まるく堂の〇〇やろうぜ!

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昔の曲を歌詞から考察してみる…Plastic Tree「ロケット」

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古き良き名曲を紹介!

 

こんばんは!まるく堂です!

皆さんはこんな経験ないでしょうか?

例えば昔、大好きだった歌があって朝から晩まで何回もリピート再生する程聴いてたのに、

いつしかバッタリ聴かなくなって数年後…

たまたまテレビとかyoutubeで流れたのをきっかけに、また思い出してヘビーローテーションで聴いてしまう…みたいな…

 

私もそうした曲がいくつかありまして…

特にその周期が激しいのが

Plastic Tree(プラスティック ツリー)と言うバンドの「ロケット」と言う曲です。

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Plastic Treeとは?

ja.wikipedia.org

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1993年にボーカルの有村竜太朗とベースの長谷川正を中心として結成し、1997年にメジャーデビュー。ドラム担当のメンバーの脱退や加入などを経て、現在は4人組で活動する。略称はプラ、プラトゥリ、プラツリなど。

Plastic Treeは1997年にメジャーデビューし、23年ものキャリアを持つロックバンドです。

この「ロケット」と言う曲は、特に彼らの代表曲と言うワケではないのですが、

なぜか私はこの歌だけヘビーローテーションしています。

この歌は2000年7月に発売され、当時から聴いていたのでおそらくは通算で1000回くらいは聴いていると思います、いや冗談抜きで…

 

「ロケット」はこんな曲です… 

もう20年前なので画質が粗いですが、それでも不思議な世界観が漂うミュージックビデオですよね!

 

今回は、この「ロケット」の歌詞を自分なりに考察、解釈したものを、

イメージ画像を添えて書いていきたいと思います!

 

まずは歌詞全体をお読みください。

 

Plastic Tree「ロケット」
作詞 Ryutaro/作曲 Tadashi/唄 Plastic Tree

同じ夢ばかり見る僕は今日もまた2時間しか眠れない
胸の奥までベルが鳴るから たまには出掛けてみよう
僕の手に聖書はないから公園で希望を空に祈る
衛生的な青すぎる空 そして遠すぎる僕
君と暑さのせい 僕の血は濃くなって
ネジが回りだしてとても泣きたくなる

このまま眼を閉じ 空を昇り 願いもこえていく
光に埋もれるまでずっと眺めてて

鳴かないカラスの群れはまるで電線の五線譜で音符みたい
メロディーをなぞる僕を置いて音もなく飛んでいく
言葉ならいくつも胸につまってるけど
声にならないまま いつか あふれだして

どこまでも高く昇りつめて 青より碧い中
真夏にあえぐ僕は潜り込んでいく

君と暑さのせい 僕の血は濃くなって
ネジが回りだしてとても泣きたくなる

このまま眼を閉じ 空を昇り 願いもこえていく
光に埋もれながら離れていく
「そこから、、、ねぇ、まだ僕の事が君に見えていますか?」
ほら 宇宙のはてまで すいこまれて
やがて いつか 消えてく―――――。

目を開けた。色あせた世界に僕はいた。
空を見た。希望はまた帰ってきた。

 

歌詞の考察

それでは歌詞を部分部分に分けて考察していきたいと思います!

 

同じ夢ばかり見る僕は今日もまた2時間しか眠れない
胸の奥までベルが鳴るから たまには出掛けてみよう

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この歌詞の主人公「僕」は、なかなか寝付けずにいるようです。

どうやら毎回見てしまう同じ夢が、彼を苦しめている様にも思えます。

どこか陰鬱な状態が続いている事が見受けられ、

自分の中でも危険信号を感じ、これではいけないと思ったのか出かけて気分を変えようとします。

 

僕の手に聖書はないから公園で希望を空に祈る
衛生的な青すぎる空 そして遠すぎる僕

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「僕」はそんなに立派な人間でもないから、公園で自分の希望を空に願うくらいしかできない、と感じています。

そんな空は、見渡せば雲一つ無い晴天が広がっていて、

その清々しさとは正反対の位置に自分が立っていることに気付かされます。

 

