ゴーストライター、雇いたい?雇いたくない?
こんばんは!まるく堂です!
こんな記事を見つけました…
ゴーストライター募集中、100単語につき1ドル
海外の地域情報コミュニティで「Craigslist」という老舗のサイトがあるようですが、
その中でナント!「ゴーストライター」の募集があったようです。
ゴーストライターと言えば、知名度のある作家の代わりに、
密かに文章を代理で執筆する作家の事ですが…
実際に募集された時の文章がコチラです…
I am looking for a few quality freelance writers to produce eBooks on a wide variety of topics. Books typically range between 5,000 and 10,000 words and vary in content from how-to and self-help to romantic fiction. Qualified candidates must be able to research topics quickly and turn in non-plagiarized content within 7-days' time. Writers are free to pick up as many or as few topics as they like with no minimums required. No experience necessary. Pay is $1 per 100 words.
Please send along a 200-word writing sample outlining the basics of the paleo diet, to see if you are a good fit for the gig.
訳:
バラエティに富んだ電子書籍を発行するために、フリーのライターを募集します。
書籍は1冊につき5000~10000単語で、ジャンルはハウツーものから実用、ロマンスなど幅広く取り扱います。条件としては、リサーチを速やかに行えて、盗作をせずに7日以内で書き上げる事が出来る事です。
題材は自由で、冊数に制限はありません。経験も必要ありません。
報酬は100単語につき1ドルです。
応募の際は、選考のために「パレオダイエット」について200単語程度の文章を送って下さい。
だそうです…
時に、ゴーストライターが欲しい時もある…
私個人としても、ゴーストライターがいてくれれば…と思う時もあります…
ブログなんかでも、ゴーストライターがいてくれれば、その人にブログをお任せして、
私は次の新しいブログに着手することができるし、電子書籍にしても私の原案を膨らませてくれるようなライターがいれば、初の小説を手掛けたりもできますし…
割と良いこと尽くめな気もします…
ただ一つ、最大の問題が
そんな金、どこにもねえええええええ!!!
って事です…
上記の例で考えてみますと…
100単語につき1ドルと言うことで、10000単語の書籍を執筆させると100ドル、
約10000円くらいを支払わないといけない計算になります。
この時点で、私の場合はまず採算が取れないですね…
一度作っちゃえば、長期的に見て回収できるかも知れませんが…
4,5年周期だと、ちょっとカンベン…って感じです。
なので、この手の募集をかける方々は、それなりに財力のある方か企業じゃないと無理な気もします。
ゴーストライターを雇う時の問題点
ゴーストライターの良心の呵責
ゴーストライターと聞いて思い浮かべるのは、
ジャンルが違いますが、作曲家の新垣隆さんですね…
佐村河内守氏の作品として曲をずっと提供し続けていましたが、
良心の呵責に耐えかねて、ついに自ら記者会見で公表してしまったんですよね。
ただ、新垣さんの場合は元々、大変実力がある方だったので、
この事件が逆に彼の知名度を爆発的に上げる事になりましたが…
ゴーストライターは時に様々な不満を持つようになる傾向があるようです…
ただでさえ、人に隠れてやる作業なので後ろめたい気分になるでしょうし、
また、「本当は自分の作品なのに…」と、自分の功績を世間に認めて欲しいという願望だって当然あると思うので、トラブル要素はかなりありそうです。
なので、もしかしたら「公表するぞ!!」なんて脅されてる有名作家さんも
実際にいるかも知れませんね?
盗作の問題も心配?
またまた音楽のジャンルで申し訳ありませんが、
以前、こんな事がありましたよね?
歌手、平浩二さんのCDで「ぬくもり」というカップリング曲が、
Mr.Childrenの「抱きしめたい」という曲に激似という事で回収されてしまった、
というニュースです。
この件では歌手の平さんが批判の矢面に立ちましたが、
実際に作詞された方は違うので、平さんは被害者と言ってもいいでしょう…
この作詞された方はMr.Childrenの「抱きしめたい」という曲を知らなかった、とコメントしています。
ここまでそっくりな歌詞を作っておいて「知らなかった」は、普通なら考えられませんが、
ただ、もしも本当にその方が知らなかったとしたら、
自然と「ゴーストライター」の存在が浮かびあがってくるんですよね…
そう、実際に盗作してしまったのは、その作詞者の方が依頼した「ゴーストライター」の方…
という事も考えられるのです。
いざ、こうした事が起きてしまうと、依頼した方は何の弁明もできません。
「自分が作った」という事にしているので、今更、
「ゴーストライターが書きました。私は悪くありません」では
通用しなくなっちゃいます…
ゴーストライターを雇う際に心配なのは、その作品が「盗作」という事も考えられると言うことですね…
まとめ:ゴーストライターを雇うくらいに稼げたらな…とは思う…
今回はゴーストライターの問題点ということで書いてしまいましたが、
上手く使えればかなり有効だとは思うんですよね。
私も、彼らを雇うお金がないだけで、もしも金銭に余裕があれば、
このブログもお任せしちゃってもいいかな?なんて思います…
なので、私のブログが「おおきに!まるく堂でおます」と急に関西弁になってたり、
電子書籍が全編スワヒリ語で始まったりした時は、
まるく堂、儲かってんな~
と思って頂けたら幸いです…
(↑絶対ないけど…)
以上です…
↓このドラマ、ちょっと気になってたんですよね…