津軽海峡、誰でも通れるってよ…
こんばんは!まるく堂です!
青森県民の私としては、かなり怖いニュースが入ってきました。
中露10隻、津軽海峡初通過 太平洋へ移動
記事によりますと、10月18日、中国海軍とロシア海軍がそれぞれ5隻ずつ、計10隻の艦艇が「津軽海峡」を東に進み、日本海から太平洋に抜けたと言う事です。
ま…
マジっすか!?
中国とロシア…仲良く「津軽海峡」渡ったの??
「津軽海峡」は北海道と青森を挟む海の事ですね…
この海峡を中露の10隻は船団を組むように航行していたそうです。
え?それって領海侵犯なんじゃないの?
と思った人もいると思いますが、
実は津軽海峡は国際海峡で「公海」と呼ばれる外国の船が通れる部分があるんですね…
海上保安庁特定海域より参照
↑この画像で言う水色の部分ですね。
この公海に関しては、例え核兵器を搭載した外国の軍艦だったとしても通行OKなのです!!
その昔、この公海の部分は日本の領海にしても良かった様ですが、
そうしてしまうと、有事の際に核兵器を積んだアメリカの軍艦が「持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則で通れなくなってしまい、北海道をぐるりと迂回しないといけなくなったりする等の理由から「公海」となった模様です。
ちょっと苦肉の策っぽいですが「公海」となったせいで、他の国々、中国やロシアも通行はOKなのです。
ただ、今回は中露が合同で通った事は、軍事的な意味合いが非常に強く感じられますよね?
今月に入って中露は日本海でも合同訓練をしていた様なので、
その訓練の一環として、今回津軽海峡を通ったとも考えられます。
でも青森県民としてはやはり驚異です。
おそらく北海道の方も愉快には思ってないでしょう…
もちろん、公海を通っている以上は国際法上の問題は無いんです…
それは分かっているのですが、今回の中露の津軽海峡通行は
<日本よ!いつでも攻め落とす事ができるぞ!>
と言う意思表示に思えたのは私の考えすぎでしょうか…?
考えすぎだといいですけど…
いくら「公海」とは言え、自国の周りを二国の艦隊がうろちょろされるのはやはり何か煩わしい感じはあります…
このシチュエーション、まるで…
映画「ホーム・アローン」ですよ!!!
「ホーム・アローン」は1991年に、当時の子役マコーレー・カルキン君が出演して大ヒットした映画です。
家族・親戚一同でフランスに旅行するハズが、
当日、寝坊で一人家に取り残されてしまったのが
カルキン君演じる「ケビン」でした。
そのケビンの家に二人の泥棒が侵入を試みるんです。
映画ではケビンはたった一人、
様々なアイデアで泥棒達を撃退し家を守り抜きましたが…
日本はどうなんでしょうね?
令和のマコーレー・カルキン君となり、様々なアイデアで自国を守り切る事ができるのかなあ?
(↑何、その例え…?)
とりあえず、何事もなければいいのですが…
以上です…