ミステリアスな設定の映画『皮膚を売った男』
こんばんは!まるく堂です!
新聞を読んでたら、11月に公開されるある映画が紹介されていたのですが、かなり興味深い内容でした。
そのタイトルは『皮膚を売った男』と言います。
『皮膚を売った男』予告映像
あらすじ
主人公はシリアから脱出し難民となった男「サム」。ベルギーに彼女がいるがビザが取れずに会うことも出来ず絶望しています。
そんな彼の前に現れたのが世界的芸術家の「ジェフリー」。彼はサムの「背中」が欲しいと言います。ジェフリーの目的はサムの背中に自身の作品としてタトゥーを入れる事でした。それを承諾すれば、サムは大金を掴むことができ思いのままに過ごせる事を約束します。
サムはその契約によって「アート作品」と言う扱いとなり、展覧会で海外にも行く自由を手に入れます。最初は順風満帆に見えたが、やがて徐々に精神を蝕んでいき…
と言う感じです。
かなり斬新なアイデアですよね。人の背中がタトゥーによってアート作品となり、そこから人生が一変するという設定は、これまで見た映画にもなかなか無かった様に思います。
例えるなら、最近話題の有名な画家バンクシーが、私、まるく堂の背中にタトゥーを入れたいって言ってくるようなモノですよね?もしそうなったら私はどうするかなあ?
確かに人生は変わりそうですよね。どこかの美術館とか博物館とか行って背中を見せるだけで、大金がわんさか転がり込んで来そうな気はします…
じっとしていなきゃいけないのはかなりキツいですが…
予告映像には「物語は誰も予想がつかないラストへ」と言う煽り文句もあり、どんな感じで展開していくのかも非常に楽しみです。
キャスト紹介
ヤヤ・マヘイニ(Yahya Mahayni)
主人公サムを演じるヤヤ・マヘイニさんはシリア出身で、スペインのグラナダ大学で法律を学んだ後、俳優学校へ転身したそうです。実生活ではなんと、弁護士をしながら生計を立てつつ短編映画に出演。今回の『皮膚を売った男』のオーディションでサムに抜擢となったそうです。
ケーン・デ・ボーウ(Koen de Bouw)
世界的アーティスト「ジェフリー」を演じるケーン・デ・ボーウさん。
ベルギー出身の俳優で、『 ザ・ヒットマン』(2003)や、『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』(2019)等、数々の映画に出演しているベテラン俳優です。
モニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)
ジェフリーのエージェントを演じるのはモニカ・ベルッチさん。
「イタリアの至宝」と称されるほど国民的な女優です。
個人的には「マトリックス」シリーズのパーセフォニーを演じたのが印象的です。
ディア・リアン(Dea Liane)
主人公サムの恋人を演じるのはフランス出身の女優ディア・リアンさんです。
主に舞台女優として活躍しており、映画はこの『皮膚を売った男』が初めての出演となります。
監督について
監督・脚本:カウテール・ベン・ハニア (KAOUTHER BEN HANIA)
カウテール・ベン・ハニアさんはチュニジア出身。チュニジアとパリで映画を学びました。
『Zainebhatest the Snow』(2016)、『Beauty and the Dogs』(2017)等の作品を製作しています。
まとめ・この映画は見たい!!
今回は11月12日から公開される映画『皮膚を売った男』を紹介しました。
こう言ったら失礼ですが、あまりメジャーじゃないキャストで固めているのも個人的にはインディーズっぽい感じがして好きですね。私がこの映画で知っているのはモニカ・ベルッチさんだけです…
ただ、ストーリーがかなりクセのある作品なので、展開が予想できない感じで早く観てみたいです!!
以上です…