レビューを自作自演したくなる時もあったりする…
個人作家さんなら、
Amazonレビューというものが、売上に対し
どれだけ大きな影響力を持っているか
ということは、身に染みてわかっていると思います…
個人的な経験でも、ある電子書籍を出版したところ
それまで割と継続的に売れていたのに
☆1レビューが1つ付いた途端に
売上がその日からパッタリ止まっちゃったんですよね…
個人作家さんの作品は、ただでさえ評価数が少ないのに
1つでも低評価が混じっちゃうと
それだけで致命傷です…
そこでふと考えてしまうのが
自作自演の高評価レビュー
ですね…
何個かAmazonのIDを作って
自分の作品のレビュー欄に
高評価&良コメントを残す手口です…
正直な話…
私も何度やろうと思ったことか…
ただ、それをやっちゃうと終わり…
みたいにも感じてるので、特に何もせず
甘んじて☆1レビューを受け入れております…
というわけで…この記事です…
FakeSpotを使ってKindleの嘘レビューを見抜く…
それだけレビュー一つで売上に影響するのですから…
海外では、「電子書籍の嘘レビュー」というモノが
かなり問題になっているようです…
なにせ…
組織ぐるみでサクラレビューをする方々もいるようですから…
人口的にも、おそらく日本の比ではないのでしょう…
Amazonも決して手をこまねいているわけではなく
そうした「嘘レビュー」を専門に書いてる
レビュアーの方に対して訴訟したり
作者とレビュアーとの繋がりを持つことを禁止したり…と
それなりの対応はしている様です…
しかし、取り締まるにも限界がありますし
今現在は充分とは言えない状況です…
画期的なサイトが現れた…!?
そこで上記記事では「FakeSpot」というサイトを紹介しています…
これは海外限定ではあるのですが…
Amazon.comのKindle書籍リンクURLをコピペして入力するだけで
その書籍にコメントを残したレビュアー達の
信用度を数値化して表示してくれるサイト
なのです…!
↓コチラがそのページです…
このサイトに書籍のリンクを入力するだけで
そのレビューが信頼できる可能性があるかどうかを
表示してくれるみたいです…
(↑あくまでも海外のKindle書籍限定です…日本のモノはできません…)
レビュアーの信頼度?
そのレビュー診断についてですが
「FakeSpot」では独自のデータに基づいているようで…
判断基準の一例としては、そのレビュアーが
・過去に圧倒的に☆5の好評価のみを残していないか
・その商品を購入せずに評価してないか
・同じ企業の商品のみに対してレビューしていないか
など、レビュアーが過去に残した様々な要因から
総合的に判断し、「確率」を表示します…
実際に検索してみた…
個人的にいくつかの書籍をFakeSpotを使って
検索してみましたので紹介したいと思います…
良い評価の例…
コチラはもうすぐマット・デイモン主演で公開される
映画「オデッセイ」の原作です…
レビューが20件ある内の6.7%が
「低品質のレビュー」と診断されてます…
確率が低ければ低いほど
そのレビューは信頼できる
と、判断して良いようです…
手のマークの親指が上向きになってます…
これは「グッド!!」という事ですね…
となると、この書籍のレビューは
かなり信用できそうです…
普通の評価の例…
コチラは6レビューの内の25%が
低品質レビューと判断されたみたいです…
レビュー数が少ないこともあるのでしょうけど
すこし割合が高いですね…
なので手のマークも親指が立っていません…
「まあまあ」と言ったところでしょうか…?
読者さんの判断におまかせする…
という事なのでしょう…
ダメだこりゃ!の例…
こ…これは…
9レビューの内の
100%が低品質レビューううううう!!!!
そして手のマークが…
ブーイングしてるしいいいいいいい!!!!
表面上は☆4とか☆5だらけの高評価ではあるのですが…
FakeSpotはサクラレビューである可能性が高い事を
示唆しているわけですね…
まとめ…あくまでも参考程度に…
Amazonレビューには嘘レビューが混じってる可能性もあることから
あくまでも参考程度にするのが良いのと同様に…
FakeSpotのレビュアー評価もどこまで信用できるのかはわかりかねるので
こちらも目安として利用したほうが良いと思います…
って、日本にはあまり関係ない話ですけどね…
このサービス、日本にも来るのかなあ…?
システムは同じだと思うので
すぐ日本でも応用できそうですけどね…
でも、いざこのサービスが日本で始まったとして
もしかしたら困る作家さんもいるかも知れません…
そう…
実際にサクラレビューを使ってる人達です!!!
サービス開始前に
「日本での運営を禁止しよう!!」と署名活動をして
やたら息巻いて訴える方々が出てきたら…
ひょっとしたら…アヤシイかも知れません…
以上です…
本日見つけた無料キャンペーン中のKindle書籍です…(終了してる場合もございます)
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