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まるく堂の電子書籍やろうぜ!

電子書籍関連や小説のネタになりそうなニュース等、少しでも個人作家さんのお役に立ちたいブログです。

音楽に政治を持ち込んで欲しくない理由


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目次

 

音楽と政治は切り離せないモノなのか…? 

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こんな記事を見つけました…

www.j-cast.com

今年で20回目の歴史を持つ、ロック音楽の祭典

「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)」

7月22日から24日の3日間にわたり開催されます。

 

その中で、政治的な活動をされていたグループの方が

ステージに上がるという事で騒動が起きているようです。

(トーク、またはスピーチという形のようです。)

 

これに関して「フジロックに政治を持ち込むな」という意見と

「フジロックはもともとそういう場」という意見で

賛否両論の大論争となってしまった様です

 

ロック音楽の由来

 

「ロック音楽」の由来を調べると、大体、

抑圧された若者達の「社会への反体制」の姿勢から生まれた、

と説明されます。

 

そう考えると、ロック音楽に政治的な発言が含まれていても

ひょっとしたら、なんら問題はないのかも知れないです。

 

とは言うモノの…

この件に関して、

妙に腑に落ちない自分がいるのも事実…

この気持ちは何なのでしょうか?

 

私はフジロックに行ったこともございませんし、

特に気になるアーティストの方もいないんですけど、

「フジロックフェスティバル」とはただ単純に、

好きなミュージシャンの音楽を楽しむ場だとばかり思ってました…

 

かなり前から政治的表現の場となっているとは

夢にも思ってなかったので、結構驚いてしまったんです。

 

音楽は何を表現しても自由、ただ…?

 

音楽は表現手段の一つです。

音楽を、そうした自分達の意志や思想を伝達する「ツール」として考えると、

使い方はその人次第、本来は何を歌ったって自由です。

 

なので、使う人によっては政治的表現や社会問題の提起の場として

利用することもあると思います。

特に「核原発反対」等はいろいろなミュージシャンの方も

テーマにされている様ですし…

 

ただ、個人的にそうした歌を好ましく思わないのは

「音楽に境界(border)はない」という、

自分が「そうであれ」と思ってる観念が

崩れちゃうからだと思うんです。

 

例えば、「原発反対」を歌った曲にしてみても、

〈とてもメロディーラインが気に入ったんだけど

私、"原発賛成派"だから100%はこの曲を楽しめない。〉

という方もひょっとしたらいるかも知れないんですよ…

これって、ちょっと悲しくないですか?

 

〈この曲を完全に楽しみたいから私、反原発派になるわ!!〉

というのも違うと思いますし…

この時点で、その曲を聴く人に「境界」ができてしまうことになります。

 

ミュージシャンの政治的な発言で思い出されるのはコチラですね!

milfled.seesaa.net

「リライト」に代表される日本の実力派ロックバンド、

「アジアン・カンフー・ジェネレーション」のボーカル担当の後藤正文さんは

政治や社会問題に強い関心を持つミュージシャンの一人です。

 

私も大好きなバンドの一つで、マイナーかも知れませんが

「新世紀のラブソング」、「暗号のワルツ」等は

名曲だと思っていて、発売から数年経った今でもよく聴いています。

 

ただ、そんな私でも

ライブ中に政治的な批判はして欲しくなかった。

とは思うんですよね…

 

上記記事では安倍首相を悪辣な言葉で批判されていた様ですが、

ファンの方々の中には安倍首相をめっちゃ応援している人も

いたハズなんです!

 

アジカンの曲は大好きなのに、彼らの曲に集中して楽しみたいのに

ステージの所々に「あの政党はダメだ」的な揶揄が入ってしまうと、

妙に悲しい気分で帰るハメになると思うんです。

お金を払ってて、こんな気分になるなら踏んだり蹴ったりですよね…

 

〈あのミュージシャンが応援するなら私もあの政党に変える!〉

というのも絶対に違いますよね!!

