサイン本が欲しい方は挑戦してみる価値が十分にあると思います!!
まとめ:地元愛にあふれた「シソンヌじろうの自分探し」オススメです!!
今回はエッセイ集「シソンヌじろうの自分探し」を紹介させていただきました。
じろうさんのファンの方はもちろんの事、青森県内の方にもぜひオススメしたい書籍です。特に弘前市内の方ならば、共感の幅がグッと広がり、じろうさんへの親近感もグッと増すはずです。
そして今回嬉しかったのが、
新聞では毎回掲載されていた「チョコレートプラネット(チョコプラ)」の松尾さんとのツーショット写真もちゃんと載っていたことです!!
この写真もあまりエッセイの内容とは関係無いのですが、いつからか松尾さんとじろうさん二人が並ぶ写真を楽しみにしてる自分がいました。
書籍になったら、そうした写真は肖像権とかあるし省略されたりするのかな?とちょっと心配だったのですが、無事に掲載されてたので安心しました。
一つ残念なのがモノクロだと言う事です。仕方無い事ではあるのですが、新聞掲載時はカラー写真なので、
二人の色の付いたツーショット写真を楽しみたい方は
ぜひ東奥日報を契約しましょう!!
以上です…