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AIはイラストレーターの仕事を奪うのか?

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最近のAIが作る絵、クオリティ高すぎじゃね?

こんばんは!まるく堂です!

こんな記事を見つけました…

gigazine.net

最近、「Midjourney」と言うAI画像生成ソフトが世間を賑わせていますよね!

このソフトの特徴は、書きたいテーマを文章で指示するとAIが上手い具合にイラストを生成してくれる事にあります。

そのイラストも人間が描いたと言っても信じてしまうくらい、非常にクオリティの高いものになっています。

現在は英語しか対応してないのですが「DeepL翻訳」等、翻訳ソフトを使えば簡単に訳せるので、日本人でも多くの方が利用している様です。

 

そんな「Midjourney」なのですが、

とある美術コンテストで

このソフトを使って作られた絵画が一位を獲得してしまう

と言う、前代未聞のハプニングが起きてしまったのです。

 

本来であれば作品はアーティスト自身の手で制作する事が望ましいですよね?

その絵を制作したアーティストの方も理想の絵を追求するために、何百枚もの画像を生成して微調整を行うなど苦心されてはいた様ですが、本来その人が筆をとるべき部分をAIに任せているのが物議を醸す事になってしまいました。

つまりは、それでもうまく調節さえできれば、人間が見ても高評価&高品質の作品をAIが生み出せてしまうことを証明してしまった事件とも言えます。

↓そしてもう一つ、気になる記事がコチラです!!

www.itmedia.co.jp

「mimic(ミミック)」とは「口まねする、模倣する」と言う意味がある言葉です。

個人的に思い浮かべるのは「ドラゴンクエスト」シリーズで宝箱を装ったモンスターの「ミミック」とか、ピカチュウのマネをしているポケモンの「ミミッキュ」ですね…

これらもおそらく「mimic」を元にしたキャラクターだと思われます。

 

話を戻しまして…

AI画像生成ソフトの「mimic」は、最低15枚ほどの画像をアップロードすると、

その人の画風をAIが学習し、似たようなタッチのイラストを生成できると言うものです。

「mimic」の製作陣の方々は、クリエイターさん達の創作活動の時間短縮等に貢献できればと言う思いで開発にあたった様です。

 

しかし、この「mimic」…

当のイラストレーターさん達の他、多くの方からの猛抗議を受け、

9月1日時点では、ベータ版の全機能が停止されている様です。

 

こうなった背景には、イラストレーターさんの絵が不正に利用されてしまうかも?と言う危惧感があると思われます。

これまで、クリエイターの作品は「著作権」というもので守られてきました。

イラストや絵というのは制作するにも時間を要しますし、誰かが無断でコピーしたとしても「それは私が描いた絵です。」と著作権侵害を主張する事も出来ます。

しかしここ昨今の技術の発展により、AIはそのクリエイター達の絵のタッチや描写テクニックをいとも簡単に、しかも短時間で真似できるようになったのです。

 

それまで個性的なタッチを売りに仕事を獲得していたのに、

いつの間にか自分の絵とやたら似ているイラストが、ネットのそこかしこで拡散されフリー素材化してしまい、仕事が激減してしまった…なんて事も将来的に起きてしまうかも知れません。と言うかもう既に起きつつあるのかも…?

訴えようと思っても、作品そのものがコピーされているわけでもないために、

著作物侵害を訴えると言うのもなかなか難しいと思われます。

 

「mimic」はクリエイターさん達ご本人がご自身の作品をアップロードして利用することを前提としていますが、

残念ながらそのポリシーは100%守られないでしょう…

多くの方が有名なアーティストや画家の作品を無断でアップロードし、その人の絵のタッチでAIに作品を作らせる未来が容易に想像できます。

 

今回「mimic」の開発会社は、多くの方の抗議を受けて、ベータ版の全機能を停止させましたが、

それはそれで、ある不安要素が発生しているんです…

www.itmedia.co.jp

中国の「ERNIE-ViLG」と言う画像AIソフトは「mimic」と似たようなコンセプトなのですが、「二次元キャラ」のクオリティが高いと話題になっている様です。

あくまでもウワサ段階ですが、このソフトはPixivに投稿されている多数のイラストを取り込んで学習させている、とも言われているそうです。

本当かどうかはわかりませんが、もしもそうなら「mimic」よりも大量のデータで学習させている事になりますし、こうした思い切った事ができる分、この分野での覇権は中国が握ってしまう恐れもあるとの事です。

 

そうなってくると、命を削って製作した作品だったのに…

あっという間にAIに似たような作品作られて

フリー素材化されてしまう、なんて事も!?

さらに肝心の「著作権」すら全然機能すらしなくなってしまったら

芸術的価値と言うものが限りなく

0円に近くなってしまうのかも?

と言う懸念も個人的にはあります。

まとめ:予測不能な事態だけど、まだまだ人間のひらめきは負けないと思う!

こんなにも進化していたAI画像生成ですが、

おそらくはこの流れは変える事はできない様にも思えますし

今後も、より高性能なソフトが生まれると予想されます。

 

今回の記事のタイトルで「AIはイラストレーターの仕事を奪うのか?」と言う疑問を呈しましたが…

おそらくは仕事を奪われるイラストレーターさんも将来的には発生する可能性もあるのではないか?とも思っています。

これはイラストだけの話ではなくて、小説だったりマンガだったり…

あらゆる創作物はAIに取って代わられる可能性があります。

 

少し前に文章を作ってくれるAIを紹介しました。

marukudo.hatenablog.com

記事の執筆時点ではほとんど使い物にならないと言う結果ではありましたが、

これだって1、2年後には実用レベルにまでなっているかも知れませんし…

 

人間が筆やペンを使って創作する時代は終わりを迎えつつあるのでしょうか?

未来の人達は今後、AIを一つの製作ツールとして、より高いレベルの創作を目指すのかも知れませんね?

 

ひょっとしたら…

芸術を作るにはもはやAIさえあれば良くて

人間が必要無い時代も来ているのかも?

 

そんな未来は…怖いなあ…

 

以上です…

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