目次(文字数:4300字前後)
- 女性プロゲーマー炎上
- 男性プロゲーマー炎上
- プロゲーマーによる揶揄発言
- プロゲーマー死体撃ち
- ゲーマーVSコスプレイヤー?
- 「チー牛」事件
- 所属ゲーマーに給料未払い
- ゲーマーによるイラスト盗作
- 高額受講料で批判
- 「海外のゲーム大会で優勝」とウソ
- ゲーム配信中に違うゲームを遊ぶ
- まとめ:ゲーマーを取り巻く事件は予想以上に多かった…
こんばんは!まるく堂です!
こんな記事を見つけました!!
女性プロゲーマー炎上
「たぬかな」さんと言う方が巷で話題になっていますね。
この方は格闘ゲーム「鉄拳」シリーズを得意とし、
2016年頃からプロeスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming」と契約を結び
女性プロゲーマーとして活躍をされてきました。
しかし2022年2月15日、「ミルダム(Mildom)」という配信サイトにおいて、
「身長170cm以下の男性は人権がない」
「170cmない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら生きていってください」
と言う旨の発言をしてしまい大炎上してしまいます。
その日の夜にたぬかなさんは謝罪ツイートをしていますが…
(現在は削除済みの様です。)
「ごめんなさい~…」や「ひぇ~」など、
どこかまだ真剣味の無い他人事の様なコメントは火に油を注ぐ状態となってしまい…
そして2月17日、
たぬかなさんは所属先の「CYCLOPS athlete gaming」から契約解除をされてしまいます。
炎上発言からわずか2日間の出来事です。
同じく女性プロゲーマーの「ゆうゆう」さんと言う方がいらっしゃるのですが、
今回の事を受けて、彼女もたぬかなさんに苦言を呈しています。
(現在は削除済み)
一緒に写真を撮ると言う事はある程度は仲が良かった様ですが、
文脈から考えてたぬかなさんに何度も迷惑を掛けられていた様にも感じますね。
すごく怒っているのが感じ取れます…
男性プロゲーマー炎上
そして、
「CYCLOPS athlete gaming」にはもう一人、
「コバトン」さんと言う人がいて、その方はプロゲーマー兼マネージャーの立場でもあった様ですが…
と、同じ所属チームのたぬかなさんの炎上を
最初は対岸の火事と言った感じで軽口を叩いていたのですが、
後にコバトンさん自身、過去のSNSでの発言が発覚してしまいます。
↑これだけでなく大量の差別とも受け取れる発言が相次ぎ、
一つ一つ消したのでは間に合わないのか、
コバトンさんはアカウントごと削除してしまいます。
しかし時すでに遅く、コバトンさんも契約解除となってしまいました…
相次いでしまった契約解除。
真面目にプロゲーマーと言う仕事に取り組んでいる方から見れば、
今回のたぬかなさん、コバトンさんの言動は迷惑以外の何物でもないですよね。
プロゲーマーに対してのイメージダウンは必至だからです。
ただ、プロ・アマ問わず、ゲーマーの世界では
たびたび炎上や事件が起きることもある様です。
今回は、そのほんの一例ですが紹介したいと思います。
プロゲーマーによる揶揄発言
2019年、「AVALON」と言うeスポーツチームに所属するある選手が、
人気ゲームの「荒野行動」の生配信動画に出演しました。
その際に、別な選手に対しての発言が元で大炎上してしまいます。
どういう意図があってそうした発言をしたのかは定かではありませんが、
その後、5人のプロゲーマー達は活動停止を余儀なくされてしまったそうです。
プロゲーマー死体撃ち
2019年、人気のプロゲーマー2人によるゲーム生配信があり、
「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」をプレイしていたところ、
ある無名のプロゲーマーが二人をゴースティング(配信者の実況動画を見ながらゲームを有利にプレイする事)で狙い撃ちし、「死体撃ち」と言う煽り行為を行いました。
それがプロゲーマーらしからぬ行為として批判を浴び、その無名プロゲーマーはツイッターを削除。所属先のチームが謝罪する事態に発展しました。
ゲーマーVSコスプレイヤー?
