まるく堂の〇〇やろうぜ!

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Huluで「人狼ゲーム」シリーズを見た…

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人狼ゲームをテーマにした映画を紹介… 

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こんばんは!まるく堂です! 

最近、動画配信サービス「Hulu」でちょくちょく映画を観てまして

つい先日見た映画がコチラのシリーズです… 

人狼ゲーム

人狼ゲーム スタンダード・エディション [DVD]

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人狼ゲーム ビーストサイド (R15指定)

人狼ゲーム ビーストサイド  スタンダード・エディション [DVD]

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「人狼(じんろう)ゲーム」とはパーティゲームの一つで

日本では「汝は人狼なりや?」という名前でも知られています…

 

内容を簡単に言いますと…

グループの中で「村人」側と「村人に化けている人狼」側に分かれ

会話や行動などを推理しながら、相手の正体を見抜いていくゲームです…

(一人、”グランドマスター(GM)"とよばれるゲーム進行係がいます。)

 

最初にカードが渡されますが、

その中に自分が「村人」か「人狼」かが書かれています…

 

「昼ターン」では人狼だと思う人を全員で投票し、

票が多かった人が「処刑(退場)」となります…

処刑される人はもちろん「人狼」の場合もありますし、

冤罪で「村人」が犠牲になっちゃうこともあります…

なので、それまでの行動が大事になってきます…

 

「夜ターン」では「村人」は眠っていて何もできない状態です…

(頭を下げて目をつむる)

その間に人狼はこっそり起きて「村人」を一人「殺害(退場させる)」します…

(GMを通して指定)

 

つまり一日で二人が死んでしまう(退場)形となります…

この昼夜ターンを繰り返し、

「村人」が「人狼」を全て処刑できれば「村人」の勝ち

「人狼」が「村人」と同数になった時点で「人狼」の勝ち、となります…

 

お互いに誰が人狼なのかわからないまま

ゲームを進めていくので、かなり人間不信になりそうなゲームですね…

 

映画「人狼ゲーム」を見て…

 

と言うわけで、上記の2シリーズを観ました…

もともとは川上亮さんという方の原作が基板となっているようです… 

人狼ゲーム (竹書房文庫)

人狼ゲーム (竹書房文庫)

 

 

人狼ゲーム(2013)

 

基本は上記のルールに従っていますが

その状況に至るまでに、ある種の肉付けがされています…

 

ストーリーとしては…

桜庭ななみさん演じる「愛梨」ほか10人の高校生達が

何者かに眠らされ、ある建物に連れて来られます…

 

目を覚ました彼らの前にあったのは

今更時代遅れとも呼べるようなビデオテープ…

 

再生が始まると、その画面には「人狼ゲーム」のルール説明が書いてあります…

彼らのポケットには一枚のカードが入っていて

「村人」と「人狼」それぞれの役割が決まっていました…

愛梨には「村人」のカードが入っています…

 

ビデオには

「8時にここに集合し、9時までに一人処刑する人を決めないと全員が死にます」

の文字が…

 

「愛梨」と共に連れて来られた友人の「尚子」が

「バカバカしい、帰る」と外に出た途端

彼女の首からおびただしい量の血が噴き出し

その場に崩れ落ちてしまいます…

そのままピクリとも動かなくなる尚子…

 

彼らの首元には何らかの装置が埋め込まれており

建物を出ると、それが作動する仕掛けでした…

それまでの浮かれ気分から、一気に現実を突きつけられる高校生達…

笑ってる者はもう誰一人いません…

 

突然の友人の死に、ただただ泣くだけの愛梨…

果たして、彼女は生き残ることができるのでしょうか…?

