まるく堂の電子書籍やろうぜ!

電子書籍関連や小説のネタになりそうなニュース等、少しでも個人作家さんのお役に立ちたいブログです。

この先、本屋さんが生き残るにはどうしたらいいのだろうか…?

スポンサーリンク

目次(文字数:4800字前後)

 

書店はこれからどうなっていくのだろう? 

f:id:marukudo:20190401170445j:plain

こんばんは!まるく堂です!

 

私の地元、青森のニュースなのですが、

こんな記事を見つけました…

www.toonippo.co.jp

書店としては老舗とも言える「紀伊國屋書店(きのくにやしょてん)」。

その内の支店の一つである「紀伊國屋弘前店」が、

2019年5月6日をもって閉店することがわかりました。

 

新元号が「令和(れいわ)」になり、

これから新しい夜明けを迎えようと言う時に…

 

この弘前店はおよそ30年以上に渡り、

土手町(どてまち)と言う、弘前の中心と言っても良い商店街において経営されていました。

私も学生の頃から割と利用していたので、このニュースにかなり驚いてしまいました…

 

よくネットのニュース等で「本屋が無くなる」なんて話題は耳にしますが、

実際に自分の周りで閉店されるとなると、より実感してしまいますね…

 

とは言え…自分の利用頻度を考えて見ても…

確かに最近は全然行ってなかったです!!

理由はすぐに思いつきます。

そう!電子書籍です!!

 

私は最近では書籍を購入する場合、ほとんどKindleの電子書籍で済ませてしまいます。

マンガ・小説も紙書籍を買うことはほとんどなくなりましたし、

雑誌なんかも「dマガジン」を利用しています。

これだと、月額400円(税抜き)と、書籍約1冊分の値段で200冊以上も読めちゃうので、コスパが恐ろしく良いんですよね。

 

そう考えると、

本屋さんに行く機会が全く無いんです…

昔は書籍を買うには必ずと言って良いほど、書店に行かなければなりませんでしたが、

今だと紙書籍だってネットですぐに購入できちゃいますもんね。

購入手段が多様化されてしまった事で、

結果的に本屋さんまで行って書籍を買う理由が無くなってしまったワケです…

 

まあ、当のこのブログが

「まるく堂の電子書籍やろうぜ!」

というタイトルであり、電子書籍を思いっきり推奨しているのですが…

f:id:marukudo:20190331073610j:plain


ただ、

「電子書籍やろうぜ!」=「本屋さんツブそうぜ!」

と言うワケではないですからああああああ!!!!

そんなこと、全然思ってないですからああああ!!!!

 

完全に電子書籍推奨派と言われても文句言えませんけど…

そもそも電子書籍を推奨する事自体、

必然的に「本屋さんから書籍を買う」という行為を妨害している事にもなるんですよね…

今まで、そこに繫がるって事をあまり意識して考えた事も無かったなあ…

 

ひょっとしたら…

本屋さんは電子書籍をオススメする当ブログの事を

非常に苦々しく思っていたのではないでしょうか?

(↑ほとんど関係ない雑談ばかりだけど…)

 

時代の流れ…と言ってしまえばそれまでかも知れませんが、

電子書籍だけがはびこってしまうと、それはそれで、

どことなく無機質さを感じるのも事実です。

「紙書籍の持つ温かさ」と言うのは確かに存在します。

データだけじゃない、そこにある安心感と言うか…

紙書籍と電子書籍が両立・共存できる状況が理想的なんですけどね。

「そうも言ってられない」というのが現実なのでしょう…

 

とは言え!!

とは言えですよ!!

確かに紙書籍が売れにくい世の中にはなってますが、

逆に言えば、

工夫やアイデア次第によってはまだまだイケるよ!!

という事なのだと思います。

 

この世知辛いご時世でも、書店が絶滅しているワケではございません。

売上を伸ばしている本屋さんだって、存在しているのは事実なんですよ!!

そして今こそ!それが求められてるって事です!

