まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

新・個人作家さん紹介コーナー(第四回目)…くにさきたすくさん

スポンサーリンク

今年初めての個人作家さん紹介コーナーです…

ホント久々なんですけど…

電子書籍で出版されている

個人作家さんを紹介したいと思います!!

 

今回、紹介させて頂く方は

くにさきたすくさん

と言う方です…

 

こちらで用意させていただいた

テンプレがあるので

それに沿って紹介させていただきます!!

 

くにさきたすくさんってどんな個人作家なの?

1.お名前・ニックネーム

くにさきたすく(電子ショートショート作家)

 

おお!ショートショートですか!

短編小説よりさらに短いってヤツですよ!

プロ作家では

星新一さんなんかが有名ですよね!

当ブログで紹介する方では初めてのジャンルです…

 

2.出身地

これはあまり明かさないように活動しています。
とりあえず「雲の下」という事で……

 

いやあ!一緒一緒!!

私も「雲の下」生まれなんですよ!

奇遇だなあ…

(↑何…その人類皆兄弟…)

 

3.年齢・性別・血液型(任意)

男性。
A型。
歯磨きするとオェってなるお年頃です。

 

いつからがオェっとなる

お年頃かわかりませんが…

とりあえず20歳にしておきますか…?

(↑たぶん…違う気が…)

 

A型って几帳面な性格って言われてますよね!

何でもきっちりできそうで

できるものなら

なりたかった血液型です…

 

ちなみに私はB型のさそり座で

「うわマジ最悪…」

って真顔で言われたのが

未だにトラウマです…

(↑そういう情報いらねー…)

 

4.執筆歴

2012年12月ごろから、小説家になろうにショートショートをアップし始めました。
それから掌編公募に挑戦したり電子書籍に手を出したりして、いつのまにか2年半が経ちました。早いモノです。

 

Kindleが日本にやってきたあたりから

すでに取りかかっていたんですね!

確かに…時の流れは早いです…

 

5.受賞歴・応募歴

公募ガイドの「小説の虎の穴」というコーナーで、最優秀賞受賞を獲りました。ヽ(^。^)ノ

でももうそのコーナーが無くなってしまったので、あまり自慢できません。('A`)

その他にも掌編公募に挑戦していますが結果は芳しくありませんね。(´Д⊂グスン

 

すげえええええ!!

作家志望者 御用達の

公募ガイドで賞を取れるって

なかなかできることじゃないですよ!!

 

6.私の渾身の作品

前作『空論オンパレード』は、沢山の作品の中から評価や感想を参考にしながら抽出したので完成度は高いかもしれませんが、
「渾身の」と聞かれるとやっぱり最新作『ポンコツ×ショート』ですね。
ワンテーマでたくさんのショートショートを書くのは大変でした。
ってまだ2冊しか出してないんですけどね。

 

今回、くにさきたすくさんのご厚意により 

イチオシの作品である

「ポンコツ×ショート」を

読む機会がございましたので

そちらも紹介したいと思います…

 

とは言え…

当方はあまり本を読まない

ド底辺読者でありますことを

あらかじめお知らせしておきます…

ご了承下さい…

 

くにさきたすく作「ポンコツ×ショート」

ポンコツ×ショート

ポンコツ×ショート

 

内容紹介
『ポンコツ・ショート』

ラジオ、テレビ、冷蔵庫――身のまわりの壊れてしまったモノたちが、今ここにストーリーとして蘇る。

世のポンコツたちに捧ぐショートショート20作

 

『着信音が』

星新一の「ノックの音が」へのオマージュ作品。全ての物語が「着信音が鳴った」で始まるショートショート10作。

 

(計およそ五万字)

電化製品や着信音をテーマとしたショートショート!

内容紹介でも説明されてますが

こちらの電子書籍は

『ポンコツ・ショート』という作品と

『着信音が』という作品を

二つあわせたモノになっております…

 

その作品数…

合計30作品!!

これはショートショートとは言え

圧倒的なボリュームです!!

