まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

音楽でつながる若者達 ~昔と今、変わらない情熱~

こんばんは!まるく堂です!

 

何となくですが、昔ジミ・ヘンドリックスっていたな…

と急に思い立ちました…

私が生まれる前にとっくに亡くなっている方なのですが、

天才ギタリストとして、今でも伝説になっているほどなのに、

私は彼の演奏を一度も聴いたことがなかったんですね…

 

なので、ふと思い出したのも何かの縁だと思い、

↓こちらの動画を見ることにしました。

これはマウイ島で1970年に行われたライブだそうです。

当時の彼は27歳。この頃の人達って、年齢の割にすごく大人っぽい人が多いように思います。

昭和時代に活躍された俳優さん達も、年齢よりも更に年上に見える様な、あんな感じです。

ただ、残念な事にこのライブが行われたその年にジミ・ヘンドリックスは亡くなっているんですけどね。

 

で、動画を見た感想ですが、もう53年も前の出来事なのに今でも通用するんじゃないか?と思うくらい激しいロックサウンドでした。

 

そして、私の目を引いたのはライブの観客の方々でした。

当時はヒッピースタイルが流行してたので、服装こそ時代を感じますが、

音楽にノリノリのこの感じは、今の若い人達と遜色無い様にも思えます。

 

53年経過した今、彼らは現在ではおじいちゃん、おばあちゃんになっているハズですが、若い人特有の、ちょっと向こう見ずと言うか、エネルギッシュと言うかそういう感じが醸し出されてる感じがしませんか?

つまりは…

若い時ってみんな生意気なんですよ!!

世界は自分中心に回ってると思いがちと言うか、夢見がちと言うか…

まあ、若い時はそれは絶対に大事ではあるんですけどね。

ご年配の方々でも、そういう時代があったんだよなあ、と…

 

自分自身が若かった時や、今の若い人達を見ていると、若い時の生意気さやエネルギーって、時代を超えて普遍的なものなのかも知れませんね。

確かに今見ると、彼らのファッションやスタイルはレトロで、時代を感じさせます。

でも、当時の若者がジミ・ヘンドリックスのライブを楽しんだ様に、

そして今の若者がジャスティン・ビーバーやテイラー・スウィフトを楽しむ様に、

その時代に生きていた彼らの精神や情熱は、今の若者と何ら変わりなく、

歴史は繰り返すじゃ無いですけど、それが何とも言えず面白いですね。

 

ジミ・ヘンドリックスのライブに熱狂した若者たちも、今ではご年配になり、それぞれの人生を歩んでいて…

でも、彼らの心には、あの頃の熱い情熱が今も残っているのかな?と思ったりもします。いくつになっても元気なじいちゃんばあちゃんって一定数いますからね。

 

自分自身「ああ、年取って来たな…」と感じる事も多々あるのですが、

若い時に夢中になった音楽や趣味を思い出すと、再び心が躍ることがあります。

時代が変わっても、音楽が人の心に与える影響は変わらないのかも知れません。

歳を取っても、体のあちこちにガタが来ても、

なるべく心だけはいつまでも若く、情熱を持ち続けたいものだな…と

ジミ・ヘンドリックスの動画をみて思いました…

 

以上です…

(海外)ブリトニー・スピアーズの自伝本が発売1週間で100万部突破!

あの歌姫の自伝本が100万部突破!(ただし日本語版は未定…)

こんばんは!まるく堂です!

こんな記事を見つけました

ブリトニー・スピアーズの自伝が100万部突破

goodereader.com

ブリトニー・スピアーズさんと言えば1999年、16歳でデビューシングル「...Baby One More Time」をリリース、その後も「Oops!...I Did It Again」や「Toxic」等、数々のヒットを飛ばし、2000年代初頭には「クイーン・オブ・ポップ(Queen of Pop)」と呼ばれるようになりました。

しかし、私生活の問題やメディアによる過剰な注目により精神的な問題を抱え、奇行も目立つようになっていきます。

幼なじみと酔った勢いで結婚し、その55時間後に離婚したり、

丸坊主になってパパラッチに襲いかかったり、etc..

彼女はその後、2008年から2021年までの間、法的保護下に置かれることになります。

 

そんな彼女の回顧録「The Woman in Me」が2023年10月24日にリリースされ、1週間で100万部以上を販売しました。

一説によると、ブリトニー・スピアーズさんが結んだ自叙伝の契約金は、

ナント!1500万ドル(約17億円)以上とされているんです。

これはスゴすぎですね…

↑これが表紙です、かなりキワドい感じの写真ですね…

この100万部と言うのは、オーディオブック、電子ブック、印刷された本の累計分が含まれているそうです。

記事が書かれた時点で110万部が販売され、4回目の重版が進行中との事で、これにより印刷部数は140万部以上に達するとの事です。

この回顧録は、26の言語と地域で出版され、全世界で約240万部の印刷部数となっており、「ニューヨークタイムズ」、「USA Today」、および「Indie Booksellers」でベストセラーにもなっています。

本は彼女の人生、特に自由、名声、母性、生存、信仰、そして希望について触れており、彼女自身の言葉で彼女の人生が語られている様です​​。

 

26の言語で発売されている様ですが、

残念ながら日本語版はありません…

いつ、どの出版社から発売されるのかも現時点ではわかりません。

これだけヒットしてるなら、いつか日本語版も出そうな気もしますけどね。

ブリトニー・スピアーズさんは当時は日本でも大人気でしたからね。

 

なので現状、今すぐに読みたい方は英語版やドイツ語版等、海外の言語で読むしかないです。

ただ、女性ファッション雑誌の「ELLE」の日本語版サイトで、

「ブリトニー・スピアーズが回顧録『The Woman in Me』で明かした15の衝撃事実」と題して、ほぼネタバレに近い内容で紹介されています。

 

しばらく日本語版の発売は期待できないので、

↓ネタバレOKの方はコチラのサイトをチェックしてもいいかも知れません。

www.elle.com

 

そして、彼女には現在10代半ばの2人のお子さんがいらっしゃる様ですが、

彼らから拒絶され、離れて暮らしている様です…

www.elle.com

元夫のケヴィン・フェダーラインさんの言葉によると、ブリトニーさんがインスタグラムにヌード写真などキワどい写真を投稿していることを息子さん達は不快に思っている、との事です…

確かに年頃の子供にしたら、自分の親がヌード写真を全世界に向けて投稿してたらドン引きどころじゃないかも知れませんね…

彼らの家庭に平穏が来る日を願っております。

 

以上です…

米津玄師さんが好きなゲームを調べてみた!!

