まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

いざクマを目の前にしたら、オレなら一体どうしてただろうか…?

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こんばんは!まるく堂です!

 

この時期になると

ある事件を思い出します…

matomesankaisou.seesaa.net

 

3年前の2012年4月20日、

秋田・鹿角市の「八幡平クマ牧場」で

積み重なった雪を上ってクマが脱走し

二人の従業員の方が

死亡した事件です…

 

と言っても

私は直接事件とは全く

関係もないのですが…

 

では…

なぜこの事件を思うのかと言うと

事件の起こる1年前に

実際にそこに行ったからです…

 

4年前のゴールデンウイークでした…

今でこそ閉園してますが…

当時はそこそこ盛況だったようで

その日も

私の様な観光目的のお客さんが

けっこう来てました…

 

下記はその時取った写真です…

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クマたちが見てるのは

私達観光客で

パンをくれるのを待ってるのです…

 

写真では太ったクマが写ってますが

当時のニュースにあったように

やせ細っているクマも

複数見かけました…

 

その頃からエサも

一日おきだった様です…

 

クマたちは

エサのためなら

こんなおどけたパフォーマンスもします…

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その当時は「カワイイいいいい!」などと

思いましたが、その後の牧場の実態を知ると

生存のための

必死のアピール方法だったのかと思うと

ちょっといたたまれなくなります…

 

この写真の1年後に

あんな凄惨な事件が起ころうとは

当時は夢にも思いませんでした…

 

降り積もった雪が

階段状になり

そこから6頭ものクマが

抜け出してしまい

お二人の女性の方が亡くなられました…

 

実際に自分が行ったことのある

場所だったので

そのショックもひとしおでした…

 

もしかしたら写真に

その人を殺めたクマが

写ってるんですかね…?

 

その事件では

たまたま雪が降り積もって

クマが逃げましたが

 

こちらの写真を見てもわかるように

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オリやらコンクリートやらが

もう老朽化してて

いつ壊れてもおかしくない状態

だったんですよね…今思えば…

 

つまり、あの事件は

私が行ったその日にだって

起こっていた可能性も

あった…ってことです…

 

あの事件以降…思うんですよね…

もしも自分があのクマたちに

遭遇したなら

自分ならどうしただろう…と…

 

目の前には

エサもろくに食べていない

劣悪な環境でイライラしているクマです…

しかも…6頭…

 

こちらは武器も何もなし…

力も体力もそんなにありません…

エサでもあれば気を反らすことも

できるでしょうが…

向こうは

私自身をエサだと思ってるんですよね…

 

実際にその極限の状態にならないと

自分がどうしていたかなんて

わからないんですけどね…

 

自分が生きたいと思うあまり

誰かをドン!と押し倒して

クマがその人に気を向けてる間に

逃げる…とか

その時の精神状態によっては

自分は平然とできてしまうのでしょうか…?

(↑逆に押し倒されてそうだけどな…) 

 

でもそうなったら

その後の人生を

ただただ後悔して生きることになって

そんな人生のために生きようとしたのか?

などと苦しんじゃいそうですよね…

 

結局答えは出ないままです…

 

自分の考えた短編小説のアイデアで

「サソリの夜」という似たような話があって…

 

ある友人が主人公に

「一晩だけオレのいない間、ペットのサソリを預かって欲しい」

と依頼するんです…

そのサソリは何百万円もする珍しいサソリで

主人公はしぶしぶOKし、虫かごほどのプラケースを渡されます…

そしてその日の夜、

主人公はケースからサソリが逃げたことに気付きます…

半狂乱になる妻の早苗、殺虫剤を撒こうとしますが

何百万円もの価値のあるサソリを思うと

主人公は早苗を制止します…

「あなたは私の命とサソリのどっちが大事なの?」

との質問に主人公が口をくぐもらせてる間に

早苗がチクリとする痛みを感じて…

 

って感じで…

サソリ一匹で人間関係も変化していく様を

表現したいと思ったのですが…

 

結局…

クマとの対峙にしても

小説のストーリーにしても

どちらも解決法を

考えられないまま現在にいたります…

 

以上です… 

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