AIで簡単にゲームが作れる時代がすぐそこに!!
こんばんは!まるく堂です!
↓最近、こちらのyoutube動画を見て驚愕しました。
動画の内容を簡単に要約しますと、
ChatGPTにお願いするだけでゲームが作れた!
と言うものです。
動画の投稿主は「けまいチャンネル」の「けまい」さんと言い、ゲームの情報を主に提供されてる方です。
彼が今回ChatGPTで作ったのは俗に言う「ヴァンサバライク」なゲームです。
ヴァンサバとは2021年にリリース後、世界中で大ヒットした
「ヴァンパイアサバイバーズ(Vampire Survivors)」の略称で、
どんどん武器をパワーアップさせながら、360度襲ってくる敵を攻撃しまくる
シューティングゲームです。
シンプルながらも中毒性が高く、リリース当時はこのゲームの要素を含んだ亜流ゲームが大量に生産され、後に「ヴァンサバライク」と言う言葉も生まれたほどです。
そんな「ヴァンサバ」がChatGPTで簡単に作れるとなったら、驚愕モノですよね!!
実際に、けまいさんが指示したプロンプト(命令文)はこんな感じでした。

・ローグライク
・ヴァンサバライク
・シューティングっぽい
・世界観SF
・HTMLとJavascriptで1枚で作る
この最後の「HTMLとJavascriptで1枚で作る」と言うワードが重要らしいです。
そして実際に出来上がったのがこんな感じでした。

もの凄く簡素な絵柄ではあるのですが、青い丸"●"がプレイヤーで、弾を360度打ち続けてます。ある程度敵を倒すとパワーアップ要素もあったりして、ゲーム構成だけ考えると、まさに「ヴァンサバ」なんですよね!
まさかAIで、しかもたったひと言ふた言の単語で、こんなに簡単にゲームを作れる日が来るなんて…
と言うワケで私もちょっとゲームを作ってみました!!
と言っても、そのままヴァンサバを作るのも芸が無いので
私がAIに頼んで作ったのは…
トランプローグライクです!!
作るに当たってはChatGPTの他、ClaudeやGrok、Geminiとか色々ごちゃまぜで使用させて頂きました!
↓こちらをクリックするとゲームができます。
adorable-squirrel-c4be38.netlify.app
作りかたはChatGPT等のAIにこんな感じのゲームが作りたいと指示した上で、
「HTMLとJavascriptで1枚で作る」と言う言葉を最後に追加したら、ブラウザでできるゲームが簡単に作れました。何度か修正もお願いしたりして何とか形にしました。
ただし、PC用に作ってるのでスマホだとレイアウトとかキツいと思います…
ゲーム内容を簡単に言うと、敵の引いたトランプの数よりも上の数字のカードを引いてダメージを与えるゲームです。
トランプローグライクの遊び方

まずはいきなりパワーアップ画面です。これが無いと、最初はあまりに運ゲー過ぎるのです…
好きなものを選びましょう。

ゲームスタートしました。敵のゴブリンが10を引いてますね。
なのでこちらは下の5枚から1つを選びます。できれば10以上を引きたいのですが、
序盤は勘に頼るしかないです…
早速ゲーム性が破綻してスミマセン…

何回か引くけど、相手が強いカード(Aは14に設定してます)連発しすぎで、なかなか勝てません…
数で負けると、差額分のダメージをこちらが受けます…

くっ!負けました…
ぶっちゃけ、修正はしたものの最初は運ゲーであるのは変わらない様です。

しばらく相手にダメージを与えると得点スコアがたまります。
そのスコアを消費することで「ポーション」と言う特殊能力が使えます。
これが使える様になると、少し展開が楽になります。
例えば「女神の救済」は1度だけどんな敵でも倒せます。「2枚合成」は2枚のカードの合計点数を相手にダメージとして与えます。
これらの能力は使えば使うほど消費ポイントが上がっていきます。

敵を倒すとまたパワーアップ画面が出てくれるので、自分を強化します。
基本的にこの繰り返しです…
が…
ゲームが未完成な理由
しばらくゲームをやってみるとわかりますが、
特殊能力が強すぎて、ゲーム中盤からかなりヌルゲーとなり
正直つまらないと思います。自分でもそう思います。
できればChatGPTや他のAIにお願いして修正してもらいたかったのですが、
現時点では修正すればするほどデータ量が大きくなり、
AIの方でも操作不能などのバグが起きやすくなる…
と言うことがわかりました。
あくまでもプログラム知識の無い個人的な感想なので、もっとうまくやればスムーズに修正できると思うのですが、今提供してるバージョン以降で修正をお願いしたら、ウンともスンとも動かないことが続出したんです。
現時点の特殊能力で「敵の次のカードが見える」と言うのがありますが、ほとんど意味がない飾りの能力になっていたり、敵も特殊能力を使えるようにしたかったりとかいろいろ修正したいと思いましたが、やむなく開発はストップしてしまいました…
とは言え試験的に作っただけでも、ある程度遊べるゲームが作れたことはただただ感動でした…
ちなみに、自分が作ったゲームのHtmlファイルを「Netlify」と言うサイトにアップロードすることで独自のURLが与えられ(アカウント登録推奨です。)、他の人にもプレイさせることができます。
まとめ
今回は「AIに頼んでゲームを作ってみた!」と言う内容で書かせて頂きました。
現時点では、かなり簡素なゲームに限られますが、短時間で、しかもプログラミング無しでここまで動かせるゲームが作れるのはかなり驚きでした。
ゲームのコード修正にあたっては現在、xAI社の「Grok 4 Fast」Web版が無料でも無制限に使えたりするので、かなり重宝しました。
とは言え、データ量が大きくなると、どのAIでもなかなか思い通りに動いてくれなくなる事もわかりましたが、これについては時間が解決してくれる問題だと思ってます。
もしも、今後AIがさらに進化して大手企業のスクウェア・アニックスとかカプコン、任天堂等が製作しているAAA(トリプルエー)と呼ばれる様な大規模ゲームが、たった一人の個人によって作られる日もそう遠く無い気もします。
映画やアニメ、ゲーム、漫画など、個人がAIを使ってできる事がますます増えてくる予感がしますね!!
以上です…



























