目次(文字数:2060字前後)
ミステリーを執筆できる人の頭の中を少し覗いてみたい…!!
こんな記事を見つけました…
『このミス』大賞決定!
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2002年、宝島社、NEC、メモリーテックの3社の共催で始まった
『このミステリーがすごい!』大賞が、今年でなんと15回目を迎えました!
過去の受賞作の中には「四日間の奇蹟」や「チーム・バチスタの栄光」等、
映画化、ドラマ化された作品もあり、
知名度・人気共に高い、権威ある賞となりましたね!
そして2016年、
449作品の中から今年の『このミス』大賞が決定いたしました!
それが、岩木一麻(いわき・かずま)さんの
「救済のネオプラズム」です!!
第15回『このミス』大賞受賞作
作品名:『救済のネオプラズム』
著者名:岩木一麻(いわき・かずま)
あらすじ
余命半年の宣告を受けた患者たち
半年後、彼らの身体からがんは消え去っていた
一体がん治療の世界で何が起こっているのか
上のリンクでは冒頭の数ページほどを読むことができますが、
やはりストーリーを把握するほどではないので、
全編を読むには、2017年1月に刊行されるのを待つしか無いようです。
不治の病とも言われる「ガン」が完全に消え去っていく、
その謎とは一体何なのでしょうね?
実際に医学上の謎を追究したメディカル・ミステリーなのか、
それとも殺人事件等に医学的なトリックを絡めていく推理小説なのかも予想できませんが、
かなり新しい事にチャレンジをした意欲作であることは間違い無い様です。
同時に『このミス』大賞優秀賞も決定
一方で、優秀賞も決定した様ですね。
これはトーナメントで言うと準優勝みたいなモノでしょうか?
第15回『このミス』大賞優秀賞受賞作
作品名:『縁見屋の娘』
著者名:三好昌子(みよし・まさこ)
あらすじ
京の口入屋「縁見屋」の娘は、男児を産むことはなく、二十六歳で死ぬ――。お輪は、母も祖母も曾祖母も、その悪い噂のとおりの運命をたどり、自身もそのあとに続くであろうことを憂いていた。ある日、“帰燕”と名乗る修験の行者が愛宕山からやってくる。お輪に想いを寄せる徳次は、帰燕に代々の悪縁を祓うよう頼み込む。やがて、お堂から発見された「天狗の秘図面」にまつわる女の怨念が明らかに。時を経た天明八年、ついに帰燕はお輪を救うべく“秘術”を施そうとするが、そのためには京の大半を巻き込むほどの大きな“力”が必要だった……。
これも面白そうなストーリーですね。
発売されるならば読んでみたいかも…?
第15回『このミス』大賞優秀賞受賞作
作品名:『クルス機関』
著者名:柏木伸介(かしわぎ・しんすけ)
あらすじ
日本に潜伏している北朝鮮の工作員が
大規模破壊工作を画策している――
果たして、独断専行の外事課捜査官はテロを防げるか
こうしたスパイ(?)小説も読むとかなりハラハラして
面白いですよね!!
優秀賞の2作品も2017年以内には書籍化される様なので、
こちらも楽しみですね!!
次回の『このミス』大賞の締切は2017年5月31日!!
『このミステリーがすごい!』大賞では、
すでに来年度のための作品を募集しています!
400字詰原稿用紙換算で400~650枚程度。
締切は2017年5月31日(当日消印有効)となっています。
今年度が、449作品という事だったのですが、
賞金1200万円である事を考えると…
投稿数、少なくないですか?
って、他のコンテストの作品数を知らないので感覚でしか言えませんが…
単純計算すると1200万円を手にする確率が
1/449って事ですよね?
↑こちらのサイトを見てみたら、
年末ジャンボ宝くじで一等が当たる確率が1/2000万だそうです…
それを考えたら、大チャンスも大チャンスじゃないですか?
(↑簡単に言ってんじゃねーよ…)
まあ、投稿しない事には選ばれるモノも選ばれません。
まだ時間はありますので、充分にプロットを練って
挑戦してみるのもイイですね!!!
次回の『このミス』大賞で、笑っているのは
アナタかも知れません!!
まとめ:いろんな題材がミステリーになり得るんだね!!
今回の受賞作の中で、一番読んでみたいのは、
やはり「救済のネオプラズム」ですね。
どんな話が展開されていくのか、非常に興味が沸きます。
今回紹介した3つは同じミステリー小説でも、
扱う題材によってかなり毛色が違ってますね。
そんな唯一無二の作品を書ける方の頭の中を覗いてみたくなります。
来年中には3作品とも書籍化されると言うことで、
今から楽しみですね!!
以上です…
↓昨年度の『このミス』大賞作品です!
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段
- 作者: 一色さゆり
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/02/10
- メディア: 単行本
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