まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

大きな作品に関わる人は個人の意見を主張するべきか否か…?

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こんばんは!まるく堂です!

 

少し前のニュースですが…

今回、気になったニュースはコチラ!

yurukuyaru.com

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自民党の杉田議員の、

「生産性がない同性愛の人達に皆さんの税金を使って支援をする。どこにそういう大義名分があるんですか」

と言う、雑誌への寄稿を受けて、

「ドラゴンクエスト」シリーズで音楽を担当する「すぎやまこういち」さんが、

「正論ですよ」とテレビ番組で発言したことが、大きな問題になっている…

と言うニュースです。

 

すぎやまさんは「ドラゴンクエスト」シリーズ1から、

最新作の11までの音楽を。およそ30年間も担当されてるので、

確かに「ドラクエと言えば、”すぎやまこういち"」という部分があります。


なので、すぎやまさん個人の意見でも、

製作元のスクウェア・エニックスの責任問題にまで話が広がっている様で、

下手をすると「不買運動」にも発展しかねない状況です…

 

「ドラゴンクエスト」シリーズは、老若男女問わず愛されてるシリーズですし、

もちろん同性愛者の方だって遊ばれてると思うので、

なおさら風当たりが強かったのかも知れませんね。

 

なぜ関わった作品まで叩かれるのか、ちょっと不思議な気も…?

今回、すぎやまさんの主張が正しいかどうかは、

私個人の意見はちょっと置いておきます。

 

私が気になったのは…

個人の意見を糾弾するにとどまらず、

なぜ関わった作品まで否定されてしまうのか?

って事ですね。

 

例えば、よくミュージシャンが麻薬等の不祥事で逮捕されたら、

発売予定のCDはおろか、過去に発売されたCDまで根こそぎ

店内から消えてしまう事がありますよね?

 

確かに私も、以前は

アーティストが世間を騒がせたらCD等は回収するのは当たり前だ!

なんて思ってたのですが…

 

よくよく考えてみると…

作品に罪はないのでは?

とも思えてきたんですよね。

 

今回に関しては、

すぎやまさんは個人の意見を言ったに過ぎないんですよね。

もちろん、賛否両論を生む主張であったことは間違いないとは思います。

 

ただ…その意見に対し、すぎやまさん個人を糾弾するならまだしも…

なんでドラクエまで叩かれてしまうんだろう?

と…そこがちょっと不思議です。

 

すぎやまこういちさんを検索してみると、

「言う時は言う」タイプの方らしいです。

過去にも賛否両論の分かれる発言もあったそうです。

 

それまで、普通にその作品を楽しめていたのに、

作者や関係者の一言で作品の評価が変わってしまう、と言うのは

自分の感性以外の何かが邪魔をして

素直に作品を楽しめなくなっている

という状態なのでしょうね…

 

たった一つの失言、または過ちで、

過去の作品全てが否定されてしまうのもなんか悲しいです…

 

最近では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの

ジェームズ・ガン監督も過去の発言が元で降板させられてしまいましたね。

natalie.mu

ジェームズ・ガン監督の発言は、ここでは言えないような過激な発言だった様ですが…

ここまで来ると、

「大きな作品を作る人は自分の意見を言ってはいけない」様な

風潮になってきてますね…

何かあった時のリスクがヤバすぎですもん…

 

でも…

作品の健全性を保つために、自分が主張したい意見を言えずにいるのは

かなり窮屈ですし、表現の自由にも反してると思うんですけどね。

 

本来は「人は人、作品は作品」と、分けて考えるべきだと思うのですが、

作品に関するイヤな出来事の記憶が植え付けられた私達は、

すでに真の意味で作品を評価できなくなっているのかも知れません…

 

本当に作品そのものを評価できる様になるには、時間が必要なのでしょう。

作品を取り巻く事象とか、事件とか、そうしたものを全て取っ払って、

真に評価できるようになるのは、私達の孫世代あたりなのかも知れませんね。

 

以上です… 

ドラゴンクエスト30thアニバーサリー すぎやまこういちワークス~勇者すぎやんLV85~

ドラゴンクエスト30thアニバーサリー すぎやまこういちワークス~勇者すぎやんLV85~