君と暑さのせい 僕の血は濃くなって
ネジが回りだしてとても泣きたくなる

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ここで「僕」を悩ませる原因がわかってきます。「君」の存在です。

自分の体の中が熱くなってくる感じ…それは暑さのせいかも知れないし、いえ、おそらくは「君」のせいなのです。

「君」の事を考えるだけで、自分の感情がネジが回転するかの様に高ぶりだして、

思わず涙がこぼれそうになってくるのです。

 

このまま眼を閉じ 空を昇り 願いもこえていく
光に埋もれるまでずっと眺めてて

(この部分の解釈は難しいです…あくまでも私の偏見ではありますが…)

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「君」への想いに囚われるのは辛すぎるから、このまま目を閉じて自分の願いさえどうでも良くなる様な高みへと…まるでロケットに乗っているみたいに「僕」は飛んで行けたらいいな…

それでも、そこからでもいいから「君」に気にかけてて欲しいと言う、相反する想いと共に…

 

鳴かないカラスの群れはまるで電線の五線譜で音符みたい
メロディーをなぞる僕を置いて音もなく飛んでいく

(私はこの部分がこの歌で一番好きです!!)

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電線に止まっているカラスの群れ。

彼らはまるで五線譜にしたためられた音符みたいに並んでいます。

「僕」はそのメロディーを辿って口ずさもうとしますが、

あっという間にカラスたちは飛び立っていき、そこでも「僕」はひとりぼっちになってしまうのです。

 

言葉ならいくつも胸につまってるけど
声にならないまま いつか あふれだして

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言いたいことや思ってることはたくさん「僕」の胸につまっていて、

しかし、そんな言葉達も「君」に伝えることもなく声にならぬ願いと共に、

いつしかこぼれ落ちてしまったのです…

 

どこまでも高く昇りつめて 青より碧い中
真夏にあえぐ僕は潜り込んでいく

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「僕」はずっと「高み」を求めて昇りつめようとしている…

真夏の空の「青」より深い「碧」を求めるように、潜り込んでいくように、

今も必死に無我夢中でもがいているのです…

 

君と暑さのせい 僕の血は濃くなって
ネジが回りだしてとても泣きたくなる

このまま眼を閉じ 空を昇り 願いもこえていく
光に埋もれながら離れていく

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 (恋が終わった)「君」を想うのは苦しくて、泣きたくなって、

それでも日々の生活の中、誰かの優しさや温かさに触れながら、

ようやく君を立ち切れそうな気もしているのです…

 

「そこから、、、ねぇ、まだ僕の事が君に見えていますか?」
ほら 宇宙のはてまで すいこまれて
やがて いつか 消えてく―――――。

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最後に聞いてもいい?「僕の事、今でもまだ少しは気にかけてくれてるかな?」

そんな想いも、宇宙の果てに吸い込まれる様に、

やがていつか消えてしまうのだろう。

そしてこれが君との本当のサヨナラなのだと…

 

目を開けた。色あせた世界に僕はいた。
空を見た。希望はまた帰ってきた。

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ふと、目覚めた様な感覚が戻ってきた。

これまでの自分は、どこか色あせた様な世界にいた気分。

もう一度、空を見た。以前とは違う自分の中で、

今また新しい希望が生まれてきた…

 

こんな感じの解釈をしました…

 

まとめ:今聴いてもいい曲だな…と再確認!

今回はPlastic Treeの「ロケット」を紹介させていただきました。

自分なりの解釈を書くことで、またあらためてこの曲が好きになりました!

 

もしも皆さんの中で、この曲に興味を持たれて聴いてみたい!と思ってくれたなら嬉しいです。

 

ただ、この曲は残念ながら、あらゆる音楽サブスクリプションで聴くことはできないと思います。

以前は聴けてたみたいですが…

 

なのでこの曲を聴くにはCD購入しか無い様です。

ALL TIME THE BEST

ALL TIME THE BEST

  • アーティスト:Plastic Tree
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: CD
 

このベスト盤は他にも良い曲が目白押しなのでオススメです!

 

以上です…