こんばんは!まるく堂です!
2023年12月8日(金)日本時間の午前9時30分からアメリカのロサンゼルスにて
「The Game Awards 2023(ゲームアワード2023)」が開催されました。
これは数あるゲーム賞レースの中でも、特に権威のある賞と言われていて、
巷では「ゲーム界のアカデミー賞」とも称される事もあります。
特に注目されるのは「Game of the Year(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)」で、
その年に最も評価されたゲームが1作品選ばれます。
今年ノミネートされた作品は『Alan Wake II』、『バルダーズ・ゲート3』『Marvel’s Spider-Man 2』、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』『バイオハザード Re:4』の6作品でした。
日本製のゲームが3つも入っているので、どれかが選ばれるかなと期待したのですが、選ばれたのはこちらの作品でした。
2023年「Baldur's Gate 3(バルダーズ・ゲート3)」
『バルダーズ・ゲート3』は、世界初のロールプレイングゲームとされるテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をベースにしたRPGシリーズです。
開発は「ラリアンスタジオ」と言うベルギーのメーカーです。
プレイヤーは自分のキャラクターをカスタマイズし、壮大な物語の中で取捨選択を行っていきます。戦略的な戦闘と深いキャラクターの相互作用が特徴です。
と、こう書くと普通のRPGの様に思われますが、特筆すべきはその圧倒的なボリュームで、一節にはコンプリートに必要な時間は「200年」とも言われてるそうです。
つまり…
ほとんどの方はコンプリートしようと思っても
寿命が尽きる方が先になっちゃいますね!
どんなゲームだよ!って感じですが…
すでに海外では発売されてますが、日本語版も12月21日に発売となりますので、
寿命に余裕のある方はぜひともプレイしてみて下さい!!
(↑どんな宣伝の仕方だよ…)
と言うワケで、
今回は「The Game Awards」において、「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を獲得した作品を紹介していきたいと思います!!
「The Game Awards」が初めて開催された2014年から順に紹介していきます。
2014年「Dragon Age: Inquisition(ドラゴンエイジ:インクイジション)」
「The Game Awards」は2014年に創設された比較的あたらしい賞です。
そして初めて「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を獲得した作品がこの「ドラゴンエイジ:インクイジション」となります。
カナダのメーカー「バイオウェア」開発のファンタジーRPGで、プレイヤーは様々な種族の中の1人となり、巨大な世界を探索し、キャラクターを成長させながら物語を進めます。魔法とドラゴンが溢れる世界で、プレイヤーの選択が物語の行方を左右します。
トレーラーを見ると、今でも通用しそうな美麗なグラフィックです。
2015年「The Witcher 3: Wild Hunt(ウィッチャー3:ワイルドハント)」
「ウィッチャー3」はポーランドの「CD Projekt Red」が開発したアクションRPGです。怪物退治を生業とする主人公ゲラルトが失われた愛する人を探す旅を描いています。
広大なオープンワールドと深いストーリーが特徴です。
かなりの機種で発売されたので、プレイされた方も多いのではないでしょうか?
2016年「 Overwatch(オーバーウォッチ)」
アメリカのメーカー「ブリザードエンターテイメント」開発のチームベースのファーストパーソンシューター(FPS)です。
多彩なキャラクターと彼らのユニークな能力を使って、6対6で戦います。
「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」にシューティングが選ばれたのはこの年が初めてですね。
現在、この「オーバーウォッチ」はオンラインのサービスが終了しています。
オンラインで遊びたい方は続編の「オーバーウォッチ2」をオススメします。
基本プレイ無料なので、気軽に遊べますね!
2017年「The Legend of Zelda: Breath of the Wild(ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド)」
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は任天堂が開発したアクションアドベンチャーゲームで、Nintendo Switchが発売された際のローンチタイトルでもあります。
プレイヤーは主人公「リンク」を操作し、ゼルダ姫を救うために広大なオープンワールドを自由に探索し、パズルや謎を解きながら物語を進めていきます。
「The Game Awards」において日本製のゲームが初めて「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」に輝いたのがこの「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」でした。
2023年5月12日には続編である「ティアーズ オブ ザ キングサム」も発売されています。
これらのゲームは私もプレイ済みで、ブログ記事にも書かせて頂いてますので、
ご興味のある方はぜひお読み下さい!