 

前置きが長くなりましたが…

と言うわけで、今回は、

「この先、本屋さんが生き残るにはどうしたらいいのだろうか…?」

と題して、本屋さんが参考にするべきアイデアをいくつか紹介したいと思います!!

 

それではまいります!!

 

出張本屋をしてみる

f:id:marukudo:20190331073628j:plain

ネットで買う事の何が便利かって言ったら、

どこにも出掛けずに購入出来る事!!

これだと思うんですよ!

 

人って面倒くさがりなトコありますから、

「欲しいモノがあるけど、出掛けるのが面倒くさいからやめた」

という事も、たくさんありますよね。

この機会損失にネットショッピングは非常に有効に働いたのです。

何せ、家から出なくてもスマホやPCさえあれば買える様になったのですから!!

 

建物が、特定の位置にある書店はこの部分では全くかないません。

ほとんどのお店は、お客さんから来てくれる事が前提となってますから。

ただ、待ってるだけでは経営が成り立たない以上…

こっちから向かうしかないでしょ!!! 

 

魚屋さんだと、トラックに食品とかお総菜を乗せてご近所に売りに回る事がありますよね?

この方法を書店がやらない手はありません!!

雑誌の最新号やマンガの最新刊をトラックに乗せて、

簡易的な移動本屋として販売すれば、お得意さんだってきっとできるハズです!!

特に、田舎の過疎地など本屋が無い様な場所だとかなり重宝されるのではないでしょうか?

買わないならば、売りに行く!

この姿勢も今の世の中、大事なのです!!

 

本のコンシェルジュを置いてみる

コンシェルジュとは、その業界の知識に長け、

お客さんの多くのリクエストに対応できるプロのスタッフの事です。

 

このプロフェッショナルな案内人が書店にいれば、

これほど心強い存在はいないでしょう!!

www.ccc.co.jp

代官山の蔦屋書店では7年ほど前から、このコンシェルジ制度を採用しており、

現在では30人程のスタッフが常駐している様です。

www.lifehack

er.jp

ただ、これを一般の書店が出来るかと言われれば、

おそらくは大半が無理かな?とは思いますが…

お客さんからすれば、頼もしい存在であることは間違いありません!

ちょっとオシャレな感じもしますしね。

 

支払いにガチャを置いてみる…

こちらはもしかしたら、古本屋さんに有効な手段かも知れません。

www.danro.bar

三鷹の商店街に、ある無人の古書店があるそうです。

無人ですよ!無人!!

そこの支払いシステムというのが、

ナント!ガチャガチャ!!

 

300円、500円と値段の分けられたガチャガチャがあり、

そのカプセルには本を入れるための袋が入ってます。

購入する人はその袋に本を入れて帰るワケです。

 

普通だったら、泥棒が入るのでは?と心配になりますけど、

意外とそんな事はない様です。

もしかしたら地域によっては上手く行かない可能性もありますが、

面白いアイデアですし、何より人件費がかからないのがイイですね!!

 

全国共通のポイントカードを製作してみる

Amazonが強い理由の一つとしてはポイントがあるからだと思うんですよ。

例えば、Amazonでちょっと高めの時計を購入するとします。 (今回はこのG-SHOCKを例にしてみます。)

上の商品は約3万円なのですが、購入するとナント!4,647ポイントが付与されるんですよ!

基本的に4,647ポイント=4647円分なので、このポイントで本とかマンガとか色々買える様になります。

Amazonではポイントを違うジャンルの商品にも割り当てることができるのが

モノスゴイ利点となっているんです!

 

一方で日本国内の書店独自で発行しているポイントカードだとどうでしょうか?

本屋さんにおいて、個人が買う書籍の価格は1冊500円前後でしょうし

どんなに読書好きの方が複数冊購入してもせいぜい1万円を越えるか越えないかだと思います。

そうなると付くはずのポイントも1ポイント~100ポイントと、

非常に低額なんですよね…

 

そう…

本屋さんには高額商品がほとんどないんですよ!!