 

人と家電が織りなす妖しくも不可思議な世界…

『ポンコツ・ショート』 の方では

一癖も二癖もある家電がいくつも登場し、

それを使う人間に予想もつかない結果をもたらします…

 

例えば

冒頭の物語「無口なラジオ」では…

 

掃除中に見つけた古い小型ラジオ…

そのダイヤルを回すと

メモリを差すはずの赤い針が上部から飛び出て

回せば回すほど、空中をどんどん突き進んでいきます…

その赤い針が壁を通過した時点で

自分の中に、なにやら人の声が聞こえてきて…

という感じです…

 

着信音から始まる不協和音…

『着信音が』の方では

物語の全てが着信音から始まり

そこから日常を少し離れた

ストーリーが展開します…

 

作品の一つ「なぞの声」では…

 

閑静な住宅街の

とある一軒の家に侵入した空き巣…

住人は旅行中で誰もいないはずなのに

部屋に鳴り響く着信音…

旅行なのに携帯を忘れたであろう住人を

小バカにしつつ部屋を物色していると

突然

「あなたは……だあれ?」

という謎の声が…!!

という感じです…

 

実際に読んでみて思ったこと…

文章がめちゃめちゃ読みやすい…

全く関係ない話題ですけど…

お笑い芸人のだいたひかるさんの

"どーでもいいですよ…"のネタで

「長い小説は…まとめろ…!」

というのを覚えてるんですけど…

 

小説の場合だと

文章にやや冗長な部分があっても

許される部分があると思うのですが…

 

ショートショートの場合は

いかに短く、いかに適切に伝達するか

というのがカギの一つになってると思うんです…

 

そのセオリーに沿うように

くにさきたすくさんの書く文章は

比喩表現にいたるまで洗練されていて

流れる様に読むことが可能です…

 

その情景がパッと浮かんでくる感じ…

とでも言うんですかね…

 

これは何度も推敲されてきたのと同時に

くにさきさん特有の言葉選びのセンスも

あるのだと思います…

 

比喩表現って

結構難しいと思うんですけど

あまりに奇をてらったり、狙ったりすると

スムーズに読みにくい「突っかかり」が

生まれちゃう事もありますよね…

 

もちろん個性を出すためには

時にはそういった演出(?)も必要だと思うのですが

第一には読みやすさを意識して頂いた方が

個人的はありがたいです…

 

そういう意味では

くにさきさんの読みやすい文章は

普通に小説を書く個人作家さんにも

かなり参考になるのではないでしょうか?

 

プロット、構成が立体的…

これは私自身、どう表現すればいいのか

わからないのですが…

 

例えばこの作品では

一つのショートショートにつき

一つの家電がキーワードになっています…

家電にはさまざまな特徴があって

それにより物語は進んでいきますが

 

ストーリーラインとは別に

その物語全体が

その家電の特徴というか

エッセンスを含んでる

って感じたんですよね…

 

たぶん実際に読んで頂いた方が

わかると思いますが

くにさきさんはだいぶ細部にまで

こだわって作品を書かれてるのがわかりますね…

一つ一つの完成度がかなり高いです!

 

パターンがカブらない…

作品が30もあると

似たような話があって良いようなものですが…

意識して全てパターン別の

ストーリーにしてますね…

 

これは並大抵の努力じゃないですね…

よくもまあ思いつくなあ…

と感心しきりです…

 

あえて気になる点を言うなら…

こちらの作品は

ショートショートとして

かなりの高レベルだと

思うんですよね…

 

ストーリー展開に関しては

私がどうこう言ったところで

改悪になっちゃうよなあ…

って感じです…

それほど完成度が高い作品だと思います…

 

なので…

もはやアラ探しの部類になっちゃうのですが…

ほんの二,三箇所において

個人的に意味の把握が少々難しい

部分がありました…

 

ただ、それもどうでも良いと言えば

どうでも良いような、大した部分でもないし

ひょっとしたら

私の読解力に問題があるかも知れないので…

 

今回は、くにさきさんに直接メールを出して

伝えさせていただきました…

 

まとめ…

先ほども書きましたが…

「ポンコツ×ショート」は

ショートショートだけでなく

小説を書かれてる方も非常に参考になる

部分が多い書籍だと思います…

なので

ぜひぜひ御一読下さい! 

 

また、くにさきさんご本人の活動として

同ジャンルを執筆されている方同士で

ショートショート研究会を開かれているようですね!

taskuni.hatenablog.com

第一回目はつい昨日終了したようですが

手応えを感じたようで

これからも続ける可能性が高そうです…

こういうのっていいですね…

得るものが大きそうです…

 

今後も期待の個人作家さん

くにさきたすくさんを

紹介いたしました~!!!!

 

↓書籍の特設サイトです…

ponkotsu-short.tumblr.com

 

以上です…

 

くにさきたすくさんの他の書籍もどうぞ! 

空論オンパレード

空論オンパレード

 

 

個人作家さん紹介といえば…こちらの記事もいかがでしょうか?

marukudo.hatenablog.com

marukudo.hatenablog.com