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落語だって元々は誰かのバカ話から始まったと思う…


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 目次(文字数:2600時前後)

 

裸でお盆は芸ではないのか?

こんばんは!まるく堂です!

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6月の記事なんですけど、こんなのを見つけました…

www.huffingtonpost.jp

桂歌丸さんが、なぜかアキラ100%さんについて言及し、

「裸でお盆を持って出てきて、何が芸なんですか?と。私は違うと思うな。ああいうのを見て、面白いな、うまいなと思われちゃ困る」

と、一刀両断した、というニュースです…

 

正直な話…

私もアキラ100%さんであまり笑った事はございません…

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twitterより画像参照

 

でも、キャラクターは全然嫌いじゃないですし、

遅咲きなので同じオッサンとしては応援したくもなりますけどね。

 

ただ、このままあの裸芸だけで芸能界で生き続けるにはちょっと弱いかな?

とも思います。

なので、歌丸さんの言う事もわからないでもありません。

 

なんですけど…

「裸でお盆を持って出てきて、何が芸なんですか?」と言われれば、

いや、芸だろ!!

と、歌丸さんの「のど輪」あたりを狙ってツッコミを入れたくなります。

(↑死んじゃうって…)

 

アキラ100%さんの裸芸を見て、

笑った人、面白いなと感じた人がいる時点で、

それは立派な「芸」なんです!絶対!

 

「お笑い」ってそんな堅苦しいモノかな?

歌丸さんは落語界で65年も生き続けているモノスゴイ方です。

それは間違いありません。いわば「重鎮」といっても良いでしょう。

 

その長い間、ずっと切磋琢磨して技術を磨いてきた歌丸さんにしてみれば、

「ああいうのを見て、面白いな、うまいなと思われちゃ困る」

と言ってしまうのもわかりますし、

芸の見せ方としては軽すぎる、と思ってしまったのかも知れません。

 

ただ、困る…と言われても、

それが「面白い」と思った人は実際にたくさんいるわけだし、

「誰かを楽しませた」という事実をわざわざ否定する事に

何の意味があるのか? 

とも思ってしまいます。

 

ちょっと曲解かも知れませんけど、私は歌丸さんの言葉の裏に

「(例えば落語の様な)伝統や格式あるものでしか面白いと感じてはいけない」

と言ってる様にも聞こえるんです。

 

「お笑い」って、

そんな小難しいモノなのでしょうか?

 

落語家になるのも大変だ…

落語はいまや、古くから続く格式高い芸能の一つとなっています。

「三遊亭」や「桂」、「林家」などの名門の落語家達が

代々その亭号(ていごう)を受け継ぎ、伝統を守っています。

 

同じ話でも、語る落語家さんによって面白さも全然違ってきます。

身振り、手振り、話の間、等を駆使して、

聞き手をその落語家の世界に引きずり込むには、相当な技術が必要とされますし、

覚える話だって、1つや2つじゃありません。

 

さらに、現在、落語家さんは800人くらいいる様ですが、

その内、落語だけで生計を立てられるのは100人程だそうです。

diamond.jp

落語家になったらなったで、かなりキビシイ競争倍率なんですね。

人を笑わせるために、こんなに苦労をしないといけないとは…

 

落語の元々の原点は誰かのバカ話では?

と、落語に関しては、すでにシステムが出来上がってる感がありますね。

 

決して、その伝統を批判するワケではないのですが…

そんな格式ある落語でも、ずっと昔の原点を辿ってみれば、

ただ、一人の男(または女)が面白いバカ話をしていた 

これだけだと思うんですよね…

 

あくまでも個人的な推測ですが…

 

ある日、二人の男がちょっと下品で低俗な会話をしていて、

片方の男の話を聞いていた相手が、

「ちょ、お前、その話めっちゃオモロイじゃん!!」

とゲラゲラ笑うんですよ…

 

そして数日後、何かの人の集まりがあって、

「おい、この前の面白い話、コイツらに聞かせてやれって!」

と促して、男は同じ話をもう一度するんです。

やはり、みんな爆笑!

 

その内、男はその話を自分の持ちネタにして、あちこちで話すようになります。

聴衆達も、他に面白い話はもっとないのか?と、

男に期待するようになります。

 

そしてウワサがウワサを呼び、

遠くからも、その男の話を聞きにやってきたりと、

ちょっとした有名人になり、

男の方でも「面白い話が商売になる」と気付き始めます。

 

ネットやメールがない時代、

地方に行けばいくらでも同じネタで稼ぐ事ができます。

やがて男に心酔した者達が、

「私も面白い話がしたいです。弟子にしてください!」

と懇願し、一種の派閥ができあがります。

 

あくまでも想像ではあるのですが、

落語界のシステムができあがるまでに、これに似通った事象が起きていた可能性が

充分に考えられます。

 

何が言いたいかと言いますと…

落語で語られる話も、元々はそんなに高尚なワケではなくて、

そういう意味では「裸芸」とも共通してるモノもあるのではないでしょうか?

 

人って高尚なモノでなかなか笑いませんしね…

むしろ、低俗でエロい落語なんてのも

あったりする様ですし…

 

私に言わせれば「バカ話」も「裸芸」も、似たようなモノであり、

人を楽しませるという点では、上も下もないんです。

 

まとめ:同じ「芸」なら笑わにゃソンソン!

今回、落語をディスってる様に思った方がいたとしたら、それは誤解です。

 

落語家さんが死にものぐるいで「真打」を目指し、

舞台に立つ事を思えば、批判なんてできるハズもありません。

 

ただ、プロであるならば、畑の違う他の芸に対しては

頭ごなしに批判せず

「その芸がなぜウケているのか?参考になる部分はあるだろうか?」

と、冷静に分析する姿勢は必要なのではなかっただろうか?

そう思ったんですよね。

 

アキラ100%さんの件にしても、ただの裸芸ならばあんなにブレイクしませんし、

あの、見えそうで見えない、見えたら一発アウトという緊張感をネタに絡ませ、

視聴者を楽しませるためには相当な「おぼんテクニック」が必要なんですよね。

そこに並々ならぬ努力が存在しているワケです。

 

「人を楽しませる」という部分では落語だって、裸芸だって一緒なのです。

まあ…

落語の方が長続きするのは確実ですけど…

 

そもそも歌丸さんにアキラ100%を語らせること自体

間違ってましたね…

 

というか…まずは…

「笑点」の林家三平(2代目)がしゃべった後の

微妙に変な空気をどうにかしろよおおおおお!!!

と思ったのは私だけでしょうか…?

 

以上です… 

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