米津玄師さんはどんなゲームが好きなのか?

こんばんは!まるく堂です!

2023年6月26日に新曲「月を見ていた」をリリースした米津玄師さん。

彼は巷ではゲーマーとしても有名で、これまで数多くのゲームをプレイしてきた様です。

今回は、米津さんがプレイした事があるゲームを

私が可能な限り調べてみました!!

 

それではまいります!!

 

「ファイナルファンタジー」シリーズ

2023年6月22日に全世界同時発売された「Final Fantasy XVI」(以下FF16)は、「ファイナルファンタジー」シリーズの最新作です。

「月を見ていた」はそのテーマソングとして米津さんが手掛けたもので、

その美しいメロディとFF16の世界観にマッチした歌詞が多くのプレイヤーを感動させています。

米津さんの独自の感性が織りなす世界観は、ゲームの世界に一層の深みを与えている様にも思えます。

 

吉田直樹さんとの対談動画では、米津さんがゲーム制作においてどのような役割を果たしたのかについても語られています。

動画によりますと、実は米津さんは開発者以外では

FF16をプレイ、クリアした世界で初めての人となったそうです。

またこれまでプレイした事があるFFシリーズについても語っており、オンラインゲームの「FF14」もプレイしていたらしいです。米津さん個人としては、「ガンビット」と言う独特の戦闘システムが採用された「FF12」が一番好きとの事です。

小学生の頃には「FF7」もプレイしていたみたいですし、かなりの「FF」ファンであることが伝わってきます。

 

「ダークソウル」シリーズ&「エルデンリング」

「菅田将暉のオールナイトニッポン」2022年3月21日放送回において、

米津さんは気になるゲームとして「エルデンリング」を挙げています。

「エルデンリング」は2022年のゲーム・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた、

オープンワールド型のアクションゲームです。

いわゆる「死にゲー」と呼ばれるジャンルを確立した「ダークソウル」シリーズ。

それを手がけたフロムソフトウェアが開発しただけあって、難易度は激ムズなのですが、米津さんも当時このゲームが気になっていたみたいで、46分06秒あたりからゲームについて次の様に語っています。

「最近はねえ、エルデンリングがやりたいんですよ

ダークソウルって言うすごく面白いゲームがあるんですけど、

それの最新作です。」

「ダークソウル」シリーズはおそらくプレイされた感じですね。

「エルデンリング」の方はどうなのかは定かではないですが、こちらもプレイされたのではないかと思います。

 

「ペルソナ4&5」

news.livedoor.com

米津さんは高校時代に「ペルソナ4」にハマり、記事が公表されたあたりはその続編である「ペルソナ5」を熱心にプレイしていたそうです。

彼は「ペルソナ5」について、「高校生くらいの頃に『ペルソナ4』をプレイして、そのゲームに完全にハマってしまいました。高校2年生の夏休みを丸々費やしてプレイした思い出があります。それほどまでにハマったゲームの続編が最近発売され、思わず手を出してしまいました。ゲームの内容は、特殊な能力を持つ高校生が学園生活を送りながら世界を救うRPGです。クリアするまでにはおそらく50〜60時間かかると思いますので、注意しながら進めていると考えています」とコメントしています。

「ペルソナ5」は2016年に発売されたゲームですので、おそらく米津さんはクリアしていると思います。

最近「ペルソナ3」がリメイクされる事が発表されているので、そちらもプレイされるのでしょうか?

 

「ICO」「ワンダと巨像」

natalie.mu

「ICO」「ワンダと巨像」はゲームデザイナーの上田文人さんが手がけたゲームで、世界的にも評価の高い作品です。

「ICO」の方は、美しい世界観と感動的な物語が特徴のアドベンチャーゲームです。主人公の少年ICOを操作し、囚われの少女と共に古代の城から脱出するために協力し合います。パズルを解き、障害を乗り越えながら二人の絆を深めていきます。

 

「ワンダと巨像」は、静謐な世界で壮大なクエストを体験するアクションアドベンチャーゲームです。巨大な生物として復活させられたワンダが、神秘的な土地で数々の巨像と対話し、彼らの力を利用して自らの目的を果たします。美しい音楽や雄大なスケールの戦いが、プレイヤーを圧倒します。

米津さんはこれらのゲームを中学生の時にプレイされていた様です。

ICO - PS3

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【PS4】ワンダと巨像 Value Selection

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「ゴースト・オブ・ツシマ」

news.careerconnection.jp

「ゴースト・オブ・ツシマ」は、日本の古き良き時代を舞台にしたアクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは、主人公の「境井仁(さかい じん)」となり、敵勢力の侵攻からつつましく生きる人々を守るため、戦いに挑みます。

美しいグラフィックと、日本文化を取り入れたストーリーが特徴です。

「菅田将暉のオールナイトニッポン」2020年8月3日放送回で、

米津さんは当時ハマっているゲームとして「ゴースト・アブ・ツシマ」を熱く語っていました。

 

