原作版「くまのプーさん」が自由に使える…だと!?
こんばんは!まるく堂です!
こんな記事を見つけました!
「くまのプーさん」がパブリックドメインに!!
記事に寄りますと、
アメリカでは1926年に出版されたA・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」等の著作権が消失し「パブリックドメイン」となった模様です。
パブリックドメインとは小説や発明等の知的創作物において、その製作者に対して与えられていた「知的財産権(その人に与えられた独占権)」が無くなり、誰でも自由に利用できる状態にある事を言います。
つまりは1926年発行の書籍「くまのプーさん」に関しては挿絵や文章等も自由に使ったりできる、と言う事です。
日本では一足先に、2017年5月に著作権が切れており、
角川文庫では同年、既に新訳として
↓こんな感じの表紙イラストで発売しています。
「え…?これ…本当にプーさん?」
と思っちゃいますが…
実は!!ここで注意して頂きたいのが、
ディズニーアニメで使用されている「プーさん」の
キャラクターデザインは
絶対に使用してはいけない!!!
と言う事です。
ほとんどの方の「プーさん」のイメージは
↓こちらの様な赤いTシャツの黄色いキャラクターだと思います。
羽生結弦くんも大好きなキャラクターとしても有名ですが、
こちらのデザインはディズニーが権利を保有しているので、
絶対に使用してはいけません。
ただ、1926年発行の書籍「くまのプーさん」の挿絵って
けっこうアニメキャラと似てる部分があるので…
自分ではそのつもりがなくてもディズニーの方で「私たちのアニメキャラを盗用しましたね!」とか言われそうな気もします…
なので、使用許可が無い場合はいっその事、
角川文庫の様にオリジナルの「プーさん」を
自分で描くしかないかも知れません。
まるく堂版「くまのプーさん」
原作がパブリックドメインになった以上、
例えば個人作家さん独自の「プーさん」を
これからは作っても良い事になります!!
よって!ここに!
「くまのプーさん」
まるく堂バージョンが爆誕した事を宣言いたします!!
↓表紙
内容としましては、厳しい自然で鍛えられた熊のプーさんが
他の熊と生き残りを賭けて戦っていく
血で血を洗う物語です!!
(↑怖えーよ…)
あ、ちなみに熊の素材は
↓こちらからお借りしました!
また現代風にこんな感じはいかがでしょうか?
↓表紙その2
内容は…
熊と人間の狭間に生きる「熊人(くまびと)」の「プー子」は、
熊人界の掟に従って毎日を過ごしていた。
そんな中、ふと人間の少年がこの熊人界に迷い込んでしまう。
溺れかけた少年を間一髪で助けたプー子は、少年と意気投合し仲良くなる。
熊人特有のフードを少年にかぶせてごまかそうとするが、やがて父の「熊助(くますけ)」に見つかり少年は殺されそうになる。プー子がかばったおかげで少年は腕にケガを負いつつも人間界に逃げる事ができた。
しかし、少年は人間国の王子であり、父である国王は熊人界に復讐を誓う。
恐ろしい化学兵器を用いて熊人界に侵攻する人間達…
やがてその脅威はプー子の周りにまで及び「戦うか、死か」その二択を迫られる様になり…
と言う、血なまぐさい物語です!!
(↑「プーさん」の要素がどこにも無い…)
「プー子」の素材は「星宝転生ジュエルセイバー」からお借りしました。
もう8年くらい前の素材ですが、今でも全然使えます!!
ちなみにまるく堂版「くまのプーさん」はフィクションです…
まとめ:パブリックドメインの書籍にオリジナル挿絵を挟むのも一つの手かも?
今回は1926年に出版された「くまのプーさん」の著作権が切れて、パブリックドメインとなったニュースを紹介しました。
これからも有名作品の著作権が切れると言う事はあると思います。
個人作家さんにとっては、誰もが知ってるキャラクターを自分の思うままに二次創作できるのは嬉しい事かも知れませんね。
ただ、今回の「くまのプーさん」の様にアニメに関してはディズニーがキャラクターデザインの権利を所有しているので、そこは無断で使用しない様に注意しましょう!!
以上です…