って感じです…

 

この映画の何ともエグいところは

票を獲得してしまった人物を「処刑」する際に

自分達の手で殺害しちゃうって事です…

 

その場には、ご丁寧にも「青酸カリ」が用意されており

それを使って処刑を試みようとしますが

泣きじゃくり少しでも抵抗しようとする者、

ついには失禁してしまう者…

 

実際に処刑となった場合には、そうなるであろう行動に

リアリティがあって、思わず目を背けたくなるシーンが

結構ありました…

 

桜庭ななみさん以外はお名前も存じない若い役者さんたちでしたが

緊迫感があって、なかなか良い演技だったと思います…

 

が!!!

肝心の主演の桜庭ななみさんが

何言ってるのかわからないくらい

ボソボソっとした小さな声で、何回ボリュームを上げたかわかりません…

 

そこだけが終始不満でしたが…

個人的になかなか楽しめました…

 

人狼ゲーム ビーストサイド(2014)

 

というわけで、一作目が割と面白かったので

続編のコチラも観てみました…

 

主演は「まれ」でブレイクした土屋太鳳(つちや たお)さんで

基本的なストーリーは前作とほぼ一緒です…

 

ただ、ちょっと違う点もありまして…

今回、土屋さん演じる「由佳」の持つカードが

「人狼」ってことです…

つまり、「村人」を狩る側です…

 

由佳は将来ロックンローラーを目指して

自作の歌をノリノリで口ずさみ

男を前にしてもひるむことのないような

勝ち気な女の子です…

 

そんな彼女が、仲間であるもう一人の「人狼」と共に

いかに皆を欺きながら「処刑」していくか

というのが大筋の部分です…

 

さらには「村人」の側にも

一日一回、誰か一人の正体を占うことのできる「預言者」や

夜のターンで自分以外の誰か一人を守ることができる「用心棒」といった

「役職」が加わりゲームもより複雑に…

前作とはまた違うテイストになっています…

 

主人公が「人狼」となったことで

殺されるのか、生き残るのか、

どっちに転んでもおかしくはないので、観ててハラハラしたのは

コチラの方でしたね…

 

何より土屋太鳳さんの目力って言うんですかね?

演技力とか結構スゴいモノがあるなあ…と

やはりタダモノじゃなかったんですね…

 

個人的には、あんなにギラギラしてたら

私なら真っ先に投票しちゃうけど

なかなか皆、疑わないモンですね…

話の進行上、仕方ないですが…

 

あと、コチラはR15指定になってますので

エグい表現が割と多いですね…

あまりそういう表現に慣れてない方は

見ない方がイイと思いますのでご注意下さい…

 

まとめ…個人作家さんならチャレンジしてもいいジャンルかも…?

 

この映画シリーズを観てて思ったのは

「人狼」って実は小説にしやすいんじゃないかな?

ってことでした…

あ、面白い面白くないとか関係なくですよ…!!

 

ジャンル的には

閉鎖された空間で犯人(人狼)を探すという意味では

「クローズド・サークル(密室モノ)」と

言っていいかと思います…

 

外界からは遮断されているので、

基本的には登場人物をどう動かすかだけに集中できますし

あまり背景描写が得意じゃない方なんかも

舞台が建物内なので、そこまで細かくなくても良い気がします…

 

なので「人狼ゲーム」を参考にすると

プロット等も立てやすいのではないかな…?と…

 

まあ、あくまでも書きやすい…ってだけで…

面白く作ろうと思ったら、それなりに話を練らないとダメでしょうし

ドラマ部分にだって工夫が絶対に必要だと思いますが…

 

今思えば、私が若い時に唯一書いたシナリオも

クローズド・サークルのジャンルでしたね…

marukudo.hatenablog.com

私の場合は「列車」という空間でしたけど

パズルを組み合わせる感覚で構成していったのを

覚えてます…

 

次にもしも小説を書くとしたなら

クローズド・サークルのジャンルがいいのかもなあ…

なんて「人狼」シリーズを観て思いました…

 

上記シリーズは、3月4日現在

Huluにてご覧いただけますので

エグい表現に慣れてる15歳以上の方で

ご興味のある方はぜひどうぞ!!!

 

以上です…

 

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