こんばんは!まるく堂です!
皆さんは『ザ・ファブル』と言う漫画をご存じでしょうか?

“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。殺しのプロとして“一般人”になりきれ! 野蛮で、滑稽な、大阪DAYS。『ナニワトモアレ』&『なにわ友あれ』の南勝久、銃撃最新作!!!
『ザ・ファブル』は、最強の殺し屋「ファブル」が、ボスの命令で 1年間誰も殺さず、「佐藤明」と言う偽名で、妹役の「佐藤洋子」と共に大阪の町に溶け込み、普通の生活を送るという異色のアクション・コメディ作品です。
裏社会の常識しか知らない「佐藤明」が、普通の生活の常識に戸惑いながらも溶け込もうとするシリアスさとコミカルさのギャップが絶妙で、思わず笑ってしまう場面も多く、私も大好きな漫画です。
そんな『ザ・ファブル』がついにゲーム化!
2025年11月6日に講談社より発売されました。
その名も『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』です!
対応機種はSteamとNintendo Switchです。
ジャンルとしては、近年流行しているカード構築型のローグライクにあたり、
さまざまな戦術が描かれている漫画のコマを、漫画のページに見立てたフレームにジグソーパズルのように組み入れていくと、その通りに主人公「佐藤明」が動いていきます。それを繰り返し、与えられた制限回数以内で全ての敵を倒す、と言う内容となっています。
説明だけだとニュアンスが伝わりにくいと思いますので、
実際のゲーム画面と共に見ていきたいと思います。
タイトル画面

銃を構えて「殺し屋」としての側面を見せる「佐藤明」が印象的です。
右側の「はじめる」を選択するとゲーム開始です。
ゲーム選択画面

『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』では3つのジャンルのゲームを楽しむ事ができます。「バトルモード」はカード(漫画のコマ)を強くしていきながら、3ステージのミッションを突破していくモード。
「パズルモード」では与えられたカード(漫画のコマ)を駆使して制限された条件内でミッションをクリアしていくモード。
「Bar Buffalo」は佐藤洋子とお酒を飲んで対戦していくモードです。
今回は「バトルモード」を選択していきます。
プレイヤー選択

プレイヤーキャラクターを選びます。最初はアキラしか選べない様です。
プレイを重ねていけば、後々、戦略性の違う「ヨウコ」や「鈴木」も使用できます。
バトルモード画面

「バトルモード」では3ステージ分のマップがあり、一つのミッションをクリアしたら次のミッションに進みます。MAP1では8つ分のミッションがあります。
それでは最初のミッション「戦闘」をしていきましょう。
基本ゲーム画面

こちらが基本のゲーム画面となりますが、ちょっと複雑に思えるかも知れません。
しかしルールが分かれば簡単です。

まずはこちらの上画面。アキラ(中央)と敵が表示されていますね。
この敵を全て倒すのが目標となります。
各キャラの下にある四角い長方形の枠はすごろくのマスみたいなもので、アキラと敵の距離を表しています。後ほど紹介する漫画のコマを使いながら敵に近づいたり遠ざかったりして、戦略を組んでいきます。

↑こちらがカードに該当する「漫画のコマ」です。カードには「銃弾を装填」したり、「マスを移動」したり、「銃」を撃ったりと、それぞれ効果が書かれています。
さらにコマのサイズも横長だったり縦長だったり1コマだったり2コマ分あったり、様々な形がありますね。この「形」と言うのがこのゲームで重要になってきます。
これらの漫画のコマを…

↑こちらの漫画のページを模したフレームにパズルの様に当てはめていきます。

↑例えば、こんな感じにします。漫画のコマはドラッグ&ドロップで移動して割り当てます。割り当てた漫画のコマには数字が付きます。この数字順通りに「佐藤明」は行動する、と言うワケです。5番のコマが何か禁止のマークがついてますね。これはその漫画のコマの効果を実践できない事を表しています。
と言うのも、このコマを使用するには先に1番のコマの様に「銃弾を装填(1発)」しなければならないのです。銃弾を1発しか準備してないのに、4番と5番で2回銃を撃とうとしたためにエラー状態となったのです…
この1ページ分が1ターンとなり、ノーマルモードでは5ページ分(5ターン以内)で敵を全て倒す必要があります。

また、敵の攻撃を受けると銃弾の様な黒い弾跡がページに現れます。
この部分は漫画のコマを置く事ができなくなる(邪魔になる)ので注意が必要です。
特に2コマや3コマサイズのものは敵へ与えるダメージが大きかったりするので、
アイテムを使ってこの弾跡を塞いだり、上手く工夫したりしてゲームを進めます。
クリア画面

無事に敵を倒したらクリアです。「リプレイ再生」では自分がプレイした通りにアキラが敵をスタイリッシュに倒すのを、通して見られます。
コマ獲得画面

「コマ獲得」では、自分の漫画のコマを追加する事ができます。
けっこう強力なものが多いですが、漫画のコマとして使いづらい場合もあったりするので、慎重に選びましょう。
ミニゲーム画面

ゲームの途中「ミニゲーム」をする事があります、
いくつかの候補の中からランダムで1つが選ばれます。
今回選ばれたのは…?

漫画本編でもかなり衝撃的なエピソードである「グビちゅコン」が選ばれました。
このゲームは…

「グビ」「ちゅ」「コン」の順番を覚える記憶ゲームです。
一定時間表示されるので、その間にひたすら覚えましょう。

右下に「グビ」「ちゅ」「コン」それぞれのボタンが現れました。
さきほど覚えた記憶を頼りに順番通り押していきましょう。
ゲームの結果によっては、コマの強化に有利になりますので、ミニゲームと言えど気を抜かずにチャレンジしていきましょう!!
まとめ:ローグライク&ファブル好きならかなりオススメ!
今回はゲーム『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』を紹介させていただきました。
原作ファンの私としては『ザ・ファブル』と「ローグライク」がどんな風に融合するのか不安な部分もありましたが、いざフタを開けてみるとかなり面白かったです!!
ゲーム自体は「将軍 対決(Shogun Showdown)」と言うゲームにかなり似てるなと思ったのですが…
それでもカードを漫画のコマとしてパズル的な要素も含めたり『ザ・ファブル』特有の銃や、格闘術とからめたりとオリジナルの要素も満載です!
また、プレイを重ねると『ザ・ファブル』の原作で使用されたイラストギャラリーが追加されていったりと、ファンには嬉しい仕様となっていましたし、開発陣もかなりコアな原作ファンなのだと確信しました!
価格はSwitch版、Steam版共に1200円とリーズナブルなのも嬉しいです。
特にSteam版はデモ版(体験版)もあるので、それをプレイして自分に合うかどうかもチェックできますし、11月20日までは960円でリリース記念セールをしているので、『ザ・ファブル』に少しでもご興味がありましたらぜひぜひご購入下さい!
↓原作漫画もめちゃめちゃ面白いです!!
↓実写映画版も岡田准一さんがかなり頑張ってます!
↓原作への感想等を書いています、こちらもぜひお読み下さい!!
以上です…








