「Portal」シリーズ

miyearnzzlabo.com

「星野源のオールナイトニッポン」2020年6月8日放送回では、

3Dパズルゲームの「Portal」シリーズを紹介しています。

このゲームは、「ポータルガン」を使って壁や床にポータルを作り、

変化に富んだステージをクリアしていきます。

実は星野源さんもこのゲームが大好きだそうで、

続編である「Portal2」ではクリア後に泣いてしまうほど感動したそうです。

ポータル 2 - PS3

ポータル 2 - PS3

  • エレクトロニック・アーツ
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「スプラトゥーン」

blog.livedoor.jp

米津さんと言えば、プレステのCMにも出演してましたし、

個人的にPlaystationユーザーの様な印象を持ってましたけど、

任天堂の「スプラトゥーン」もプレイされていた様です。

最近出た任天堂のゲームなんですけど、イカが水鉄砲で陣取り合戦をするっていうだけのゲームなんですけど、5分くらいで終わる、作業の合間とかにパパッとやって終わるみたいな。リフレッシュ、息抜きになりますね。
ゲームはわりとやる方で、最近好きなゲームだと「FPS」とか、銃で敵を倒すゲームですね。

インタビューは2015年のものなので、これはWii Uで出た初代の「スプラトゥーン」の事ですね。

そうなってくると気になるのが「スプラトゥーン2」や「スプラトゥーン3」をプレイした事があるのか?Nintendo Switch本体を持っているのかどうか?ですね。

ただ、調べても答えは出て来ませんでした…

 

「マインスイーパー」

blog.esuteru.com

「マインスイーパー」とは、クラシックなパズルゲームで、地雷を避けながらフィールド上のすべての安全なマスを開示することを目指します。数字が示す周囲の地雷の数をヒントにして、地雷の位置を予測していきます。

米津さんはツアー会場の壁のタイルが「マインスイーパー」に例えたツイートを投稿されています。

米津さん、かなり幅広いジャンルのゲームを遊ばれているようです。

マインスイーパー

マインスイーパー

  • Mindware Consulting, Inc.
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「バテン・カイトス」シリーズ

米津さんは2023年の2月にこんなツイートをされています。

これにより「バテン・カイトス」って何だ!?と

ファンの方達がこぞって検索を始める事態に…

 

「バテン・カイトス」シリーズは、壮大なファンタジー世界と緻密なストーリーテリングが魅力のRPGシリーズです。プレイヤーは主人公となり、舞台となる幻想的な世界を冒険します。

「バテン・カイトス」の戦闘は、「マグナスバトル」というカードを選んでいくことで様々な攻撃を行い敵を倒すシステムとなっています。

これまで任天堂の「ゲームキューブ」でしか発売されていないので、プレイするにもなかなかハードルが高かったのですが、

2023年夏ごろに、これまでリリースされた2作品をセットにしたHDリマスター版『バテンカイトス1&2 HDリマスター』がNintendo Switchで発売予定です。

おそらく米津さんもこれを楽しみにされているのではないでしょうか?

 

その他もろもろ

blog.esuteru.com

↑こちらのインタビューで紹介されているゲームがかなり多いです。

「女神転生」シリーズ

「アークザラッド」シリーズ

「オクトパストラベラー」

「サガ」シリーズ

「UNDERTALE」

かなり色んな索引をプレイされてますね。「アークザラッド」シリーズとか懐かしい…

「UNDERTALE」は戦うか、逃げるか、相手と仲良くするか、プレイヤーの選択次第で物語が大きく変化すると言う、インディーゲーながらもかなり革新的なシステムで大ヒットしたRPG作品です。

「女神転生」シリーズなんてファミコン時代からありますよね。

まとめ

今回は米津玄師さんがプレイした事があるゲームを可能な限り調べてみました!!

調べればさらに出てくるとは思うのですが、

とりあえずはこれが精一杯でした…

それでもかなり数をプレイされているのはさすがです!!

 

個人的には米津さんが2023年5月に発売された「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」をプレイしたのかどうかはちょっと気になるところです。

まあ、調べても出ませんでしたけど…

ただ、星野源さんは最近プレイし始めたみたいなので、

つながりのある米津さんもプレイしてる可能性はありそうです…

miyearnzzlabo.com

以上です…

数々のヒット曲を歌いながらもその存在を抹消された歌手「マーサ・ウォッシュ」とは?

目次(文字数:4300字前後)

1990年代に起きた、とあるアーティストの悲劇!!

こんばんは!まるく堂です!

 

私はここ数ヶ月「Youtube プレミアム」を契約しています。

動画の広告が一切表示されなくなるのと、音楽聴き放題の「Youtube Music」も使えるので重宝しています。

 

最近は、自分が幼い時や学生時代に聴いていた曲のミュージックビデオを頻繁に見てたりします。

古くは80年代の松田聖子さんや中森明菜さんやチェッカーズ、90年代のミスチルやTRF等の小室ファミリー系とか…なんか急に懐かしくなったんですよね。

 

そして海外の曲も割と好きで、当時流行していた洋楽なんかも聴いています。

皆さんはこの曲をご存じでしょうか?

1990年代初頭、「C+C ミュージック ファクトリー(C+C Music Factory)」と言うアメリカの音楽グループがリリースした「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」と言う曲です。

 

「エビバディダンスナウ!」と言う女性のパワフルなハイトーンボイスから始まるこの曲はかなり衝撃的で、40代~50代くらいの方ならば、おそらく一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?

ミュージックビデオで歌っているのは「C+C ミュージック ファクトリー」の当時のメンバー「ゼルマ・デイヴィス(Zelma Davis)」さんです。

 

そしてもう一つ、当時海外で流行した曲を紹介したいと思います。

「ブラック・ボックス(Black Box)」は1990年代の初めに人気のあったイタリアの音楽グループです。

この「Strike It Up」と言う曲は女性ボーカルと男性ラップが混合された曲で、

特に女性ボーカルの非常に伸びのある声が特徴的で、聴いててかなりテンションが上がる曲なので私は好きです。

 

「ブラック・ボックス」は世界的にも有名なグループなのですが、日本ではそこまで知られていないと思います。

なぜ私が知ってるかと言うと、当時青森のとあるローカル番組でこの曲がやたら紹介されてた時期があって、その番組を見る度にこの曲も耳にこびりつくくらい聴くことになってたからです。

ミュージックビデオで歌っているのは「ブラック・ボックス」当時のメンバーである「カトリン・キノール(Katrin Quinol)」さんです。

 

2つの曲にまつわる謎…!?