ポイントなんていつ貯まるの?いつ使えるの?って感じです。

 

なので、全国共通の規格統一されたポイントカードがあれば、

他店で高額商品を買って、もらったポイントで書籍を買ってくれる可能性

十分にあるんです!!

 

日本だと有名なポイントと言えば、「Tポイント」「nanaco」「Ponta」などありますけど、そうした壁をも凌駕した究極の統一ポイントカードがあって、

日本国内のお店のほとんどがそれに加入したならば、

あの家電店で冷蔵庫買ったら5000ポイントもらえたから、

あの本屋でマンガを爆買いしよう!!!

なんて事も増えるかも知れません。

 

店同士の利益配分だなんだと考えなきゃいけない部分はあるでしょうけど、

日本全体の売上が上がることは決して悪い事ではないですよね!!

 

再販制度を廃止してみる

これはかなりリスキーなアイデアですね…

基本的に、 書籍の値段ってどこに行っても同じですよね?

これは「再販制度」と呼ばれる規則によるものですが、

巷では反対意見も、ちらほら出ている様です。

agora-web.jp

記事によりますと、

「再販制度」では書籍が売れない場合、書店側が出版社に「返本」できると言うメリットがある様です。

しかし、書店が受け取る粗利は25%程度とかなり低いのが現状です。

出版社側と流通業者は「返本」と言うリスクを負う一方で、残りの75%を受け取る事になります。

書店にとってはメリットがある一方で、利益的にはデメリットもあり、

また「再販制度」により「値引き」をする事もできないそうです。

 

ここでAmazonを考えてみましょう。

Amazonでは他の商品を購入した際にもらえるポイントを書籍にも割り当てる事ができるワケですし、

つまりは実質「書籍の値下げ」が出来ている状態になります。

それなのに書店では値下げも出来ないのでは、この時点で既に勝負に負けてるワケです。

 

「再販制度」自体「返本できる」という利点がありますが、

その利益率は非常に低いみたいなので、もう一つ、

「返本できない代わりに書店の利益率を40%にできる!!」

みたいなルールを追加できればいいのではないでしょうか?

書店としては、売れなかったら不良在庫になるのでそのまま損失にはなりますけど、

書店以外のお店の在庫だってそんなもんですからね!!

みなさん、不良在庫リスクは最低限背負ってるんです。

 

とは言え、毎月毎月印刷される雑誌類を「返本」無しで仕入れるのは

やはり不安にもなりますね。

ならば、せめて書店ごとに値段設定をしても良いんじゃないでしょうか?

そうなったら、

新刊・最新号30%セール!!

みたいなセールも打ち出せますし、もしも売れなかったとしても

1・2・3月号 3巻セット!!

みたいなセット販売にしても良いはずです。

バックナンバーを欲しい方はこれで一挙に買えますし、

書店側としても在庫処分が出来るのでウィンウィンになるワケです。

 

「再販制度」における書籍の定価維持と言うのも、

もしかしたら時代にそぐわない制度になっているのかも知れません。

 

まとめ:きっといろいろ方法はある!書店ガンバレ!

今回は、書店の生き残り方法を少しですが考えて見ました。

最初に「紀伊國屋弘前店」の閉店をお知らせしましたけど、

そこからちょっと歩くと、中三というデパートに「ジュンク堂」があるんですよ。

 

それまでは6階・7階と、2フロアに渡って経営されてたんですけど、

少し前に6階オンリーの経営になってしまいました…

「リニューアル」と銘打ってはいましたけど、規模縮小感はどうしても否めません…

 

書店はホント経営苦しくなってるんですね…

でも、見方を変えればもうちょっとアイデアあると思うんですけどね。

今が踏ん張りどころだと思いますので、

書店の皆さんにはぜひぜひ頑張って欲しいと思います!!

 

以上です… 

「本を売る」という仕事: 書店を歩く

「本を売る」という仕事: 書店を歩く