お題「最近気になったニュース」
こんばんは!まるく堂です!
本日気になったニュースはコチラです!!
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌「新潮45」への寄稿で、
同性カップルの方々に対し、子供を作らない、
つまり「生産性」がないとし、
そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか?
と発言していた事により炎上、騒動が広がっている、というニュースです。
まず、この記事を読んで思った事は、
「生産性」って何?
って事でした。
早速wikipediaで調べてみますと…
生産性 - Wikipediaより参照
生産性(せいさんせい、Productivity)とは、経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。
一定の資源からどれだけ多くの付加価値を産み出せるかという測定法と、一定の付加価値をどれだけ少ない資源で産み出せるかという測定法が在る。
だそうです…
ある素材や資源から、何らかの手を加えることによって
価値を上げ、利益を産み出す事
その度合いがポイントみたいですね。
例えば、
商品を原価で仕入れて、それに利益を付けて販売したり、
紙と筆等を使ってイラストや小説などで作品として出版・販売する事
その売れ具合なんかも「生産性」と言えそうです。
ただ今回、杉田議員はこの「生産性」という言葉を
「子供を産む事」と言う意味で使用したのだと思われます。
確かに、同性カップルの方々は通常、養子をもらう等をしない限りは
子供をもうけることはできません。
だからといって、それを「生産性が無い」と言い切り、
さらには「税金を投入しなくても良い」と言う結論に結びつけるのは
かなりの暴論に聞こえてしまいますね…
同性カップルに対して、どういった形で税金投入になるのか、
具体的な事がわかりませんが、たった一言でバッサリと切って良い問題ではないと思います。
同性カップルの方々でも子供が欲しい方もいらっしゃるでしょうし…
多種多様な価値観が生まれつつある今、時代の移り変わりと捉え、
取り組んでいかなければならないのだと思います。
とは言え、現実には様々な問題がありますし、
それを一気に解消する手段なんてほぼ皆無でしょうから、
時には優先順位として「生産性」を基準に考慮する必要がある場合もあります。
ただ今回の同性愛者の方々をやり玉に挙げるやり方は何か違うな…とも感じました。
得するかしないかの「生産性」だけで決められると、
生活をしていくのもままならない方々というのも存在しているのも事実…
できれば、税金投入はそうした「生きづらさ」や「理不尽さ」「不都合さ」を、
少しでも減らせるような方向への使い方をして欲しいなあ…
と、今回の記事を読んで思った次第です。
なかなか世の中は難しいですね…
以上です…