2019年、宮城県で行われた「仙台アニメフェス2019」において、
吉本所属の芸人からなるガチンコゲーマー集団「ゲー人ギルド」が、
ゲスト出演の女性コスプレイヤーと共にeスポーツイベントに参加しました。
その際、彼女はコスプレの精度に対して文句を言われたり「足を引っ張るな」等とも言われ、ショックで3日間寝込んでしまうと言う出来事があった様です。
この記事だけを見ると「ゲー人ギルド」側のパワハラにも思えますが、
↓こちらの記事を読むと、また違った側面も見えてきます。
そのコスプレイヤーの方も終始無言の態度を貫いてたり、ゲームイベントなのに自分のPCを持って来ていなかったりといった事態も起こっていたらしく、それでもイベントを円滑にすすめるために吉本芸人たちが、コスプレイヤーさんをイジる形で笑いに変えようとしたという可能性もあった様ですね。
内容的にけっこう真逆な感じの記事ですが、判断はみなさんにお任せいたします。
「チー牛」事件
これはかなり有名ですね。
2020年、元セガの取締役の名越稔洋さんが自社のゲーム「ぷよぷよ」のeスポーツ大会「ぷよぷよファイナルズ SEASON2」において、ファイナリストのプロゲーマー選手に対し「チーズ牛丼食ってそうな感じ」と言う発言をしました。
「チー牛」はネットでは相手を揶揄する言葉としても使われており、
しかもセガの役職者がこの発言をしてしまった事が後に大問題となってしまいます。
該当の動画は削除され、後に編集されたものが再度投稿されました。
これが直接影響したのかは定かではありませんが、名越さんは2021年にセガを退社し
NetEase Games出資の新スタジオ「名越スタジオ」の設立を発表しています。
あと関係ないですけど私「チーズ牛丼」好きなんですけどね。
この言葉が流行し出してから食べにくくなったって人、いると思います。
メニューにあるんだから何頼んでもいいだろ!!!
って思うんですけどね。
一番の被害者はひょっとしたら「すき家」かも知れません…
所属ゲーマーに給料未払い
2018年、プロゲーミングチーム「PENTAGRAM」は所属ゲーマー達により、
給料が長期にわたり未払いである事を暴露されています。
また同年に他国選手へのハラスメント問題も明るみになり、
チームは解散してしまいました…
ゲーマーによるイラスト盗作
2018年、「SunSister」と言う日本のプロゲーミングチームに所属する選手が、
SNS上で自分が描いたと言うアニメキャラクターのイラストを投稿します。
しかし、そのイラストは他の絵師さんによって描かれたものをそのままUPしたものだったのです。ご丁寧にもそのイラストには自分のサインまで書いていました。
しかし、そんな事がいつまでもバレないはずもなくあっという間に発覚。
そのプロゲーマーは除名処分となってしまいました…
高額受講料で批判
2017年、「YOUDEAL」と言う企業が「GAME LESSON」と言う、
ゲーマーに個人レッスンをしてもらう新しいサービス提供を企画していたのですが、その受講料が高すぎるとして話題になりました。
そのレッスンは一般講師とプロゲーマーを選ぶことができるのですが、
プロゲーマーの場合は1時間で8,000円ほどかかる様です。
しかも、1時間単位では受講してもらう事はできず、2時間~3時間パック、4時間以上パックとある程度まとまった時間じゃないと受講できなかった様です。
プロゲーマーを独占できるわけなので、ひょっとしたら1時間8000円は実はリーズナブルなのかも知れませんが、一般的な感覚ではやはり高く感じますね。
「YOUDEAL」のサイトを見てみましたが、現在はこのサービスをされていない様です。
やはり当時叩かれたので、頓挫してしまったのでしょうか?
「海外のゲーム大会で優勝」とウソ
2016年9月、当時23歳のある臨時職員の方が、パリで行われた対戦型格闘ゲーム「ギルティギア」の大会で優勝しました。
賞金の300万円を獲得し市役所で記者会見を開き優勝を報告、その快挙にテレビや新聞でも報道された事がありました。
しかし、ゲーマーの間ではその時期に大会が行われたとは考えにくく、その大会の存在自体を知らなかった人が大半で「本当に大会が行われたのか?」と言う疑惑が生まれます。
実は、この大会自体がその方のウソで、優勝も事実無根だった事が発覚します。
この臨時職員の方は同僚に格闘ゲームの世界大会に選抜されたとついウソをついてしまい、引くに引けない状態になっていたと言う事です。
彼のSNSでは、他のサイトから盗用したフランスの写真を投稿し、あたかも海外にいるように偽装工作を図ったりもしていました。
その後、この臨時職員の方は市役所から契約更新をされる事はなかったと言う事です…
ゲーム配信中に違うゲームを遊ぶ
2017年、FPSゲーム「オーバーウォッチ」で活動していたあるプロゲーマーの方が、
Twitchの配信中にナント!!美少女ゲームの「ねこパラ」をプレイしだしました。
その間、「オーバーウォッチ」は放置状態となってしまいます。
これが迷惑行為にあたるとして、ゲーム会社は彼のアカウントを1週間停止させる措置を取ります。
また彼の所属するチームも、彼の除籍を発表。解雇されてしまったと言う事です。
自分の稼ぎ頭であるゲームを放っておいて、美少女ゲームを始める心理状態ってどんなだったんでしょうね?
まとめ:ゲーマーを取り巻く事件は予想以上に多かった…
今回はゲーマー事件簿と題して紹介いたしました。
上の例はほんの一部で、調べれば調べるほどどんどん出てくる感じです。
特に最近のたぬかなさんやコバトンさんの炎上では、プロゲーマーの方へのイメージダウンが避けられない状態となっていますね。
もちろん礼儀正しい方もいますが、マナーや言動に関して配慮が欠けている方が
ごく少数ながらいることも事実だと思います。
プロゲーマーと言う仕事自体もまだまだ黎明期なのかも知れません。
以上です…