お題「最近見た映画」
「容姿」をテーマにしたフランスのショートショート「リアリティ+」
こんばんは!まるく堂です!
dTVと言う、ドコモが運営している動画配信サイトがあります。
月額500円(税抜)という値段の割には作品数も豊富なので、私も契約しています。
そして今回、「リアリティ+」と言うフランスのショートショート映画を観ましたので紹介したいと思います!
「リアリティ+」
2015年/フランス
監督:コーラリエ・ファージート(Coralie Fargeat)
時間:約22分
キャスト
ヴァネッサ・ヘスラー(Vanessa Hessler)
ヴィンセント・コロンブ(Vincent Colombe)
アウレリア・ポワリエ(Aurélia Poirier)
アウレリエン・ミュラー(Aurélien Muller)
他
あらすじ
リアリティ+テクノロジー社のおかげで、人々は自身のコンプレックスから簡単に解放される術(すべ)を持ちつつあった。
彼らが開発した特殊なチップを脳に埋め込みさえすれば、整形の必要も無く、相手に対し自分が理想とする姿でいられる様になるのだ。
ただし、効果は一日12時間。その後は機能が停止し、脳を休ませるためのインターバルが必要になる。その間は元の姿に戻ってしまう。
主人公ヴィンセントも手術を受けた一人だ。冴えない容姿に不満を感じていた彼は、手のひらに仕込まれたスイッチを押し、自身を超絶イケメンに変えてしまうが…
予告編(英語字幕のみ)
登場人物紹介
ヴィンセント (キャスト:ヴィンセント・コロンブ)
この映画の主人公です。
決してお世辞にもハンサムとは言えない彼は、
リアリティ+社の手術を受け、イケメンの容姿を手に入れます。
超絶イケメンヴィンセント(アウレリエン・ミュラー)
これがイケメンとなったヴィンセントです。
メチャメチャかっこいいですね…
たるんでいた体ですらも、筋肉ムキムキボディへと進化しています。
この姿になった途端に、彼の人生は大きく変わっていきます。
ステラ (ヴァネッサ・ヘスラー)
ヴィンセントが通うコーヒーショップの店員。
類い希なる美貌を持ち、彼も一瞬で一目惚れしてしまいます。
映画の紹介、見どころ等
リアリティ+社で手術を受けた人は、首の後ろに十字の手術痕が残ります。
↑こんな感じですね。
たぶんここを通って脳内へチップを送ったのでしょう。
冷静に考えるとここから脳まで距離がありそうで、
凄惨な手術のような気がしますけど…
手術後は、手のひらのスイッチを押すことでチップが作動。
脳内にインターフェースが現れ、自分の容姿を設定出来る様になります。
言っておきますが、これは整形ではありません。
自分自身は全く何も変わってないんです。
深く言及こそされていませんが、
おそらく電磁波みたいなモノがチップより放出され、
登録された理想の姿が相手にもそのまま伝わって見える仕組みになっている様です。
しかし、その効果が一日12時間しか続きません。
それがこの映画のミソですね!
超絶イケメンの姿を手にし、人生が一変したヴィンセントも
この制限に悩まされることになります。
果たして、彼が取る選択は…?
まとめ:最後のオチはGOOD!dTVは初回31日間は無料なので、ぜひ観て欲しいです!!
今回観た映画はショートショートと言うだけあって、
22分と映画としては非常に短いんですけど、
その割にかなり洗練された内容で、一分たりとも飽きさせない作りでした。
あまり詳しくは言いませんけど、最後のオチは個人的にはかなり評価が高いです。
途中で予想が付く人は付くかも知れませんが、
私はあまり察しが良くない方なので、見事に驚かされました。
こうした映画はあまり勘ぐらずに、素直に驚いた方が正解な気がします。
フランス映画って、最後にワケのわからない結末を持ってくるイメージがあったのですが、
それも「今は昔」の様ですね。短いながらも起承転結がハッキリしてて観て良かった映画でした。
「リアリティ+」はマイナー過ぎるせいか、Amazonでも取扱いがなく、
おそらく、日本ではdTVでしか観られない様です。
しかし、dTVは初回31日間無料となっています!!
31日の間に解約すれば、「リアリティ+」も無料で観ることができます。
dTVはこうしたショートショート映画にもカテゴリーがあって、
あまり知られていない、ツブ揃いの作品も豊富です。
また、何か面白い作品に出会えたら紹介したいと思います!
以上です…