ところで、

ただいま紹介させていただいた

「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」

「Strike It Up」と言う曲なのですが、

実は…

どちらも同じ人が歌っているんです!!

 

これを聞いて一瞬「ん?」と不思議に思った方もいるかも知れません。

一方は「C+C ミュージック ファクトリー」と言うグループがリリースしているし、

もう一方は「ブラック・ボックス」と言うグループがリリースしています。

違うバンドなのに同じ人が歌っている!?????

まあ、同じ人が掛け持ちでバンドのボーカルをやってるなんてのはよく聞く話ではあります。

しかし!!それぞれのミュージックビデオで歌っている方達は…

顔立ちが全く違うので別人である事は明らかです。

これって…一体どういう事なのでしょうか?

 

種明かし

実は…

それぞれの曲を歌っているのは

ミュージックビデオに出演している

彼女たちではなかったのです!!

 

実際に歌っていたのはこの記事タイトルにもある

「マーサ・ウォッシュ(Martha Wash)」さん

その人なのです!!

Wikipediaより画像参照

 

マーサ・ウォッシュさんは、1953年生まれのアメリカ合衆国の歌手です。

1970年代には「ウェザー・ガールズ(The Weather Girls)」というデュオグループ

で活動し「It's Raining Men」と言うヒット曲を出しますが、以降は鳴かず飛ばずで1988年に解散します。

 

その後、ウォッシュさんはソロ活動を開始。様々な音楽グループでセッション・ボーカリストとして参加します。その頃の彼女の主な活動は曲のデモ音源の製作や、バックコーラスだった様です。

1990年11月「C+C ミュージック ファクトリー」はデビュー曲である「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」をリリースします。

この曲で使われていたリード・ボーカルはマーサ・ウォッシュさんのものだったのですが、それは無断で使用されたものでした!

マーサさんはこの曲のデモテープ用の音源として歌うように依頼されていたのですが、製作サイドの予想以上の出来映えだった事からそのままリリースと言う流れになったと思われます。

 

デビュー曲にもかかわらず「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」はアメリカで100万枚以上を売り上げ、世界的にも大ヒットを記録します。

しかし、それでも彼女の名前は決してクレジットされる事は無く、一切を伏せられた状態でリリースされてしまったのです。

しかもミュージックビデオでは前述のゼルマ・デイヴィスさんが出演し、まるで彼女が全て歌ってるかの様な仕上がりとなっていました。

いわゆる「口パク」状態ですね…

 

その背景には、当時のダンスミュージックはスラッとしたモデル体型の方が、ダンスミュージックを歌うのが主流だったのも挙げられるかも知れません。

マーサさんはかなりふくよかな体型であったため、表だっての採用を見送られたのかも知れません。

現在のポリコレ全盛のこの時代だったならば、プロデューサーや製作会社もボロクソに叩かれてた案件だったと思います。

 

理由はどうあれ、声だけの無断採用が許されて良いはずがありません。

マーサさんは「C+Cミュージック・ファクトリー」のロバート・クリヴィルズとデヴィッド・コール、そしてレコード会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントを訴える事になります。

この裁判は1994年に和解し、マーサさんの名前がようやく記載される事になったのです。

 

同様の出来事は「ブラック・ボックス」内でも…

一方の「ブラック・ボックス」において、

当時マーサさんは、彼らのために合計6曲のデモテープを製作していたのですが、

なんと!そのままマーサさんのボーカル入りの音源のままリリースされる事になった様です。

彼女の声が入ったままリリースされたのは「Strike It Up」の他にも「I Don't Know Anybody Else」「Everybody Everybody」といった曲があるのですが、

それらは多くの国でトップ10入りを果たしました。

それにもかかわらず、「ブラック・ボックス」ではマーサさんの名前を明記せず、

存在自体をまるでいなかったかの様に振る舞い、ミュージックビデオでは「カトリン・キノール」さんが出演していたのです。

 

堪忍袋の緒が切れたマーサさんは、1990年9月に製作会社のRCAレコードとブラックボックスを訴えます。その後、RCAレコードはマーサさんと和解するために相当額の報酬を支払うことを決定し、正式に彼女とレコーディング契約を結び、彼女の全国ツアーに資金を提供したと言うことです。

 

存在を隠されながらも、歌った曲の多くが大ヒットしていたマーサさん。

なんと!合計で15曲がヒットチャートでナンバー1になっていたそうです。

 

こうした一連の事柄から、

ローリングストーン誌ではマーサ・ウォッシュさんを

「90年代で最も有名な無名歌手」

と評した事もある様です。

言ってることは矛盾してますが、言い得て妙な表現ですね!!

 

ちなみに、ミュージックビデオに出演されていた女性達はどうなったのかと言いますと…

「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」に出演されていたゼルマ・デイヴィスさん(写真左)は、「C+C ミュージック ファクトリー」において数々の曲で演奏もしてきた様ですが、ミュージックビデオで「口パク」出演が発覚してからは、一時脱退していた時期もある様です。

しかし元々音楽の才能がある方だった様で、ソロ活動後はビルボード・ミュージック・アワードを5回、 MTVビデオ・ミュージック・アワードを2回受賞し、グラミー賞にもノミネートされています。

 

一方、「Strike It Up」で出演されていたカトリン・キノールさんはと言いますと、

「口パク」事件以降はかなり叩かれてしまい、1991年末に「ブラック・ボックス」脱退を余儀なくされます。

その後はソロとして何作かアルバムを出している様です。

 

まとめ:80-90年代は権利関係も未成熟な時代だったとも言える…

今回は数々のヒット曲の立役者でありながらも、

その存在をないがしろにされてしまった悲劇のアーティスト、

マーサ・ウォッシュさんを紹介しました。

 

当時は、マーサさんだけではなく、歌は上手いけど音楽業界での認知度が低い人を起用し、ミュージックビデオやステージでは別なパフォーマーが出演するなど、その存在が隠されることが多々あった様です。

 

有名なのは「ミリ・ヴァニリ事件」と呼ばれる口パク事件があります。

「ミリ・ヴァニリ」は歴史上唯一、グラミー賞を剥奪された音楽グループでもあります。

↓詳しくはこちらの方のサイトでまとめられていますので、ぜひご参照下さい!!

oyajitimes.xyz

 

話を戻しまして、マーサ・ウォッシュさんについてですが、

御年69歳(2023年6月時点)になった現在も歌手として活動をされています。

2023年1月にはニューヨークでライブを行っていた様です。

動画ではブラック・ボックス時代の曲をメドレーで披露されています。

これからも末永く活動していただければと思います!!

