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漫画『ザ・ファブル』を紹介!

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個人的に3回読み直してる漫画!!

こんばんは!まるく堂です!

 

漫画『ザ・ファブル』(南勝久 作)がすごく面白かったので紹介したいと思います。

最初、電子書籍で1~3巻が無料で読めるキャンペーンで読んでたのですが、

続きが気になり過ぎて、気が付いたら全巻を大人買いしてしまいました…

 

あらすじ

どんな相手でも6秒あれば殺せると言う、完全無欠の殺し屋。

彼はいつしか「ファブル(寓話)」と呼ばれ恐れられる様になっていた。

そんな彼に組織のボスが与えた次なるミッションは、

「これから一年間、一般人として誰も殺さずに生活する事」だった。

彼は「佐藤アキラ」と言う仮の名前を与えられる。相棒の女性はアキラの妹「佐藤ヨウコ」として、二人は大阪で普通の人としての生活を始める。

しかし、6秒で人を倒すように教えられてきたアキラは少し絡んできたヤンキーを即座に返り討ちにしたり、彼らの素性を知る人物から嫌がらせを受けたりと、普通に暮らす事が思ったよりもずっと大変なのだと知る…

 

登場人物紹介

佐藤アキラ

この漫画の主人公。6年間で71人を殺害するが痕跡すら残さない殺しの天才。

仕事をしすぎた(殺しすぎた)として組織のボスより一年間、大阪で一般人として潜伏する事を命令される。

一度は絡んできたヤンキーを速攻で退治してしまうも、その後は反省し、

絡まれてもわざと殴られて鼻血を流すなど、弱い男を演じているが

佐藤ヨウコ

佐藤アキラの妹として、彼と共に大阪にやってきた女性。

元々はアキラの相棒であり、天才的な記憶力の持ち主。それまでの仕事でもアキラのサポート役をしてきたが、彼のマイペースさに振り回される事も多い。

自分を口説きに来た男にテキーラ勝負を挑んで相手を酔い潰し、その様子を楽しむのが好き。

清水ミサキ

アキラの住む一軒家の近くに住む女性。父親の借金を返すためにアルバイトを複数掛け持ちしている。

ヤンキーに絡まれ、鼻血を出して泣いていたアキラにそっとハンカチを渡す等、困った人を放って置けない性格。そのせいかトラブルに巻き込まれる事も多い。

仕事を探していたアキラに、自分が働いているデザイン会社「オクトパス」を紹介する。

海老原剛士(えびはら たけし)

アキラのボスから依頼され、アキラとヨウコを受け入れたヤクザ組織、

真黒(まぐろ)組の若頭(副組長)。昔気質のヤクザ。

アキラとヨウコの素性を知る数少ない人物だが、

殺し屋であるアキラが自分達のナワバリにいる事が許せず、追い出すための嫌がらせを画策する。

しかしアキラが自分の思うほど危険人物ではない事を知り、彼を気に入る様に…

黒塩(くろしお)

通称「クロ」。真黒組の中堅的な組員。

とある事からアキラの正体を知り、そのずば抜けた身体能力を目の当たりにし彼に憧れるようになる。

アキラがヤンキーから逃げるために飛び降りた橋を、自分もマネして骨折したり、後輩が目撃したアキラの行動を悦に浸りながら聞き入ったりと、とにかくアキラをリスペクトして止まない。

ジャッカル富岡

アキラが気に入ってるお笑い芸人。ヨウコ達からは三流芸人と評されるが、

アキラだけは彼がテレビに出ると大笑いしている。

 

漫画『ザ・ファブル』の見どころ

リアルタッチな描画

『ザ・ファブル』の登場人物はかなりリアル路線な感じで描かれています。

通常の漫画だと、目が大きかったり体の比率がちょっと崩れてる様なデフォルメタッチだったりしますが、『ザ・ファブル』の場合は本当に現実でそんな人がいるかも?と思ってしまうくらいなんですよね。ヨウコやミサキと言った女性キャラクターはかなり可愛く描かれていますが、男性は鋭い目つきのキャラクターが多いんですよね。

まあ、ヤクザや殺し屋をメインにした漫画なので当たり前なのかも知れませんが…

迫力有るアクションシーン

『ザ・ファブル』では迫力有るアクションシーンも見どころの一つです。

第一話では殺し屋としてのアキラが、とある組織を襲撃するところから始まり、

追う者と追われる者の攻防戦が非常にリアルに描かれます。

しかしアキラの殺し屋としてのスキルが圧倒的で、それはまさに「蹂躙(じゅうりん)」と言っても良いくらいの凄惨な現場となってしまいます。

読者はこの第一話の時点でアキラのとてつもない強さを知る事になります。

大阪に来てからは一般人を装うアキラですが、それでもやむを得ない事情で戦闘を余儀なくされる事態にも巻き込まれていきます。そのアクション一つ一つがとても見応えがあり、ますます佐藤アキラと言うキャラクターに魅力を感じていくんです。