 

よくいろんなミュージシャンの歌詞の中で

「年齢も性別も国籍も関係ない」みたいなのがありますが、

実は思想にだって境界がございます。

 

「支持政党」というのもそれに当たると思いますが、

曲だけを純粋に楽しみたいのに、

そのコンサートが、自分の思想を試される

半ば「踏み絵」のような存在になってしまうのは、

あまり好ましく無いように思います。

 

ミュージシャンが政治的な主張をするなと言うわけではありませんが、

どうしても「思想の境界線」は生まれてしまいます。

つまり国境も何も関係ないと言いながら、自分達で線引きをしてしまっているのです…

 

「イヤなら聴くな」というのも、暴論です。

イヤでは無いのに、曲自体は大好きなのに、

直接の音楽部分じゃないところで「境界」が存在してしまうのが悲しい、

ということなのです。

 

ミュージシャンの一番の幸福とは何か…?

 

私、全然ミュージシャンでも何でもないのですが、

ミュージシャンにとっての一番の幸福って何だろう?と思ったんですよね…

 

お金持ちになること?

それも一つかも知れませんが、ミュージシャンじゃ無くても

裕福になれる可能性のある職業はたくさんあります。

 

自分の意志を表現すること?

これもきっとあると思います!

が!!

ならば、文筆家を目指すという手段もあったハズです。

 

私が思うミュージシャンの一番の幸福とは、

自分の奏でる音楽で、聴いてるファンが

ただただ一心に全てを忘れノリにノッている!!

ここじゃないかと思うんですよ!

これだけはミュージシャンにしかできない事です。

このためにひたすら頑張ってきたのではないでしょうか?

 

そう考えると、

個人的にはそうした政治的な部分は

雑念でしかないんですよ…

ノリにノるにはただのジャマです!!

 

もちろん、この世には重大な問題が山積みなのはわかります。

「なんとかしなきゃ」と言う強い思いもわかります。

でもファンのみなさんはあなたの曲を聴きに来ているのです!

政治的思想を伺いに来ているワケではないのです。

 

なんだったら極論になりますが、

実は、歌詞は大した事を書かなくて良いのかも?

と思う時もあります。

 

ただ今、世界を席巻している、

私も絶賛どハマリ中のメタルグループ

「BABYMETAL」の代表曲である「ギミチョコ!!」も

大まかに言えば「チョコくれ!!」って

言ってるだけですからね!!

 

それでも世界中の様々な人種のファンの方達が

ただただひたすらに、ほとんど日本語でしか歌わない彼女達の音楽を

心から楽しんでいるんです。

 

例えばなんですけど…

あるバンドのコンサート会場で、隣に白人の方がいたとします。

その人は極度な人種差別主義者で、白人以外は認めないような極度なレイシストだとします…

しかし、いざライブが始まると、その瞬間は思想も何もかも忘れて

隣のアジアの人や黒人の方と一緒になって

ストーム(観客が輪を描いてグルグル回る)をし始める…

それって最高じゃないですか?

 

それは、ミュージシャンだけが構築する事ができる

人類共存の可能性です。

 

もしかしたらそれは束の間の事かも知れませんが、

それ以上を望むのであれば、政治家などに転身して

根本から社会を変えていくしかないのかも知れません。

 

まとめ:政治的主張は適切な場所で!でも大人の事情もあるんだろうね…

 

どんな政党であれ、どんなグループであれ、どんな思想であれ、

それを主張する場が与えられる事は絶対に必要だと思います。

日本では「表現の自由」が約束されているからです。

 

ただ今回、「FUJI ROCK FESTIVAL」がそれをするのに適切な場所であると

考えている方々が果たしてどれくらいいるのか?

少なくとも私は疑問に思います。

名前だけ聞くと、純粋に「音楽の祭典」ですから…

 

もしも名前が「FUJI POLITICS(政治) & ROCK FESTIVAL」だったら、

私も記事に取り上げなかったと思うんですけどね…

 

でも、たぶんですけど、

スポンサーとの絡みとかもあるんだろうなあ…

とは思います。

 

そのコーナーが無くなることで、スポンサーの意向で

来年以降、ライブの存続が危ういというのであれば

やはり不本意ながらも、政治的主張をしてくれてた方がいいのかな?

とも思いますけどね。

気にしなきゃいい話ではあるので…

 

以上です… 

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