中国も日本同様、労働環境…厳しいんじゃね?
こんばんは!まるく堂です!
こんな記事を見つけました…
Kindleが低賃金の労働者によって製造されている
記事によりますと…
AmazonのKindleシリーズは、世界最大の電子機器メーカーである
「Foxconn(フォックスコン)」という企業で製造されています。
「China Labor Watch」という非政府労働活動組織は2017年8月から2018年4月まで、
中国のFoxconn衡陽工場に数人の調査員を派遣したところ、
多数の権利侵害が明らかになったという事です。
まずは正規労働者と派遣労働者との待遇の違い。
工場では約40%の従業員が派遣労働者ですが、
正規労働者が就業前に5日間の訓練を受けるのに対し、派遣労働者は8時間の訓練しか受けません。
これは24時間の訓練を義務づけている安全訓練の法的な規定を下回っています。
また派遣労働者は病気休暇手当も受け取れず、住宅基金の積み立てもできません。
さらに、雇用主は労働者を社会保険に加入させる義務があるのにもかかわらず、社会保険にも加入させない…ときています。
工場で一ヶ月を過ごした調査員は、労働者が一日14時間働いており、
休憩中は、ほんの数分間でも睡眠を取ろうとしている程疲れ果ていたそうです。
Foxconn衡陽工場は、他のFoxconn工場よりも賃金がかなり低い事も明らかとなっています。
深セン工場でApple社製品を製造している労働者は月額2,400元(約41,000円)ですが、
衡陽工場の労働者は月額1,750元(約30,000円)となっており、
繁忙期になると100時間超を越える残業があり、14日間連続で働いた例もあったそうです。
どちらの工場も衡陽市の平均賃金710ドル(約78,000円)を大きく下回ってると言う事です。
↓他にも様々な規約違反が下記の「China Labor Watch」のサイトに掲載されていました。
このChina Labor Watchの調査報告を受け、
Amazonは「サプライヤー(供給者)行動規範」の違反を真摯に受け止め、
問題の改善、是正を速やかに行うことを約束した、と言う事です。
まとめ:人間は労働の使い捨ての歯車じゃないぞ!!!
Kindleは私の人生の中でも少なからぬウェイトを占めるデバイスです。
Kindleが無ければ、このブログだって作ろうとすら思わなかったですから…
なので、今回このニュースを見て非常に残念に思います。
Amazonさん、Foxconnさんにはどうか労働者の方々が楽しく働けるような環境を築き上げて欲しいです!!!
とは言え…
日本でも「ブラック企業」や「社畜」なんて言葉が未だにネットを賑わしている事から、中国と何ら変わらない状況なのかも知れません…
特に日本人は仕事に対して真面目で熱心な人が多いですから、
仕事を苦に自殺…と言う方も後を絶ちません。
個人的な考えなのですが…
「仕事」って基本的に「他人の夢や願望への達成のお手伝い」だと思っているんですよ。
この場合の「他人」とはその企業の社長さんだったりするワケですが、
社員の方々は、その対価としてお給料をもらい生活しています。
ただ一方で、
勤務時間以外まで、自分の人生を削ってまで
「他人の夢」をお手伝いしていたら自分の人生を楽しむ時間が減ってしまうじゃないか!!
とも思うんです。
その仕事が本当に好きで、何時間でもそれに打ち込めて幸せ!という人なら良いのですが、
大半の人はそうじゃありませんよね?
日本では勤務時間が過ぎても他の人が帰るまで帰り辛かったりとか、
時に残業を美徳だと思ってる人までいます。
私も昔、ある企業で月残業120時間を経験した事があるのでわかるのですが、
そうなると、頭の中が仕事の事だけで精一杯になってしまい、
自分の人生を楽しむ事とか、他の選択肢が考えられなくなってしまうんですよね。
今思えば、当時は「他人の夢」に人生を食いつぶされる、
ただ働くためだけの自分だったのかな?なんて思います。
その仕事を辞めちゃったら今後不安になってしまうから、
イヤでも仕事を続けていると言う方は多いと思います。
でも、その会社に不満を抱えてる人もまた多いハズですから、
もう少し、個人が会社に対して待遇面に対して声高に言える制度があればいいんですけどね。
労働組合みたいな感じで…
じゃあ、労働組合を使えよ…って話ですが、
あまり機能してない所も多いですよね?中小企業だと…
もう少し、日本人への待遇良くなってもいいんじゃない?
なんて思う今日この頃です…
以上です…