 

以上です…

Strike It Up

Strike It Up

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AIが自動で作曲してくれる「SongR」が面白い!!

音楽知識が無くてもAIで気軽に作曲を!!

こんばんは!まるく堂です!

最近のAIの技術は驚くべき発展を遂げていますが、

今回は音楽に関係したものを紹介したいと思います。

それが「SongR」と言うAIです!

www.songr.ai

「SongR」は音楽知識がなくても自動で作曲をしてくれるAIです。

実は、自動で作曲してくれるソフトやツールと言うのは

AIじゃなくても以前から存在してるので、

決して珍しくない機能ではあるのですが、

ナント!このAIは

入力した歌詞を反映した

ボーカル入りで作ってくれるんです!!

これはスゴイと思いませんか!?

 

現時点では英語だけでしか歌ってくれないのが残念ですが、

さっそく使ってみたいと思います!!

上のリンクからジャンプしてみて下さい。

 

タイトル画面

これが「SongR」のタイトル画面です。

「Try SongR App now」と言うところをクリックして下さい。

↓するとこんな画面になります。

ジャンル選択

どうやら生成する音楽のジャンルらしいです。

「Pop」「Hip hop」「Cafe」「Piano Rock」の4種類から選べる様です。

とりあえず今回は試しに「Pop」を選んでみます。

歌詞入力

テキストボックスはおそらくですが、

曲の設定とか雰囲気とかを入力すると自動で歌詞を作ってくれるみたいです。

自分で入力したい歌詞がある場合は「I have my own lyrics」をクリックします。

 

と、その前に…

先ほども書きましたが「SongR」は英語でしか歌ってくれません。

なので、DeepL翻訳を使って、自分の歌詞を英語にしたいと思います。

今回は2023年5月12日にNintendo Switch専用ソフト「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」の発売をずっと待ちわびてた私の思いを歌詞にしたいと思います!

DeepLで翻訳

いや~、本当に待ちわびてたので今めちゃめちゃ嬉しいんですよ、明日の発売が…

とりあえず、私が日本語で入力した歌詞を翻訳してみました!

英語歌詞を入力

ハイ!こんな感じでコピペで入力しました!

女性ボーカルが良い場合は「Emily」を、男性ボーカルが良い場合は「Kevin」を選んで下さい。

今回は「Kevin」を選択しました。

準備ができましたら「Render」をクリックします。

作曲中

AIが必死に私の歌詞を曲に落とし込んでくれています。

「Download」と「Share Your Creation!」の部分のグルグルが止まったら

曲が完成します。もう少しお待ち下さい。

準備完了!!

曲が完成しました!!

 

完成した曲はmp3形式とmp4形式でダウンロードする事もできます。
↓こうして完成したのがコチラになります!!

それでは「▶」ボタンを押してみましょう!!

 

英語歌詞

On May 12, 2023, this day finally arrived!
The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom
I'm almost ready to play!
I'll play it as soon as it hits midnight!
Let's Party Tonight!
Zelda! Zelda! Zelda!
I can't wait!
Modo-reco, Scra-Build, Torre-roof, and Ultra Hand!
I'm going to use them all!
Zelda, I'm going to find you!
Wow, wow, wow, wow.

 

日本語訳
2023年5月12日、この日がとうとうやってきた!
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
あともう少しでプレイできる!
0時になったら速攻でプレイするぜ!
レッツパーティトゥナイト!
ゼルダ!ゼルダ!ゼルダ!
もう待ちきれないぜ!
モドレコ、スクラビルド、トーレルーフ、ウルトラハンド!
絶対使いこなしてやるぜ!
ゼルダ、君を探してやるぜ!
Wow,Wow,Wow,Wow

 

……

……

まず初めに…

ゼルダの伝説に全く興味ない方には

何がなんだかわからなくてスミマセン!!!!

まあ、本当にあくまでも個人的な感情で作ってしまいました…

 

とは言え、全く音楽知識がない私でも

ただ歌詞入力しただけでこんな曲ができたのはスゴイと思いませんか?

普通なら、こんなしょうも無い歌詞なんて誰も歌ってくれませんからね…

 

正直、自分が思う様な曲調ではなかったですけど、

個人的にはもう少しアップテンポでロック調のものが作りたかったのですが…

まあ、気に入らなかったら何回でも作り直せるのがAIの良いところでもあります。

 

もしもご興味が沸いた方はぜひぜひ作曲してみて下さい!!

 

以上です…

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音楽家 坂本龍一さん、逝く…

世界的な音楽の巨匠、逝く…

こんばんは、まるく堂です。

 

とても残念なニュースが飛び込んで来ました…

www.bbc.com

日本を代表する音楽家である坂本龍一(さかもと りゅういち)さんが

2023年3月28日にお亡くなりになっていた事がわかりました。71歳でした。

坂本さんは1970年代「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)のメンバーとして活躍。当時話題となったテクノポップだけでなく、クラシックやジャズ、ワールドミュージック、ヒップホップやR&Bなど、手がけたジャンルは多岐にわたります。

また、1983年の映画『戦場のメリークリスマス』では俳優としても出演されていたり、

1987年の映画『ラストエンペラー』では日本人初のアカデミー作曲賞を受賞、

その後も数々の音楽賞を総なめするなど、その活動は世界的なものでした。

 

