2021年8月16日更新/文字数:2700字前後
「夢オチ」が好きな人はいるのだろうか?
話に「意外な結末」を持ってくる方法として
「夢オチ」ってありますよね…?
もう皆さん、ご存じ過ぎるくらいご存じかも知れませんが
あえて「夢オチ」を説明いたしますと…
これまでに展開されてきたストーリーが
主人公、または他の人物の「夢」だった!!
という結末にしちゃうことです…
作者目線で考えると、主人公達をいろんな危機的状況にしてしまえるし、
誰か重要な登場人物も死なせ放題です…
もはや作者ですら解決不可能な状態にしてしまった後で
全部夢でした…
の一言で済ませることができます…
ただし、読者目線で考えますと
結局、現実でも何でもない、始まってすらもいない物語を読ませてたのか?とか
今まで親しんできた登場人物らは全て存在してなかったのか?とか
妙に虚無感を感じてしまいますし
しかも現在ではあまりにメジャー過ぎる展開なので
「意外な展開」どころか「忌み嫌う」くらいまで
嫌悪する方のほうが多いでしょう…
「夢オチ」を使った作品…
不思議の国のアリス
私が知る限りでの「夢オチ」作品で
一番古いのはコレですね…「不思議の国のアリス」…
(↑もっと古い作品があったらスミマセン…)
刊行は1865年ということで
この当時だと「夢オチ」ってまだ新鮮だったのかなあ…?
読んだ読者さんも
「うおおおおお!!夢?夢だったの?
すげえええええ!!!まさかの展開いいい!!!
斬新!!斬新過ぎるうううううう!!!」
ってめっちゃテンション上がったりしてたのでしょうか…?
もしそうなら…この時代に生まれたかったかも…?
ハイスクール!奇面組
私が小さい頃にとても好きだったギャグ漫画です…
登場人物の名前がいろんなモノとか事象をもじってるのが
妙に面白かったんですよ…
一堂零(いちどう れい "一同礼")とか
冷越豪(れいえつ ごう "レッツゴー")とか…
特に今でも覚えてるのが「中島みゆき」さんをもじった
雪中路 まみ(ゆきなかじ まみ)でした…チョイ役だったんですけどね…
で、この作品はシリーズ合わせて7年ほど連載されてましたが
最終回でまさかの夢オチとなってて愕然とした覚えがあります…
(↑現在は少し修正されてる様だけど…)
代紋<エンブレム>TAKE2
私はこの作品を読んだことがないのですが
最終回がやはり「夢オチ」に近い状況で
賛否両論あったようです…
インセプション
レオナルド・ディカプリオと渡辺謙さんが共演した映画です…
これは夢オチというよりは「夢が舞台」って感じなので
厳密には違う気もしますけど…
夢と現実が交錯するようなラストは
良かったと思います…
他にもホラー映画なんかにも
よく使われてますし…
もっともっとたくさんあるのですが…
キリがないのでこのくらいにしておきます…
もう「夢オチ」で新しい展開は無理なのか…?
世の中に文芸作品っていくつあるのか
想像もつきませんけど…
その中で「夢オチ」を使った作品もかなりあると思います…
なので、もはや使い尽くされてるとは思うのですが…
なんとか誰も手を付けてない「新境地」って
開けないもんですかね…?
映画の「マトリックス」なんかは
コンピューター世界という「ほぼ夢オチ」を前提に
そこから物語が進むという、かなりな新鮮さを感じたので
まだそうした展開ってあると思うんです…
というわけで…私、まるく堂が
「夢オチ」の新アイデアに挑戦したいと思います…
それではまいります…
1. 悪夢を抜け出たら最悪の現実だった…
物語の途中で夢であることに気づき
試行錯誤して抜け出すと、そこが最悪な現実だった、
なんてのはどうでしょうか?
例えば、自分が借金まみれだったとか、殺人犯だったとか…?
とにかく囚われていた夢よりも現実の方がヤバい状況だったと言う事です。
う~ん…
普通に何かの映画にありそうな展開ですね…
次いきます…
2.悪夢を抜け出たら現実は体を動かせない植物人間だった…
これも…何か映画とかでありそうですね…
必死で抜け出た夢の世界が、実は自分が大金を使ってでも留まりたかった場所だったのですが、なぜかその記憶を忘れて抜け出したくなってしまったのです!
……
……
これも普通にありそうですね…
ハイ、次です…
3.目が覚めると自分がロボットだった…
人間だと思ってた自分が実はAIが組み込まれたアンドロイドで、
ずっと囚われていた夢とは、そのアンドロイドが人工知能チップを埋め込む際に起きた
0.001秒のショートの瞬間の物語だったとか…
って意味がわかりませんね…
次!!
4.同じ夢を全員が見ていた…
10人くらいが密室空間に囚われて生きるか死ぬか、デスゲームみたいな事が始まるんです。
そして知恵と駆け引きを勝ち抜いて最後の1人が生き残るんです。
その主人公が喜びの雄叫びを上げた瞬間、めまいがして気絶します…
目の前には、それまで自分が戦い、死んだはずのメンバーが全員揃っていて、
主人公1人をじっと見つめているんですよ。
そう今までの戦いは全て夢だったのです。
今までの殺し合いはただのデモストレーションで、
ここからの第2ラウンドが本当のサバイバルなワケです…
他のメンバー達は、静かに主人公1人だけをにらみつけています。
主人公は悟ります…
「次に真っ先に殺されるのは自分だ」と…
みたいな…
お!
これ…自分で書いててなんか良さげな気もしますけど…
やっぱ似てるのとかあるんだろうなあ…
5.…ぎ…ギブアップ…
スミマセエエエエン!!!
無理…
もうアイデア出すの無理ですうううううう!!!
ウワアアアアアア!!!!!
まとめ…結局…無理っぽい…orz
(;゚Д゚)ハ…!?
す…スミマセン…
うっかり寝てしまいました…
いや~変な夢でしたよ~
なんか成り行きで
私が「夢オチ」の新アイデアを考えるんですよ…
何言ってるんでしょうね…?
そんな事、私にできるわけないじゃないですか!!?
いや~、すっかり眠ってしまったので…
今日はどんな記事を書こうか
これから考えたいと思います…
以上です…