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九州大学が「3Dデジタル生物標本」1400点以上を公開!誰でも利用可能に!!

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ものすごい昆虫標本1400点が無料で使えます!!

こんばんは!まるく堂です!

 

こんな記事を見つけました!!

www.itmedia.co.jp

 

記事に寄りますと…

九州大学は3Dスキャンでデジタルデータ化した生物標本1400点以上を

無料公開している様です!!

sketchfab.com

早速リンクへ飛びますと、

↓こんな感じで、様々な生物のサムネイルがこれでもかと言うくらいに表示されます。

(虫が苦手な方はスミマセン…)

 

今回はPCで見てますけど、おそらくスマホやタブレットでも見られると思います。

標本は昆虫だけでなく、カニ等の海の生物もいますし…

 

魚や草花のデジタル標本などもあります。

サムネイルを見るだけでもかなり時間がかかりそうですね!

 

ここで一つ、カブトムシを選んでみました。

もうリアル過ぎて今にも動き出しそうですね。

画面内のルーブックキューブみたいなのは中心点とか位置を示すものだと思います。

マウスをドラッグすると、角度を色々と変える事もできます。

カブトムシをこんなにじっくりと見る機会もないので、これはスゴイですね!

 

画面の右下にModel Inspectorと言う項目があるので押してみると…

サイドバーが出て来ました。

色合いなんかを調節できる様です。

 

"Metcap"と言う項目を選択してみたら…?

おお、こんなにも神々しいメタリックカブトムシが爆誕しました!!!

 

これらのデジタル標本は「バイオフォトグラメトリ」と言う手法で撮影されている様です。

これは簡単に言いますと、360度、上下左右、あらゆる角度からデジカメで撮影し、

それらをPCソフトやアプリでつなぎ合わせると言う方法です。

これまでの生物標本は、どんなに厳重に管理してもどうしても退色や劣化が進んでしまう事が多かったそうです。

元々が生物なのでいつか朽ち果てるのは当然ではあるのですが、それだと研究を進める事が困難になる場合も多々有った様です。

そこで考え出されたのが「バイオフォトグラメトリ」を使ってデジタル標本として保存していく事でした。

デジタルだと劣化する事が無くなりますし、今だと解像度もかなり高いので将来的にも長く使えそうな気もします。

 

ライセンスは「CC BY 4.0」つまり、商用利用もOK!(ただし条件あり)

今回、とても素晴らしいと思った点が、

この九州大学の1400点以上のデジタル標本は

「CC BY 4.0」として提供されていることです!!

 

「CC BY 4.0」の「CC」とは、「クリエイティブ・コモンズ」の略称で、

これは正しくコンテンツを流通させるための活動や団体名を表していて、

著作権者の許可する範囲内に限り、自由にコンテンツを使用できることを証明するモノとなります。

このクリエイティブ・コモンズにはいくつかの分野があり、今回の九州大学のデジタル標本は「BY」と言う項目にあたります。

これは以下の様な規約を守れば、二次創作や商用利用も可能であることを意味します。

・著作権情報を含ませる(該当する場合) - もし著作物に著作権所持者による著作権情報が含まれている場合、それらの情報はその状態で保持するか著作物を再出版する時にメディアに合理的な方法で再現する必要がある。
・作者名、芸名、ユーザーIDなどを引用する - もしインターネット上で公開する場合、作者名の所で(ある場合)その人物のプロフィールページにリンクした方がいい。
・著作物のタイトルもしくは名前を引用する(該当する場合) - もしインターネット上で公開する場合、タイトルもしくは名前をオリジナル作品に直接リンクしたほうがいい。
・著作者の下に特定のCCライセンスを引用する - もしインターネット上で公開する場合、ライセンスの引用をクリエイティブ・コモンズのライセンスページにリンクしたほうがいい。
・もし二次創作物もしくは翻案である場合に告知する - 上記に加えて、著作物が二次創作物であることを識別する必要がある。例として「これは[作者]の[原作品]の完訳版です」「[作者]の[原作品]を元にした脚本です」など。

つまりは自由に利用できますが、クレジット表示は忘れないで下さいね。

と言う感じだと思います。

例えば個人作家さんが表紙とか、挿絵で使用する場合は巻末にでも表記する必要があると言う事ですね!

 

まとめ:デジタル技術の発展がスゴすぎる!!しかも無料って…

今回は、九州大学の「3Dデジタル生物標本」無料公開について紹介させて頂きました。

いやあ、技術の発展ってスゴイですね!しかもそれが無料で使えちゃうと言うのも…

 

個人作家目線ではフリー素材としても見ちゃってますが、普通にデジタル標本としてもすごく貴重だと思いますし、生物が好きな方なんかは素晴らしいプレゼントかも知れませんね!!

 

以上です…

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