こんばんは!まるく堂です!
みなさんは「伏線」って好きですか?
伏線を説明しますと…
伏線(ふくせん)は、物語や作劇上の技術のひとつで、物語上において未来に起こる重要な出来事を、些細なかたちで前もって暗示しておく手法である。読者や聴衆の失望を回避するため、あるいは感興を引き起こすために用いられる。時には登場人物によるはっきりした予言といった形をとることもある
伏線 - Wikipediaより参照
それはテレビドラマや映画、漫画、小説等
物語の形を取るモノであれば、どんな作品でも使えるテクニックです。
ちょっとした物品だったり、事象だったり、
直接はストーリーに全く関係無いと思われていた事が
実は真実を解くための重要なカギとなっていたりするんですよね。
個人的には、特に序盤で何気なく登場されたモノが、
終盤になってその秘密が明かされる、みたいな作品が好きですね。
今回は個人的に「伏線」が面白かった作品を
極力ネタバレ無しで紹介していきたいと思います。
映画「シックス・センス」
映画で言えば、もう20年くらい前の作品ですが
「シックス・センス」なんかは大好きですね!
これは最後に明かされる秘密を紐解く伏線が、
序盤どころか、かなり多く含まれてるんですけど、
初見ではなかなか気づきにくいんですよね。
と言うか、気づかない方が絶対に楽しめる映画ですけど…
私も全く気づかなかったので、ラストはホント衝撃的でした!
ホラーテイストではありますがテーマは「家族愛」だったりするので、
今でも個人的にNo.1の映画です。
映画「キサラギ」
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邦画では一番好きな映画です。
人気も出ぬまま自殺してしまった超マイナーアイドル「如月ミキ」。
その一周忌を機に集まった彼女の数少ないファン達が集い、
ふとしたことから自殺ではなく他殺の疑いが出たことにより状況が一変してしまう…
と言うミステリータッチな作品です。
しかしどちらかと言うとコメディ寄りで、楽しく鑑賞できる作品です。
「如月ミキ」の謎の自殺の真相へと導く伏線の数々が、パズルのピースの様に組み合わされる瞬間は「なるほど!!」と感心しきりです。
ぜひ見て欲しい作品です!!
漫画「進撃の巨人」
漫画だと「進撃の巨人」は伏線の宝庫ですね…
この作品はおそらく、連載開始前から徹底的にストーリーを構築して、
伏線をありとあらゆる場面に散りばめて、数年という恐ろしく長いスパンで回収して来るんですよね。
なので、最近では毎回最新話が公開される度に話題になったりもしてます。
物語も終盤にさしかかっているみたいなので、これからもバンバン伏線回収に向かうと思われますが、最終回はどうなっちゃうのか楽しみです!!
小説「ハリー・ポッター」
小説だと「ハリー・ポッター」もかなり伏線を含んだ大長編ですね。
シリーズは第7部で完結していますが(「呪いの子」はあえて除きます。)
ハリー・ポッターについての一番の謎はやはり
「あの稲妻型の傷はなぜできたのか?」ですが、物語ではそれを紐解くカギがいろいろと出てきますし、他にも様々な謎が伏線として登場し、話を追う事に見事に回収されていきます。
この細部に渡る設定を作者のJ・K・ローリングさんは一人で考えたのだと思うと、どんな頭脳の持ち主なんだろう?と驚愕してしまいますね。
物語が完結してから10年以上も経ってますが、
ニュースには事欠かない様です…
呪いってマジなんですかね…
それこそ「エクスペクト・パトローナム(守護霊を呼び出す呪文)」で身を守りたいところですけど…
テレビドラマ「あなたの番です」
これまで、ずっと解約していたのですが、
最近、このテレビドラマを見るためにHuluを再契約しました。
日本のドラマとしては珍しい2クール作品(約半年間)で、
あるマンションを巡る殺人事件が描かれたドラマです。
主演は今をときめく田中圭さんと大ベテランの原田知世さん、
そして第二部では屈指のイケメン横浜流星さんが脇を固めます。
このドラマもかなり伏線からみあってて、
脚本家の方は相当ストーリーを練り込んだんだろうなあ、と思ってしまうワケです。
少々複雑ではあるのですが、ミステリーとしては充分に面白い作品で
今年一番のドラマだと思ってます。
個人的には「尾野幹葉(おの みきは)」役の奈緒さんの怪演が素晴らしいと思います。
もしもあんな人が近くにいたらと思うと、ゾッとしちゃうくらいブットンだ演技をしてます…
ゲーム「逆転裁判」シリーズ
大ヒット法廷サスペンス「逆転裁判」シリーズ。
私が初めて「逆転裁判」を遊んだ時はビックリしましたね。
ゲーム自体は第5章まであるのですが、それぞれが別々のストーリーに思えつつも
どこかで繫がってる構成が実に巧妙でたまらなくワクワクしましたね。
伏線も非常に緻密に計算されていて、まさかそんなモノが重要なキーポイントだったとは!!と毎回驚いてましたね…
まとめ:伏線を作る人も見破る人もスゴい!!
最近は小説でも映画でも何でも、youtubeや個人サイトでの考察ページがすぐに建てられますよね。
作者さんにしてみれば「クックック、このトリックは決してわかるまい…」と自信満々で作品を発表してるはずです。
が!
そんな複雑な伏線も、簡単に見破ってしまう様な目の肥えた読者さん達が、日々鋭い意見をネット上に投稿しています。
私も気になる漫画とかドラマだとそうした考察サイトをよく見てしまいます。
けど作品を本当に楽しみたいなら極力、何の前知識も見ずに向き合った方が良いんですけどね。
伏線を製作する人は本当にスゴいと思いますが、それを見破る読者さん達も鋭すぎでこれまたスゴいです…
私はあまり作品に対して深読みできません…
まあ、でもそれはそれで楽しいからいいんですけど…
これからも伏線をバリバリに利かせた名作が生まれてくると良いですね!
以上です…