2018年「God of War(ゴッド・オブ・ウォー)」
「ゴッド・オブ・ウォー」はサンタモニカスタジオ開発のアクションアドベンチャーゲームです。北欧神話を背景に、主人公クレイトスと彼の息子アトレウスの旅を描いています。
ストーリーやバトル、育成システム、謎解きの要素が高いレベルで面白さに直結しており、プレイするものを軒並み虜にしていった「ゴッド・オブ・ウォー」。
「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」も納得の出来です。
2019年「Sekiro: Shadows Die Twice(セキロ: シャドウズ ダイ トゥワイス)」
日本のメーカー「フロム・ソフトウェア」開発のアクションアドベンチャーゲームです。戦国時代の日本を舞台に、復讐と救済を求める忍者「狼」の物語を描いています。
「フロム・ソフトウェア」と言えば「ダークソウル」に代表されるように、「死にゲー」と呼ばれる高難易度アクションの走りとも呼ばれる存在です。
この「Sekiro: Shadows Die Twice」もそのエッセンスを継承したものになっています。
日本製のゲームとしては2017年の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」以来の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」となりました。
2020年「The Last of Us Part II(ラスト・オブ・アス パートII)」
「ラスト・オブ・アス パートII」は、アメリカのゲームメーカー「ノーティードッグ」開発のアクションアドベンチャーゲームです。
荒廃した世界で生き延びるための壮絶な旅を描いており、感情的な物語と強烈なキャラクターの存在感が特徴です。プレイヤーは「エリー」として、復讐と正義、そして許しについての複雑な旅を経験します。ゲームとしては、そのリアルな戦闘と探索、多くのキャラクターが紡ぎ出す深い人間ドラマに、プレイヤーは強く感情を揺さぶられます。
ゲームの途中、衝撃的な展開を迎えた事が賛否両論を生みだすと言うかなり挑戦的な問題作と言う一面もあります。
2021年「It Takes Two(イット・テイクス・ツー)」
「It Takes Two」は、スウェーデンを拠点とする「ヘイズライトスタジオ」開発の協力プレイアクションアドベンチャーゲームです。
離婚を考えている夫婦が魔法にかかり、さまざまなアドベンチャーを通じて関係を修復していきます。ユニークなゲームプレイのメカニズムと創造的なレベルデザインが特徴で、感動的な物語と楽しい協力プレイが融合した作品です。
これまでの「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」作品としては、かなり万人受けする感じですね。ゲーム自体の評価も非常に高く、これまでの売上は約1000万本を超えているそうです。
2022年「Elden Ring(エルデンリング)」
「フロム・ソフトウェア」開発のアクションRPG。広大なオープンワールドを舞台に、壮大な物語と厳しい戦闘が展開されます。
この「エルデンリング」も「ダークソウル」系のいわゆる「死にゲー」アクションなのですが、驚くべきは「オープンワールド」になっていると言うことですね。
プレイヤーはその広大な世界の中、数多くのボスや敵と戦いながら、失われたエルデンリングの謎を解き明かしていきます。
「フロム・ソフトウェア」としては「Sekiro: Shadows Die Twice」に続き、2回目の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」受賞となりました。
まとめ:毎年、ゲームはたくさんの名作が生まれている!
ゲームの祭典と言うのは数多くありますけど「The Game Awards」は、年々多様化するゲーム業界の中で、特に印象的な作品を讃える重要なイベントだと思います。
今回紹介した各ゲームは、それぞれ独自の魅力と革新性を持ち、発売から長い年月が経過していても、いまだに多くのプレイヤーの心に深く刻まれています。
ファンタジーからアクション、協力プレイまで、ジャンルの境界を越えて、これらのゲームは私たちに新たな体験と感動を与え続けています。
2024年は一体どんなゲームが「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞するんでしょうか?
個人的に注目しているのは「龍が如く8」とか「ファイナルファンタジー リバース」ですね。また、「スイカゲーム」みたいに誰も注目してなかったものが突然流行しだす様なゲームも出て来て欲しいなとも思ってます。
来年も、世界中のゲーマーを驚かせ、楽しませるような素晴らしい作品の登場を期待せずにはいられません。
以上です…