まるく堂の〇〇やろうぜ!

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映像化において原作者が不満を口にした作品…

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2021年5月26日更新

原作者だって怒っちゃう!?

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こんな記事を見つけました…

warotalog.blog.fc2.com

2015年12月に公開された「orange」という映画がありますが

原作者の方がツイッター上で

「私は見ないことにしました」とつぶやき

騒ぎになっていたようです。

 

ちょっと穏やかじゃないですね…

 

映画自体はどんな内容なのか、下記サイトから引用いたしますと…

実写化映画『orange-オレンジ-』のあらすじ・キャスト・公開日【原作のネタバレ紹介も!】 | Ciatr[シアター]

高校2年生の春。ある日26歳になった10年後の自分から1通の手紙が菜穂のもとに届きます。そこに記されていたのは「大切なものを失わないで」というメッセージ。
日記のように日付とともに未来に起こることが事細かに書かれた手紙には、これから転校してくる翔を好きになるということ、そして翔は1年後には死んでしまうということが書かれていました。始めは半信半疑の菜穂でしたが、手紙に書かれていることが現実に起こっていく様子に、手紙が未来から来たものであるということを受け入れます。
翔を救うため、自分の運命を変えるため、未来を変える物語が始まります。

だそうです…

 

青春SFという、なかなか面白そうなジャンルではありますが…

原作者さんのツイートから予測するに…

どこか映画の出来に不満を持っちゃったのかも知れませんね…

 

普通は公開前にはマイナスなコメントは控えた方がイイに決まってますけど

私達の知らないところで、

言わずにいられない何かが起きたのかも知れません。

 

原作者さんの立場としては

映像化は製作を委託するわけですから

その出来具合に関しては、一般のファン以上に

気にされるものだと思います。

 

それで

「ダメダコリャ!!」

となっちゃうとホントに

はらわたが煮えくりかえるのでは…?

なんて想像しちゃいます…

 

と、これはほんの一例で 、

原作者が映像化によって物申した作品

というのが調べたらけっこう存在してるんですよね。

 

なので、今回はわずかではありますが

そちらを紹介したいと思います。

 

それではまいります!

 

映画「苦役列車」(2012)

rocketnews24.com

芥川賞作品の映画化で、作者の西村賢太さんが

この映画作品において、いろいろと不満を口にしてるみたいですね…

 

原作者さんが持つ不満の一例に

キャラクターとキャストのミスマッチ

というのもありそうです…

 

この作品に関しては

原作者さんは注目を集めるためのネガキャンであったと

認めてるようですが…

本心はどうなんでしょうね?

 

映画「模倣犯」(2002) 

 

模倣犯 (小説) - Wikipedia

これはSMAPの中居君が主演の映画でしたね…

 

上記のwikipediaに少しギョッとするエピソードが書かれてます…

原作者である宮部みゆきは映画の出来に満足せず、試写会の途中で退席してしまったというエピソードがある。
雑誌に掲載された森田芳光と宮部みゆきの対談において、彼女はほぼ終始無言であった。

これは…

よっぽどの事ですね…

上映中に退席って…

しかも自分が原作の作品ですよ…?

 

こちらの原作者さんの不満としては

原作者さんの意図しないストーリー改変と

監督の意思を込められすぎた

という事だと思います…

 

「映画は監督のモノ」という表現をよく聞きますが

原作のテーマや意図とかけ離れたメッセージ性を込めるならば

自分のオリジナル作品でやれよ!!!

というのが原作者の本音かも知れません… 

 

宮部みゆきさん、よほど頭にきてたんでしょうね…

故・森田監督との対談で「終始無言」って

紙面ではどんな編集をしたのか見てみたかったです…

 

ゲド戦記(2006)

tsutaya.tsite.jp

 

こちらは宮崎駿監督の息子、宮崎吾朗監督が

製作したモノでしたが…

 

記事を読む限り、原作者であるグウィンさん

思いっきり不満をブチまけてますね…

 

たぶん父親の宮崎駿監督に任せたかったのだと

思いますが、いろいろと話がこじれてしまったようです…

 

この場合の原作者さんの不満は

期待していた監督をあてがわれなかった

ということでしょう…

 

そりゃそうですよね…

これまで数々のヒット作品を手掛けた監督と

まったく映画を作ったことのない新人監督だと

作品をお任せする信頼度も大きく変わってきますよね…?

 

ドラゴンボール・エボリューション(2009)

nlab.itmedia.co.jp

 

こちらはハリウッド版の「ドラゴンボール」の実写版ですね…

私も見ましたけど…

よくぞこれを「ドラゴンボール」と言えたもんだ…

と逆に製作関係者のその勇気に拍手を送りたくなるくらい

ヒドい出来でした…

 

まず…悟空が学生の時点でありえないですから… 

そもそも、あの世界観を実写化すること自体

難しすぎたんだと思います…

 

原作者である鳥山明さんは直接は不満を公表してませんけど

2013年に公開された映画「ドラゴンボールZ 神と神」のパンフレットにおいて

「たぶんダメだろうな」と予想していたら本当にダメだった某国の実写映画と大違いです。さすが日本のアニメーションは優秀なんですね!

と、遠回しではありますが

映画を揶揄するようなコメントをされてます…

やっぱダメだと思ってたんですね…

 

実写版はもともとは三部作になると言う話もあったようですが

2015年現在も製作されてないみたいです…

そりゃそうでしょうけど…

 

誓い~奇跡のシンガー(舞台)

www.excite.co.jp

こちらは舞台ですね…

今や、降板した土屋アンナVS甲斐智陽監督という構図になってますが

もともとは原作者とされる女性から、甲斐智陽監督が舞台化の許可をもらってない

という事が発端となっているようです…

 

これは事務所同士でどうだったか?という疑問もあり

個人VS個人というのも少し違う気もしますが…

泥沼化してるのは間違いないようです…

 

テルマエ・ロマエ(2012)

www.j-cast.com

当時、かなり話題になってたので私も映画館に観に行きました!

興行収入は58億円という途方も無い額をたたき出したようです。

が…

 

作者のヤマザキマリさんに支払われた原作使用料が

100万円だったそうです…

 

58億円ものヒットにもかかわらずたったの100万円って

消費税にもなりませんよね、コレ…

 

やはりお金の絡む部分は

一番不満が噴出しやすいのかも知れません。

 

まとめ…原作者と映像サイドには目に見えない確執があるのか…?

他にも調べようと思えば、どんどん出てくるほど

原作者さんは映像化された作品に対して

不満を持っているようです…

 

この背景には出版社と映像サイドでだけやりとりがあって

原作者が蚊帳の外に置かれてる状況もあるのかも知れません…

 

一方で…

製作サイドからしてみれば原作者が口を挟むことを

良く思わない方々もいらっしゃるみたいですね…

girlschannel.net

こちらのツイートを書かれた方は、かなりの過激な表現で

批判を受けてたようですが…

たぶん、これが製作サイドの本音なんでしょうね…

 

映像化作品って、かなり多くの人の手が関わっていることなので

全員を満足させることは、ほぼ不可能なのだと思います…

 

それでも原作者サイドと映像製作サイドは

やはり協力体制をしいて欲しいなあ、とは思います…

そのほうが絶対に面白いモノが作れるハズなので…

 

個人的には、自分の書いた作品が映像化されるなんて

夢のまた夢みたいな話ですけど、いつかそうなって欲しいモノです…

まあ…一冊も小説出版してませんけど…

(↑一生ねーよ…)

 

以上です… 

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