こんばんは!まるく堂です!
最近はオンラインゲームやスマホの普及により、
生活に支障をきたす程のめり込んでしまい、
日常生活もままならなくなっている人も多くなっている様です。
そうした中、世界保健機関(WHO)は今月20日、「国際疾病分類」最新版において、「ゲーム障害」を新たな依存症として加える予定、との事です。
つまりは「ゲーム障害」が病気として認定された、
と言う事なのでしょう…
確かに「これから仕事に行かなきゃいけないのはわかってるのに、
ゲームが止められなくて無断欠勤をしてしまった…」
こんな感じで、自分でもどうしようもなくゲーム依存をしてしまうならば、
それは何らかの治療やカウンセリングが必要なレベルですし、
絶対にそうするべきでしょう。
ここで個人的に気になるのは、最近、何かと話題の「eスポーツ」です。
2020年の東京オリンピックでも採用されるかも知れないとも言われていますよね?
何のゲームが選ばれるんでしょうかね?
「スマブラ」かなあ?それとも「マリオカート」?まさかの「テトリス」!?
「フォートナイト」は可能性高そうだなあ…
「スプラトゥーン2」なら私もちょっと選手になりたいです、下手だけど。
あ、でも人を撃つゲームは選ばれにくいかな?
とまあ、それはさておき…
もしも、確実にeスポーツが採用される運びとなった際は、
生活の全てをゲームに捧げるくらいじゃないと
とてもとても勝ち進めないワケですよ!!
世界には何千何万というゲームの猛者達がはびこっているのですから、彼らに打ち勝つなんて並大抵の事ではありません。
それこそ生活に支障をきたしてでも、勝利するためには日々の鍛錬が必要なのです。
「eスポーツ」選手のゲームプレイ時間は依存症認定されるのか…?
どのくらいのゲームプレイ時間で依存症と認定されるかはちょっとわかりませんが、
例えば、もしも普通の人が1日に15時間くらいゲームしてたら
たぶんほとんどの方はその人を「ゲーム依存症」と言ってしまうと思います。
ゲーム以外の行動を費やす時間がほぼ無いですし…
ただ、eスポーツ選手が同じ時間をプレーしても「ゲーム依存症」とは
なかなか断定しにくい気もします。
昔、80年代に一世を風靡したファミコンの高橋名人が
「ゲームは一日一時間!」
って言ってましたけど、
おそらく、それを守ってたら金メダルなんて夢のまた夢となってしまうと思います。
ここでもう一つ気になる記事が…
神奈川県にある国立病院機構久里浜医療センターの院長さんが、
こんな事を言っています…
「『eスポーツの選手を目指している』と話す患者が親に連れられ受診している。生活はまさに依存そのもの。『プロになるため』という言い訳で依存状態を正当化し、回復を妨げている。eスポーツがゲーム依存を助長している側面があることは否めない」
なるほどなあ、
本人が「eスポーツ選手になるんだ!!」と言ってしまうと、
そのゲームプレイは「選手になるための練習時間」と言う事もできるんですよね。
もしもその子が将来、本当にeスポーツ選手になれたら良いですけど、
親目線で見れば、気が気じゃないですよね…?
このように…
ゲーム自体に年齢制限は無いですし小さい頃からプレーできるので、
今の時代だと、eスポーツ選手になりたい子供達はたくさんいるでしょう。
「eスポーツ選手」となるには多くのプレイ時間が必要だと思います。
それでも食べていけるのは、ほんの一握りの様ですし、
それこそ、「お前、依存症だろ!!」と思われるくらい練習をこなして行かないと、
強くなれないかも知れません…
例えそのプレイ時間を越えたとしても、多くの人はその夢を打ち砕かれることになります。
そうなると夢破れた大半の方は「ゲーム依存症」としてバッサリ切り捨てられることになるのでしょうか?
eスポーツ選手になれた→依存症じゃ無い?
eスポーツ選手になれなかった→依存症?
収入が発生したら、それは仕事となるワケなので「依存症」じゃなくなるんですかね?
youtubeのゲーム実況者さんなんかは、ゲームで生活しているので、
必然的に一般の方よりプレイ時間は多くなるハズですし、
それでも彼らを「依存症」と言う人はなかなかいないでしょうし…
余談ですが…
例えば、野球を1日15時間練習している人を「野球依存症」とは言わないし、
同じ時間を読書で過ごす人を「読書依存症」とも言いません…
「依存症」なのか否か…
私にはまだその線引きがよくわかりません…
以上です…