まるく堂の〇〇やろうぜ!

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個人作家が自分の作品をオーディオブック化できるのか?

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自分の作品がオーディオブック化できたらスゴイよね!!

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こんばんは!まるく堂です!

 

こんな記事を見つけました!

DeepZenがAIオーディオブック化に向けて書籍販売業者であるIngramと提携

goodereader.com

「DeepZen」と呼ばれる人工知能(AI)アルゴリズムを利用した音声プロジェクトを進めている企業があります。これはIBM等も関連している企業の様ですが、最近になってこのDeepZenが「文章をオーディオブック化する際にAIを使い、自然に感情を込めた読み方ができる様にするツール」を開発した模様です。

 

まだ英語だけではありますが、

↓こちらのリンクからサンプル音声を聞くことができます。

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私もそこまで英語のリスニングが得意なワケではありませんが、

サンプルを聞く限りは、抑揚があってかなり流暢に話している様に思えます。

 

このツールによって、オーディオブックの製作にかかる時間とコストが最大90%も削減できる様になると言う事です。

 

これはスゴイ事ですね!

オーディオブックを普通に作ろうと思ったら、まずは声優さんやプロのナレーターの方が必要になりますよね。自分で音声をやってもいいですが、ほとんどの方は素人感丸出し、聞くに堪えない感じになってしまうと思います。

さらにはちゃんとした音質で録音したい場合は専用のスタジオも借りないといけません。その賃貸料もバカになりませんよね。

 

この作業がAIでできる様になって、しかも感情表現豊かにオーディオブック化できる様になるならば、コスト的にはかなり削減できる様になりますね!

DeepZenは、今後数か月以内にオーディオブックを専門とする企業に向けて、このツールを商品化する予定との事です。

 

まだ新しい技術なのでもちろん有料にはなると思いますが、10年後や20年後にはもしかしたらフリーソフトになって、個人でも簡単にオーディオブック化できる時代が来るかも知れませんね!

 

日本ではAIオーディオブック化できる様になるのか?

ここまでは英語の話ですが、やはり気になるのは

日本語でもAIオーディオブック化はできる様になるのか?

と言うことですよね。

 

これができる様になったら、例えば出版社では自社で権利を持っている多くの人気小説をすぐにオーディオブック化する事も可能になりますね。

ただ日本語は文法的にも英語よりも複雑な部分も多々ありますし、AIがその全てを把握して違和感の無い日本語を100%表現できるのかと言う疑問もあります。

 

また小説は登場人物が複数いる場合がほとんどですが、AIはその一人一人の口調を使い分ける様なところまで進化しているのでしょうかね?

 

いろいろと考えてみると、100%ネイティブなオーディオブック化はまだまだ遠い先の様な気もします。恐らくはある程度AIでオーディオブック化していって、細かいところの調整は人間の手で加えると言う使い方になるのではないでしょうか?

 

もちろん、技術は日々進化しているので私の心配など杞憂になる時代も来ると思いますし、そうなる事を期待したいです。

 

ちなみに、日本語のAIオーディオブック化において、個人的に今後の未来に希望を持てるツールがあります。

それは今年の8月に発表された「VOICEVOX」と言うツールです。

voicevox.hiroshiba.jp

 

これは、テキストを入力すると、AIで変換されて二つのキャラクター「四国めたん」と「ずんだもん」のどちらかの声で出力してくれるツールです。

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↑インターフェースはこんな感じです。テキスト入力して再生ボタンを押すと、選んだキャラクターで声を出してくれるんです。

操作はかなり簡単だし、個人的にはかなり流暢に聞こえます。もしもおかしい部分があった場合は、アクセントやイントネーションを細かく調整もできるので、ある程度自分の望む音声に近づけることができます。

 

このツールのすごいところは

商用利用もOK!!

ってところです。

もちろん規約もあるので、使用の際にはよく読んでおく必要があります。

 

今のところは小説の膨大な文章量をすべてAI変換するとめちゃくちゃ大変な気がしますが、このツールは個人作家さんの作品もオーディオブック化できる未来がすぐそこまで来ている感じがして希望が持てるんですよね。

今現在でもyoutubeとかの動画配信のナレーションや、ちょっとした音声使用ならばこのツールでも十分に賄えると思います。

無料なので1度試してみて下さい!

 

以上です…