KDP出版までの難関、「IRS」への申請 - まるく堂の〇〇やろうぜ！

2018年9月17日追記

こちらの記事はKDPが開始した当時の設定ですが、

現在はかなり簡略化されていて、より個人作家のみなさんがやりやすいようになっています。

当時の記録としてこの記事は残しております。

ご了承ください。

無料でできるKDPなんですけれども、Amazonはアメリカの会社なので、印税はアメリカから日本へと、国をまたいで支払われることになります。その際に、30％の源泉徴収税を取られちゃいます。と言うことは、日本とアメリカ両方に重複して税金を納めることになります。これは損ですよね。

なので、これを回避するために、事前にしておいた方がいい申請があります。iPhoneの有料アプリを作っている方々も、以前はこの申請をしてたみたいですね。今は日本国内販売だと申請しなくていいみたいですけど…

実を言うと、私はまだその申請してないんです…ちょっと面倒くさいなあって思っちゃって、だって提出する書類が英語なんですもん。それだけでかなり敷居が高くなっちゃいます。日本語で簡単にできるフォームとかも用意されてません。もうちょっとここらへんAmazonさん、どうにかできなかったのかなあ？って思います。

だから、そんなに売り上げないし30％くらい取られてもまあいいか！とも思ったのですが、やっぱりやっといた方がいいやと思いまして、自分なりに調べたことを書いていきます。

流れとしては、

１・アメリカの内国歳入庁（IRS）という所へ「SS-4」という書類を提出する。

２・内国歳入庁（IRS）から、EIN（Employer Identification Number）と呼ばれる「雇用者番号」を取得する。

３・EIN（雇用者番号）を取得後、Amazon（US）へ、「W-8BEN」という書類を提出する。

こんな感じです。

今回は「SS-4」の申請をやっていきます。

実はAmazonのKDPのページにも記入例のページがあるのですが、少し疑問な点があったので、調べたことを補足していきます。

内国歳入庁（IRS）とは、アメリカ合衆国の連邦政府機関の一つで、税に関する徴収を司る所だそうで、日本で言うと国税庁にあたるそうです。

では「SS-4」の書類を開きましょう→コチラをクリック

クリック先の書類はPDFファイルでできていて、直接テキスト入力できます。

で、２ページ目にこんな書類↓があると思いますので入力していきます。写真は青文字で書いてますが、目立たせてるだけです。（たぶん黒文字で入力されていると思います）。空白部分は書かなくていい部分です。