今回は、私個人が特に印象に残っている坂本龍一さんの作品をいくつか紹介したいと思います。

The Other Side of Love

この曲は1997年の日本テレビ系ドラマ『ストーカー 逃げきれぬ愛』の主題歌として使用されました。

当初「坂本龍一 featuring Sister M」と言う名義でリリースされていたため、

この「Sister M」と言うのは誰なのか?と話題になりました。

当時、大人気だった女優の今井美樹さんや中谷美紀さんではないか?と言う憶測が飛び交いましたが、後に坂本さんの娘「坂本美雨(さかもと みう)」さんである事が公表されます。

当時16歳だったとは思えないほどの透き通ったボイスに魅了された人達は数知れず、

私自身もこの曲は何度聴いたかわかりません。

 

Energy Flow

1999年「ウラBTTB」(ウラ・ビー・ティ・ティ・ビー)と言うアルバムにある

収録曲の一つがこの「Energy Flow」です。

この曲は当時「リゲインEB錠」のCM曲として起用されました。

坂本さんは後に、わずか5分で仕上げたのになぜヒットしたのかわからないとおっしゃっていた様です。

曲調自体はかなり切ない感じではあるのですが、

旋律が本当に美しく、ついつい聴き入って癒されてしまう感じのある曲です。

この曲以降、しばらくはヒーリング音楽が流行していた記憶があります。

 

Kick & Loud

坂本龍一さんはお笑い好きな面もあり、ダウンタウンのお二人の大ファンだった様です。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のトークに坂本さんが観覧客として来ていた事が縁となり、「GEISHA GIRLS」としてデビュー、ニューヨークでのライブも行われました。

この「Kick & Loud」と言う曲は、ダウンタウンの漫才をラップベースで歌い上げると言うかなり挑戦的でクセの強い曲調になっています。

 

ダウンタウンと坂本龍一さんの繋がりは深く、

一時期は「ダウンタウンのごっつええ感じ」にも出演し、

世界の巨匠が、まさかここまで体を張った笑いを取りに行くとは!と

当時リアルタイムで見てて思いました。

 

ドリームキャスト起動音

「ドリームキャスト」はセガが1998年に発売した家庭用ゲーム機です。

ソニーのPlaystationにシェア争いに敗れ、大ヒットしたとは言いがたい結果とはなりましたが、個人的にはかなり好きなゲーム機でした。

この起動音も実は坂本さんが作ったものだったんですね。

 

Merry Christmas Mr. Lawrence

坂本龍一さんと言えばやはりこの「Merry Christmas Mr. Lawrence」を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

私が小学生だった時、学校では帰宅時間間際になると、いつもこの曲が流れてたんです。当時は坂本さんが作曲したとか、そうしたバックグラウンドは何も知らなかったのですが、

下校時間、4時~5時くらいの夕焼けになりかけの空をバックに流れるこの「Merry Christmas Mr. Lawrence」は侘しさが倍増すると言うか、子供ながらも「何て切なく美しいメロディなんだ…」と思ってた記憶があります。

 

まとめ:ご冥福をお祈りいたします。

坂本龍一さんの晩年は闘病生活を余儀なくされたものでした。

2014年に中咽頭癌を公表して以来、複数回の手術を行いつつ創作活動を続けて来ました。こんなにも長い闘病生活は本当に大変なものだったと思いますが、

それでも坂本さんの中では常に「音楽」が原動力となっていたのでしょう。

 

坂本さんの死去を知ってから現在、私の頭の中では、

「Merry Christmas Mr. Lawrence」がモノスゴいヘビーローテーションで流れています。

あれほどの偉大な功績のある方ですから、世界中から哀悼の意が寄せられていると思いますが、おそらくは私の様に彼の曲がずっと脳内でリフレインされてる方は多いのではないでしょうか?

本当に残念な事ですが、彼の作った作品は永久に語り継がれることでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。

 

以上です…

アーティストは逮捕されると作品もこき下ろされる…

こんばんは!まるく堂です!

 

今回はちょっと気になるニュースを紹介します!

www.oricon.co.jp

現在アニメ「僕のヒーローアカデミア」の第6シーズンのエンディング曲「SKETCH]を歌っている秋山黄色(あきやま きいろ)さんが、11月23日に傷害容疑で逮捕されてしまいました。同棲している交際相手の女性に対して、髪を引っ張って引きずり回すなどの暴行を働いた様です。

 

「ヒロアカ」第6シーズンは2022年10月にスタートしたばかりで、

そのシーズン放送中の逮捕というのは前代未聞ではないでしょうか?

「ヒロアカ」は私も家族で毎週見てるくらいに楽しんでいて、秋山さんの「SKETCH」と言う曲も何度も聴いている内に好きになっていった曲です。

なので、今回の逮捕はかなり衝撃を受けました。12月3日放送の次回ではエンディング曲がどうなっているのか想像もつきません。流石に今まで通り使う事はできないと思うんですけどね。

 

アーティストが逮捕されると、その作品に対して様々な規制がなされます。

例えばミュージシャンだったらCDやダウンロードの販売停止になりますし、

漫画家だったらその本が回収される事もあります。

 

↓そして秋山さんの場合は逮捕によって、作品そのものがこき下ろされてますね…

news.yahoo.co.jp

このYahooの記事によりますと、秋山さんの作る音楽は別な有名アーティストの作品を簡単に模倣したりオマージュする事が多く、例えば「SKETCH」は憂いを帯びたメロディと転調、そして要所要所で裏声のボーカルがKing Gnuの「白日」に似ているとの事です。

そんな「好きな音楽をすぐに取り入れてしまう気軽さと、酒に飲まれて嫉妬から女性に手を上げる癇癪も、同じ“薄さ”で通じているように思える」と記事の筆者さんは書かれています。

まあ要は「作品が薄っぺらいから人間性も薄っぺらい」と言いたいのかも知れません…

 

