「D-LOOP」を知ってる人はおそらく同年代…
こんばんは!まるく堂です!
自分の青春時代の音楽と言えば、
1990年代~2000年代くらいになるのですが、
最近、当時に流行した曲や好きだった様々な曲が
頭の中でリフレインする様になってきました。
その中でも、「ああ、この曲が特に好きだったなあ。」と
懐かしい気持ちになってしまった曲がありまして…
それを歌っていたのは1997年のデビューからわずか1年で活動休止となってしまった
「D-LOOP(ディーループ)」と言うミュージシャンです。
「D-LOOP」はキーボードの葉山拓亮(はやま ひろあき、写真右)さん、
ボーカルのMINAMIさん(写真中央)、ギターの山川信人(やまかわ のぶと、写真左)さんの3人で構成された音楽ユニットです。
1997年、avex traxから「Just place of love」と言う曲でデビューを果たし、
発売されるシングルは全てCMタイアップと言う、
avex側もかなり力を入れていたユニットでした。
当時は音楽プロデューサーの小室哲哉さんが最盛期の時代で、
彼自身が所属するユニット「globe」がミリオンヒットを飛ばす時代でした。
「D-LOOP」は小室さんのプロデュースは受けてないと思われますが、
同じレーベルと言う事もあり、その影響を受けてか、
「D-LOOP」もビジュアル的にちょっと似た感じで、音楽自体も小室系のサウンドだった記憶があります。
彼ら自身もCMタイアップの影響もあって知名度を上げ、これからと言う時でした。
翌年の1998年、D-LOOPは突然活動を休止してしまいます。
理由は、MINAMIさんの体調不良や山川さんの脱退が重なったためと思われます。
それまでに出したシングルはわずか3枚でした。
活動期間が1年にも満たないこの音楽ユニットを
私が今でも覚えているのは
ボーカルのMINAMIさんのとても綺麗な高音の伸びにあります。
歌自体もかなり私の好みで、
特に好きだったのがセカンドシングルの「Love me tender」と言う曲です。
「ラヴ・ミー・テンダー 」と言えば、その昔「エルヴィス・プレスリー」が歌った曲と同じタイトルですが、おそらくは関係ないと思います。
↓D-LOOPの「Love me tender」は25年前の曲ではありますが、
今もiTunesやAmazonで購入する事ができます。
↓youtubeでは珍しいテレビ映像も見ることができます。
MINAMIさんの歌い方で、当時大人気だった華原朋美さんを思い出す方もいるかも知れません。
確かに似ていると言えば似ているのですが、
私自身はMINAMIさんの声の伸び方がすごく綺麗だなと思ってて、
「Love me tender」のバラード調のメロディーとすごく相性が良くて、
当時持っていたMDに録音して、何度も聴いていた記憶があります。
活動休止から6年後の2004年、
D-LOOPはMINAMIさんと葉山さんの二人で活動を再開する事になります。
その際に、シングル1枚とこれまでの曲を収録したアルバムを発売しています。
しかし、活動もその年で停止してしまいます。
そして6年後の2010年3月、メンバーである葉山さんからサイトを通してお知らせがあり、ボーカルのMINAMIさんが2010年の1月に亡くなっていた事を報告しました。
その報告によりますと、MINAMIさんの死因は「医師処方の薬の服用ミス」によるものだったそうです。享年34歳でした。
実は私がこのニュースを知ったのは、報告から2,3年後だったのですが、
それでもやはりショックでしたね…
D-LOOPの活動期間中に出したCDはシングル4枚、アルバム1枚のみ。
ミュージシャンとしてはこの数はかなり少ない枚数かも知れませんし、
MINAMIさんのボーカルとして残っている曲が、全部合わせても20曲程しか無いのは残念としか言いようがありません…
発売から25年も経過していますが「Love me tender」ってやはり良い曲だなあと、
最近でも思ってしまいます…
以上です…