まるく堂の〇〇やろうぜ!

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自分の中で「うしおととら」が暴れだし、Kindle版をまとめ買いしてしまった…

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私、まるく堂が読んだ漫画の中でもTOP3に入る「うしおととら」

若い頃には漫画をよく読んでました。

今も読んではいるのですが、当時はその比では無くサルのように次から次へと読んでましたね…

そんな中でも「自分の心に残る漫画を言え!」って言われたら

迷わず「うしおととら」を挙げます!! 

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この漫画は藤田 和日郎さん原作で

1990年から1996年まで「少年サンデー」にて連載されてました

もう終了してから20年近くたつんですね…

 

最近、アニメがスタートしたのでご存じの方も多いと思います…

 

第1話のストーリーを簡単に説明しますと…

あるお寺に、悪行の限りを尽くした妖怪が封じられている蔵があり、主人公「蒼月 潮(あおつき うしお)」がその扉を開けてしまいます…

 

その中には槍に刺さったまま動けないでいる金色の妖怪がいて、うしおに「この槍を抜け、お前を喰ってやるから」と言い放ちます…「誰が抜くか!!」と再び扉を閉めるうしおでしたが、扉が開放されたことで充満した妖気が解き放たれ、それに引き寄せられた魚妖の群れがお寺に集まって来たのです…

 

それは実体化し、たまたまお寺に来ていた幼なじみの麻子と真由子を襲います…どうしていいかわからず、金色の妖怪に会いに行くうしお。「わしならそいつらを倒せる、だからこの槍を抜け」という言葉を信じ、ついに槍を引き抜きますが…

 

「ウソだ!バカが!これから人間どもを喰ってやる!」とのたまう妖怪。ダマされた事に気付いたうしお。すると、怒りに燃える彼の体にある変化が!実は彼が手にした槍は、古くから幾多の妖怪を退治してきた「獣の槍(けもののやり)」だったのです…

槍の力で驚異的な身体能力を手にしたうしおに、恐れをなしひれ伏す妖怪。そして彼と金色の妖怪の力により、魚妖たちは倒されます…

 

妖怪はうしおにより「とら」と命名され、今ココに人間と妖怪の最強コンビ「うしおととら」が誕生したのです… 

って感じです…

 

連載が始まった頃は私、学生だったのですが、第1巻を読んで魂が震えるほどの衝撃を覚えました…

これから始まるうしおととらの素晴らしい冒険譚を期待せずにはいられませんでした…新刊が出るのをここまで待ち望んだ漫画も他にありません…

 

その魅力とは…? 

何で自分はこんなにも引き込まれたんだろう?

と思いましたので改めて考えてみたいと思います…

 

おどろおどろしいながらも引き込まれるストーリー

日本の妖怪がテーマとなってますので、ストーリー的にもなかなかドロドロした感じもあるのですが、一応少年誌の王道は通ってます…

 

基本は

うしおととらが誰かと出会う→非常事態の急展開→元凶の敵出現→バトル→解決

という感じですね…

それでいて一話一話飽きさせない工夫が凝らされているあたり、プロットが本当によく出来てるんです…

 

うしおととらにはラスボス的存在の「白面の者」という妖怪がいて、その闘いまでが大筋のストーリーとなっています…

しかし、そこにいたるまでに二転三転するような急展開が多数用意されていて、「もうこれは無理ゲー」って思うような絶望的状況もあったりと…

続きが気になって仕方がないんですよね…

まるでジェットコースターに乗ってるような感覚で読めちゃいます…

 

伏線の織り込まれ方もホントに見事!最終回までにそれらはキレイに回収されて、全体的にも緻密に構成されてるんだなあ…ってのが読み終えてからわかるんです…

 

モノスゴイ描き込み量

荒々しいタッチながらも非常に細かい部分まで描かれていて、それが圧倒的な臨場感をもたらしてるんですよね…

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↑コチラは敵妖怪の一つ「衾(ふすま)」です…

 

見て下さい!!この今にも迫ってくる感じ!!

って言ってもあまり直視したくないほどにオドロオドロしくて、まさに日本の妖怪のイメージをそのまま描き込んだようなタッチですね…

 

なので、この画風が合わない方もいらっしゃるかも知れませんが、かなり繊細な部分まで書き込まれているからこその嫌悪感なんですよね…

 

なんと言っても「うしおととら」という熱いキャラクター!!

 

まずは主人公の「うしお」ですね…

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彼はケンカっ早く直情的ではありますが、妖怪でも人間でも困ってる者がいれば見捨ててはおけない性格の持ち主で、例えそれで自分の命が失われようとも突き進む、まさにヒーロー的存在です…

 

この純真まっすぐなキャラクター設定は、どちらかというと昭和的な古くさい感じもいたしますが…そこがいいんです!!

その誰とでも打ち解ける性格こそが、ストーリーにも深く関わってくるんですよね…

 

そしてもう一人の主人公「とら」です…

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過去には悪行の限りを尽くしたと呼ばれる妖怪で、うしおによって槍から解放された後も感謝どころか「いつか喰ってやる」と彼に取り憑いてしまうという、かなり凶暴な性格の持ち主です…

 

始めは「殺るか殺られるか」のような関係だった二人ですが、不本意ながらもうしおと共に困ってる人々や妖怪達を助けるうちに、とら自身心境が変化していきます。

 

言葉にこそ出しませんが、うしおに対しても唯一無二の相棒として認めるようになっていき、そんな内面の変化も楽しめるキャラクターで私は一番好きですね…

この「とら」がいることで「うしお」のキャラクターもより引き出され、相乗効果が生まれてるんです…

 

アニメ主題歌も熱い!!

最近になって「うしおととら」のアニメが放映されてます…

90年代に一度OVAとしてオリジナルのアニメが10話ほど製作されてましたが

今回のアニメは迫力やアクションが段違いで私も非常に楽しんで見てます…

 

主題歌を歌うのは「筋肉少女帯」で90年代には「元祖高木ブー伝説」など、他バンドとは一線を画した個性的な楽曲で一世を風靡したバンドです… 

このオープニングテーマの「混ぜるな危険」もかなり独特な歌詞とメロディーでアニメの雰囲気とマッチしてます…

混ぜるな危険

混ぜるな危険

  • 筋肉少女帯
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

一方のエンディングは現在若い方々に人気のある「ソナーポケット」が歌ってます…

こちらもテクノ調のノリノリのサウンドです…

って表現が古いか…

HERO

HERO

  • ソナーポケット
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

まとめ…結局Kindle版をまとめ買いしてしまった…

私…もともとコミックスは持ってたのですが

何年か前に妹に勝手に全巻売られてたことがありまして…

 

それからずっとそのままにしておいたのですが

アニメを見てから急に懐かしくなってしまって

Kindle版をまとめ買いしてしまいました…

 

今読み返してみると…

来ている衣服や出てくる機械等に多少の古くささを感じるモノの

ストーリー自体はやはり極上に面白いんですよね…

 

今まで読んだことがなくて、第1巻からまとめて読める方がいるならば

その方に生まれ変わりたかった!!

ってくらいオススメの漫画ですので

機会がございましたらぜひぜひ読んでみてください!!

 

以上です!! 

 

 

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