まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

自分で「ご説明いたします」って「ご」を付けるのに違和感がある…

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目次(文字数:2400字前後)

 

敬語って難しいよね…

こんばんは!まるく堂です!

「ご説明いたします。」「ご案内いたします」に違和感…

ふとドラマを見ていたら、

ある男性がどこかの大きな会場でマイクを取り、

観客に向かって、

「ご説明いたします!」

と叫ぶシーンがありました…

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特に何と言う事もない普通のシーンではあるんですけど、

あらためて考えると「オヤ?」という違和感があって

それは何かと言いますと、

自分の行動に対して「ご」がついている

って事でした…

 

動作に対して「ご」や「お」をつけるのは、

基本的に相手がした行動に対してのハズ…

「ご覧になる」とか

「ご利用になる」とか

「お帰りになる」等…

いわゆる「尊敬語」ってヤツですよね…

 

そう考えると、

「ご説明いたします」

と言うのは「説明しているのは自分」なのですから、

自分の行動に「ご」を付けてるなんて

お前はそんなにエライんかああい!!!

と、私はおっしゃりたいワケです!!

(↑お前も言葉の使い方間違ってるけどな…)

 

個人的には

「説明いたします」くらいの表現でイイんじゃね?

なんて思っているのですが…

 

とは言え、テレビでも堂々と言ってるくらいですし、

実際にこうした言い回しを使っている方も多いと思います。

そう考えると、間違いではないのかも知れませんけど、

「正しい使い方である」という確たる証拠が欲しくなったんですね…

 

そんな私の疑問に対して答えてくれるサイトがありました…

bizkeigo.koakishiki.com

 

↑コチラの説明によりますと…

自分の行動に「お」や「ご」をつける事が適切であるかどうかというのは

学者さんの間でも賛否が分かれるのだそうで、

とりあえずの結論としては…

上司・クライアントへの手紙や説明、電話のように、向かう先が目上の人に当たる場合は、「お」「ご」をつけてもOKだとしているようですね。

という事だそうです…

 

今回の「ご説明いたします」を例に挙げてみますと…

これから自分が説明する対象は「お客さん」なワケです。

「お客さん」とは、ビジネスマンにとっては「神様です」なんて言葉も聞くように、

自分より目上の方と位置づけされます。

 

そんな、立場が上の人に自分が「説明する」場合は、

「ご」をつけて「ご説明いたします」と言っても「適切である」

と、考えることができる様です。

 

また、「ご」は、尊敬語としてだけじゃなく、

「ご~いたす」「ご~申し上げる」という形で

謙譲語としても使うことが出来る様です。

 

「ご説明いたします」というのは、まさにこの形に沿っているので

謙譲語として考える事もできる、という事なんですね…

なんとなく納得しました…

 

未だに「テキトー敬語」を使ってたりする私…

個人的に敬語って普段使うことが少ないので、

とにかく

動作に「お」と「ご」をつけたりとか

「お~なさる」みたいなのを付けとけばいいや…

なんて考えちゃいますけど…

 

あまりに度が過ぎると「二重敬語」と言って、

逆にウザがられる事も多い様です…

www.levelup99.net

ありがちなのが、

尊敬語にさらに「れる、られる」を追加してしまう形です。

 

例えば…

〇〇さんがお帰りになられました。

一見、丁寧な言い回しに聞こえますが、この文は、

「お帰りになる」という尊敬語に、さらに「れる、られる」を

使っているので、「二重敬語」となる様です。

この場合は、

〇〇さんががお帰りになりました。

が正しい様です。

 

〇〇さんがお越しになられました。

これも同様で、

〇〇さんがお越しになりました。

と言うのが好ましいし…

 

イタリアの哲学者カンパネラさんが「モッツァレラ」とおっしゃられました。

これも二重敬語の形なので…

イタリアの哲学者カンパネラさんが「モッツァレラ」とおっしゃっていました。

というのが正しい様です。

(↑この例文…何?)

 

ただし、「お召し上がりになる」「お伺いする」等、

習慣または慣例として定着しているため、 使用してもよいと考えられる

二重敬語も存在する様です…

って…

どないやねん!!!

それはウザくないんかい!!!

と、結局…

なんだかよくわかりませんけど…

 

「要は気持ち」ってのはダメですか…!?

う~ん、正直な話、なかなか敬語なんて上手く使えません…

しかし世の中には敬語にうるさい方々がいらっしゃるのも事実です。

 

ただ、個人的な考えなんですけど…

例え文法の使い方を間違っていたとしても

尊敬語を使おうって意志がある時点で

敬ってる感じはするんだし…

その文章を「尊敬語」って事にしても良くないですか?

 

何て極端すぎですかね…?

そんな事したら、

「言葉が乱れまくるじゃないか!!!」と、心配される方も多いと思います。

 

今でさえ、

「見れる」とか「知れる」等の「ら抜き言葉」もそうですし、

 「1万円からお預かりします。」

「○○で、よろしかったでしょうか?」

等、コンビニの店員が使ういわゆる「バイト敬語」でも

違和感や不快感を感じる方もいらっしゃいます。

私自身、若い方々が使う言葉についていけない事も多々ありますし…

 

でも言葉なんて、どうせ時代と共に

変わって行くモノじゃないでしょうか?

 

もしも言葉がずっと変化してなければ、

今現在でも

「そちの名は何と申すのじゃ?」

なんて口調だったハズです。

 

その当時の人にしてみれば、現代の人が使う言葉なんて

乱れまくりもいいトコじゃないでしょうか?

 

なので…文体がどうこうと言うよりも、

言葉に気持ちが入ってるかどうかを汲み取って行けたらな、

と…

 

相手が多少、尊敬語をはき違えてる使い方をしたとしても、

一生懸命応話してくれている様なら、ニコニコ笑顔で応対できる…

そんな人にこそ私は心から尊敬語を使いたい!!

って、思うんですけどね…

 

以上です… 

「敬語」と「マナー」は一緒に覚えるとうまくいく! (青春新書プレイブックス)

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