このYahooの記事は、秋山さんの逮捕を受けて書かれたものだと思います。

でも私、ちょっと思うのですが…

記事の筆者さんが例に出している秋山さんの作品は

全て逮捕される以前のモノなんですよね。

つまりは筆者さんは秋山さんが逮捕される前から、彼の作品を薄っぺらいと思っていた事になります。

でも、逮捕される前にこの記事を発表する事はなかったと思うんですよね。

もし発表したとしても、一個人の感想としてそこまで注目されてなかったと思います。

今回、秋山さんが逮捕された事と筆者さんが感じる「作品の薄さ」を繋げた事で、

読者さんに対して「説得力のようなモノ」が生まれてしまった様に感じます。

 

確かに、今回の秋山さんがした事は擁護できるものでもないですし、暴力は絶対に許されるべきではありません。ただ、その事と作品の善し悪しを繋げられてしまうのは少し可哀想にも思えてきます。
作品のクオリティと人間性は必ずしもリンクしてないと思うんですよね。

性格破綻している様な人が多くの人達を感動させる名曲を作ることだってありますし、品行方正で立派な人が作った作品でも面白くなかったと言うのもザラにあります。

 

ただ、アーティストは逮捕されちゃうと何も言えません。

「作品と人格は別」と頭では分かっていても、やはり本能的な部分ではどうしても繋げてしまうんですよね。そして、一度そういうレッテルが生まれてしまうと、人はなかなか剥がす事ができないとも思うんです。

個人的には秋山さんの「SKETCH」と言う曲は、King Gnuの「白日」とはあまり似てない様に思います。エッセンスは似てるかも知れませんが、メロディも全然違うので完全に別な曲だと思います。

それでもアーティストが不祥事を起こしてしまったら、人格も作品そのものもこき下ろされてしまう、と言うのが現実なのかなとも思います。

 

秋山さんの認知度が上がってきた矢先の逮捕は残念としか言いようがありません。結果、せっかく作った作品そのものの評価まで大きく下がってしまったのも本当にもったいないですね。

今後、復帰できるのかどうかはわかりませんが…

とりあえず次回のヒロアカのエンディングどうなるんだろう?

そこがかなり心配だったりしてます。

 

以上です…

米津玄師の新曲「KICK BACK」が好きすぎて吐きそうな程聴いている…

目次(文字数:4500字前後)

米津さんの「KICK BACK」はもう聴いた?

こんばんは!まるく堂です!

 

2022年10月12日にダウンロード配信でリリースされた米津玄師さんの新曲「KICK BACK」

みなさんはもうお聴きになったでしょうか?

KICK BACK

KICK BACK

  • Sony Music Labels Inc.
Amazon

この曲は同じく10月12日より放送開始されたアニメ『チェンソーマン』のオープニング曲です。

米津さんがアニメの主題歌を担当するのは「僕のヒーローアカデミア」の第2シーズンのOP曲「ピースサイン」以来、5年振りとの事です。

アニメ『チェンソーマン』は「MAPPA(マッパ)」と言う企業が担当しているのですが、よくアニメにありがちな「製作委員会方式」を取らず、MAPPAと集英社のみの出資で製作されている様です。

おそらくは「製作委員会方式」だと出資している複数のスポンサーの意見が強くなり、様々な制約が入ってしまう事を回避した結果なのだと思われます。

しかしその分、失敗した場合はリスクが大きくなると言うデメリットも発生するため、

今回のアニメ『チェンソーマン』に関しては「MAPPA」は社運をかけているとも言われています。それだけ力を込めた作品にすると言う意気込みの表れなのでしょう。

 

そして、『チェンソーマン』のオープニング曲として米津玄師さんが書き下ろしたのが、この「KICK BACK」と言う訳なのです。

KICK BACKの意味

「キックバック」とは、チェーンソーを使う際に高速回転の反動により、意図せずに使用者の方に刃が急激に跳ね上がる現象を言うそうです。

画像生成AI「Stable Diffusion」より生成

これにより刃のコントロールがきかなくなったり、大ケガをする事も多々ある様です。

英単語の意味としては「…をけり返す」や「反撃をする」と言う意味合いもあり、『チェンソーマン』のストーリーを知る方なら「なるほどさすが米津さん!」と感心するタイトルだと思います。

「KICK BACK」で引用された曲の歌詞とは?

2022年9月19日、「モーニング娘。」の音楽プロデューサー「つんく」さんが自身の「note」で書いた内容が話題になりました。

note.tsunku.net

記事によると、米津さんの担当の方からつんくさんサイドに、2002年にリリースされた「モーニング娘。」の曲「そうだ!We're ALIVE」のフレーズの一部を使用させて欲しいと連絡があったのだそうです。

これまで2000曲以上を発表してきたつんくさん。曲の使用許可をお願いされる事は多々ある様ですが、米津さんほどの有名なアーティストにお願いされる事はかなり珍しい出来事だった様です。

引用するにもその理由がわからず、不思議に思ったつんくさんでしたが特に何も言わず快く承諾した様です。

数ヶ月後に完成した「KICK BACK」を聴いた時に、つんくさんは米津さんに対し「才能の塊というのは本当に恐ろしい。」と最高級の賞賛を送っています。

 

「KICK BACK」で特に印象的なのは「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」と言う部分だと思います。同じ言葉ではありますが「そうだ!We're ALIVE」の時の前向きな感じもありつつも、どこか虚しく響くような反語的な感じもあって、チェンソーマンの世界観や雰囲気にバツグンに合ってるんですよね!!

米津さんの才能もそうですが、つんくさんの男気がなければこの曲が生まれなかった事を考えると、奇跡に近い巡り合わせで完成した様にも感じます。

なぜ米津さんはモーニング娘。の曲を引用したのか?

今回、米津さんが「KICK BACK」でモーニング娘。の曲を引用したのには理由があると言われてまして…

それは『チェンソーマン』の舞台設定が1997年となっていて、この年はモーニング娘。がデビューした年であると言う事。

そして『チェンソーマン』漫画版のあるエピソードのタイトルが「超跳腸・胃胃肝血(ちょうちょうちょう いいかんじ)」となっているんです。

「超超超 いい感じ」と言うのは、2000年にリリースされたモーニング娘。の「恋愛レボリューション21」の歌詞の一節です。

おそらくは作者の藤本タツキさんがモーニング娘。に何らかの思いを漫画に含ませていて、それを米津さんが曲に反映させたかったと言うのもあると思われます。

「KICK BACK」の共同編曲者とは?