殺し屋が、気弱な一般人を演じるコミカルさ

『ザ・ファブル』はストーリーがかなりリアル路線で、とても血なまぐさい描写もあるのですが、一方でどこか浮世離れした様なアキラの行動が、妙に笑いを誘うんです。

生きるか死ぬかの世界では何でも食べていかなければならず、

アキラは枝豆を皮ごと食べたり、骨付きチキンを骨ごと食べたりします。

しかし一般社会で生きて来たアルバイト先の人達はやはり驚いてしまうんですね。

そんな事がある度に、これまでの自分の普通が普通ではない事に少しずつ気づいていく

そのギャップも非常に面白く描かれてますし、そうした触れあいを経てアキラの心情が少しずつ変わって行く過程も面白いです。

魅力的なキャラクターと人間ドラマ

佐藤アキラと妹のヨウコを取り巻く様々な登場人物も皆、魅力的です。

いくら一般人として生活していても、やはり悪役は存在します。

そんな敵役ももちろん裏の社会の人間で、残虐非道でありながらも自分のポリシーに従って生きていたりしてるんです。非常に憎たらしく思いつつも、どこか一本筋が通っている部分が魅力的だったりもします。

 

また逆に、佐藤兄妹に優しく接してくれるミサキの様な人物も登場します。

裏の世界で生きて来た彼らにとってミサキの存在はとても大切なモノになりつつあり、彼女がトラブルに巻き込まれた時には陰ながら守ろうとする姿勢も見せるのです。

それまで殺すだけの世界に生きて来た佐藤兄妹が、初めて誰かを守ろうと動きだす心情の変遷も見どころです。

 

『ザ・ファブル』には続編があります!

『ザ・ファブル』は『週刊ヤングマガジン』で2014年から2019年まで連載され、

コミックス全22巻で第1部が完結しています。

しかし、2021年より第2部である『ザ・ファブル The second contact』が連載中です。

こちらも第一部の勢いを止める事なく、非常に面白い展開になっているので、

第一部を読み終えた方はこちらもオススメですのでぜひぜひ読んでみて下さい!!

 

『ザ・ファブル』は実写映画化もされています!!

ご存じの方も多いと思いますが『ザ・ファブル』は2019年、岡田准一さん主演で実写映画化もされています。

ザ・ファブル

実は私、こちらの映画を見て初めてこの漫画の存在を知りました。

漫画と見比べてみると、原作キャラクターとかなり近い路線で役作りをされているのがわかります。

特に佐藤ヨウコ役の木村文乃さんなんかはかなりそのまんまと言って良いくらいにハマり役だと思います。

もちろん、漫画そのままが映画になっているワケではありませんが、

映画ではかなりアクションシーンを追加していて、これはこれで見応えのあるシーンがかなり多いです。

Amazonプライムで見放題対象となっていますので、興味のある方はぜひご覧下さい!!

 

そして、続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』も2021年に公開されています。

こちらは前作のメンバーに加え、堤真一さんや安藤政信さん、平手友梨奈さんが出演されています。

今回、堤真一さんは悪役ではありますがまさに怪演と言ってくらいに背筋がゾワっとする演技をされているのでそこも注目してご覧頂ければと思います。

 

まとめ:何回読み直しても『ザ・ファブル』は面白い!!

今回は『ザ・ファブル』を紹介させていただきました。

前述の通り、裏の社会を描いた話なので凄惨な話もあったりしますが、

「そんな世界で生きて来た男が一般人として生活を始めたら?」と言う風変わりな発想がまず興味を惹かれますし、そこから様々に展開されていくストーリーもお見事と思わず言ってしまうくらいに完成されています。

また、登場人物の一人一人がとても魅力的なんですよね。

個人的には真黒組の若頭の海老原が好きですね。前科五犯で人を殺すことにも躊躇しないワルではあるのですが、後輩思いな面や仁義に厚い部分が魅力です。

また、黒塩(クロ)もキャラクターとしてとても好きです。アキラの強さに圧倒され、一途に彼を慕っていくその様子は笑いを誘いつつも好感が持てます。

 

もしもご興味が沸いたらぜひぜひ読んでみて下さい!

Amazonプライムにご加入している方はまずは映画から見てみるのも良いと思います。

 

以上です…

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