まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

「ぶんぶくちゃがま」に人生の何たるかを知る…

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ゆっくりテレビを見ていたら…

今日の朝、何気にテレビのチャンネルを

いろいろ変えてたらBS放送で

「まんが日本昔ばなし」をやってました…

 

普段ならすぐ変えちゃうところですが… 

なんだか懐かしいなと思い、

そのまま見入っちゃったんです…

 

今回は「ぶんぶくちゃがま」の話をしていました…

 

ぶんぶくちゃがまのあらすじ…

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あるところに、仕事もせずグータラに

その日暮らしをしている若者がいた…

 

ある日、若者が散歩をしていると

一匹のタヌキがワナにかかり、動けないでいるのを発見した

若者はかわいそうに思い、ワナを外してタヌキを助けてあげた…

 

その夜、タヌキは若者の家を訪れ、助けてもらったお礼に

自分が茶釜に変身するので、それをお寺に売ってお金と交換するように言った…

若者はその通りにして、お金を得ることができた…

 

お寺では和尚さんがその茶釜でお湯を沸かそうとしたが

熱さに耐えきれず、タヌキは体だけ茶釜のまま変身が解けてしまい

若者の家に逃げ帰ってしまった…

火傷のせいで元の姿に戻れず、もはや仲間の元にもいられないと嘆くタヌキ…

 

そこで若者は一つ提案をし、見世物小屋を開くことにしたのだった…

茶釜の体をしたタヌキの芸は大好評

こうして若者は成功し、タヌキと共に日本中を渡り歩いて行くのだった…

 

って感じです…

アニメから文章を書いたので、

原作とは違うのかも知れませんが…

 

私は「ぶんぶくちゃがま」という名前だけは知ってましたけど

どういうお話かはこれまでまったくわからなかったので

割と新鮮にお話を楽しめました…

 

で、お話が終わってみると…

意外と人生に通じている部分があるなあ…

って感じたんですよね…

 

若者について…

若者はこれまでろくに仕事もせずに

その日暮らしの毎日を送っていたんですよね…

 

通常なら幸せな人生なんて送れるハズもないんですけど…

「タヌキを助ける」という行為が彼の将来に影響を与えるんですよね…

 

彼はその救助活動が幸いして「タヌキの茶釜」という商品を手にします…

商売的に考えると…

仕入れ値は0円!!!

そう、優しさはプライスレスなのです…

 

その後、お寺の和尚さんのところに向かい

アニメでは小判1枚と交換してました…

 

ちょっと話がそれますが…

小判1枚って現在で言うところの、いくらくらいなんでしょうね?

少し調べたのですが

時代によって価値が100万円だったり10万円だったり

1万円だったりしたようですので…

とりあえず5万円くらいとしておきます…

特に根拠はないですけど…

 

ただし…私の予想ではありますが

もしもタヌキに再び出会わなかったとしたら

その後は特に働くこともせず、手にした小判を使い切れば

また元のその日暮らしに戻ってたことと思います…

 

タヌキについて…

タヌキは一度助けてもらった恩を返そうと

一生懸命な、めっちゃ良いヤツです…

 

なんですけど…

少々、後先を考えないで突っ走っちゃう

「就職仕立ての新入社員」みたいな危うさを持ち合わせています…

 

「変身ができる」という

他の人が持ち合わせていない潜在能力(ポテンシャル)があり

可能性を感じさせる逸材であることは間違いないのですが…

 

今回は、和尚さんの用途にあわせる形で茶釜に変身し

お寺にいわば「就職」します…

 

が…!

茶釜には変身してますが、もちろん本当の茶釜ではないので

実際に火の上に乗せられると「アチャアアアアアアア!!!」となって

求められてた業務をこなすことができません…

 

実際に人間でも

「excel、wordできます!」とか「プログラミングできます!」と

面接では言っても、いざ就職して仕事で求められると

何もできない…という人もいるみたいですよね…?

 

タヌキもついつい「何でもできます!」なんて言っちゃう

そんなタイプだったのかも知れません…

 

若者とタヌキが出会うケミストリー…

と…若者もタヌキもそれぞれがそれぞれで

生きて行くには非常に困難なのは予想がつきます…

 

 

しかし…

タヌキが若者のところへ逃げ帰り、再会したところから

お互いの人生に劇的な変化が訪れます…

 

まず若者について…

私が思うに…彼には実は

「人(今回はタヌキ)を見抜く目」というモノが

備わっていたのしょう…

 

そして…

そのタヌキを

「適材適所」に置くことができる

能力も持ち合わせていたのです!!

 

茶釜の体をしたタヌキなんて

なんの使いようもないように思えますが…

「見世物小屋」という、晴れ舞台を用意することで、

タヌキの才能を100%、遺憾なく発揮させることができたのです!!

 

これはある意味「プロデュース業」ですよね…?

 

また…タヌキはタヌキで

もともとは恩返しをしようというくらい情に厚いし…

「上司」とも言える若者の期待に

精一杯答えようとする熱血漢でもありますので…

基本的に頑張ればできる子

なんですよね…

 

二人が出会ったことで

若者は自分に「プロデュース力」があることを発見し

タヌキは「他の人にはマネできないエンターテインメント性」を

見出すことが出来たのです…

 

これは「出会い」なくしては

なしえなかった事です…

 

まとめ…「出会い」って、やはり超大事だと思う…

私はかなりの口ベタからコミュ症となっており

「出会い」というモノにちょっと臆病ではあるのですが…

 

ただ、このままではいけないなあ…

という自分も存在しています…

 

とりあえず…「出会う」には

何か自分から行動する必要はありますよね…?

 

例えば

ブログを続けていく事なんかでもコメントや感想をいただいたり、

そういうのも一応「出会い」なのかな…?と思ったりします…

 

お互いに顔が見えないので、ひょっとしたら

それは本当の出会いではないのかも知れませんが

ブログを始めなければ無かった「繋がり」です…

 

それが後々、今回の「若者」と「タヌキ」のように

かけがえのない関係になる可能性もございます…

 

どんな方法であれ、そうした出会いを

自分なりに大事にしていきたいなあ…と

「ぶんぶくちゃがま」を見て感じました…

 

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