「KICK BACK」では「King Gnu(キングヌー)」のメンバー「常田大希(つねた だいき)」さんが共同編曲者としてアレンジに参加しています。

www.fashion-press.net

実は常田さんは、2017年にリリースされた米津さんのアルバム「BOOTLEG」でも楽曲プロデュースやアレンジャーとして参加していました。

ジャケット絵も米津さんが描いたもの

「KICK BACK」のジャケット絵にはチェンソーマンが描かれていますが、

この絵も米津さんがご自身で描かれているとの事です。

これまでのCDジャケット絵も米津さん自身で担当されていた様ですが、

本当にめちゃめちゃ上手い!!!

チェンソーマンは胸に着いてるスターターロープを引っ張ることで何度でも蘇る設定となっていますが、ジャケット絵では誰かにそれを引っ張られてますね。

ファンの方ならピンとくると思いますが、おそらくは「あの人」が引っ張っているのでしょう。

「KICK BACK」の好きなところ

2022年は米津玄師さんは「POP SONG」、「M八七」とリリースされていますが、

個人的にはこの「Kick Back」がめちゃめちゃ好きで、リリース日にすぐに購入し、

すでに50回以上は聴いてるくらいにハマってしまいました。

 

ベースの重低音から始まる入り方もすごくそそられるものがありますし、

この曲で一番好きな部分はやはり

「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」の繰り返しのフレーズですね。

同じフレーズでも部分部分でちょっと歌い方が違うなと感じる部分もありまして、

例えばイントロや間奏で流れるフレーズでは「BEAUTIFUL」を「ビューリフォー」みたいな英語発音っぽく歌ってるのに対し、歌のサビで歌ってる際には「ビューティフル」とやや日本語発音に近い感じで歌ってるんですよね。何を意図してるのかはわかりませんが…

これは50回以上聴いてようやく気が付いた部分です。

 

また歌詞の世界観も本当に『チェンソーマン』に合ってるんですよね。

主人公のデンジだったら、こう思うだろうなとか、そんな事を言うだろうなと言うのを上手く表現している感じです。

特に好きな部分は2番の「444(よーよーよー)3(さん)で外れる炭酸水」と言うところですね。

これは最初何を意味しているのかわからなかったのですが、

ネットのコメントを見てようやくわかったのは…

自販機についている「数字が揃うともう1本当たるくじ」を表現してたんですね!

↓こんな感じの…

歌詞で「4443」となっているのは、

あと一つ数字が揃えば当たるのに惜しくもハズレになってしまったのでしょう。

デンジだったらこんな経験してそう…と言うのもありますし…

数字がバラバラで外れるよりも、こういうのって悔しさが倍増しますよね!!

この心理をたった一行で表しているのが本当にスゴすぎ!と思いました。

 

そしてもう一つ気になる部分がありまして…

幸せになりたい
楽して生きていたい
全部めちゃくちゃにしたい
何もかも消し去りたい
あなたのその胸の中

二番の歌詞なのですが、

これ、主人公のデンジの心情を表現していると思いますが、

実は、とあるもう一人の重要人物の気持ちも代弁してる様にも受け取れる気がします。

それは『チェンソーマン』を最後まで読めばわかりますが、

ダブルミーニングにも思えて、これもスゴすぎると思いました。

 

「KICK BACK」は曲構成がすごく複雑で、なかなか覚えにくいリズムやメロディーなのですが、それが逆に「チェンソーマン」のハチャメチャ感に通ずるモノがあって自分にはかなり刺さる曲でした。

もしもまだお聴きになっていない方はぜひぜひ聴いてみて下さい!

 

現在はダウンロード版のみの販売ですが、CD版も11月23日に発売する予定です。

『チェンソーマン』について

『チェンソーマン』は藤本タツキさんの漫画です。

第一部が2019年から2021年にかけて「週刊少年ジャンプ」にて連載され、

現在は漫画配信サイト「少年ジャンプ+」において第二部が連載されています。

 

ストーリーは…

借金を返すために奴隷のような生活を送る少年デンジと、「チェンソーの悪魔」である小型犬の様な見た目をしたポチタ。彼らが「悪魔」と呼ばれる存在の駆除を生業としたデビルハンターとして働いているところから始まります。

借金元であるヤクザから悪魔が出たと言う知らせを受けたデンジ達は現地に向かいますが、「ゾンビの悪魔」の罠により殺されてしまいます。しかしポチタは偶然にデンジの血を飲んでかろうじて蘇生。そして契約と引き換えにデンジの心臓となります。

デンジは蘇り「チェンソーの悪魔」に変身する能力を得ます。そこにいたゾンビ達を一掃するデンジ。そこに公安のデビルハンターである「マキマ」が表れ、デンジは彼女の管理下に置かれる事になり…

と言う感じです。

 

アプリ版では第一部、第二部の全話を初回無料で見ることができます。

play.google.com

万人にオススメできる作品ではないのですが、もしもiPad等のタブレットPCを持ってる方で、グロテスクな表現も大丈夫な方ならぜひぜひ読んで欲しいと思う作品です!!

 

またアニメ版はPrime Videoを始めとした動画配信サイトで見ることができます。

TV放送後はAmazon Primeビデオが最も早く配信している様です。

まとめ:個人的に今年一番の曲と言っても過言では無い「KICK BACK」!

今回は米津玄師さんの新曲「KICK BACK」を紹介させていただきました。

すごく複雑なメロディーではあるのですが、何度も聴きたくなる中毒性が確実にあります。

今は車に乗っている時も、仕事している時も常に聴いてるくらいハマっている曲です。

今後発売されるCD版は他にもカップリング曲があったりするので、そちらもかなり興味が沸きます。

 

漫画『チェンソーマン』はKindleでも購入することができます。

アニメを見て、続きが気になり過ぎる人はぜひぜひ読んで見て下さい!!

 

以上です…

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