まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

話題の津軽弁ラップ、吉幾三の「TSUGARU」を標準語に訳してみた…

スポンサーリンク

青森のスーパースターがリリースしたある新曲が話題に!!

こんばんは!まるく堂です!

私の地元、青森が生んだスーパースターと言えば、

そう!吉幾三(よし いくぞう)さんです!!

f:id:marukudo:20190917090343j:plain

「雪國(ゆきぐに)」(1986年)の大ヒットにより、演歌歌手としてのイメージが強くある吉さんではありますが、

この度、9月12日にダウンロード専売として配信されたニューシングル「TSUGARU」は、

ナント!!ラップなんです!! 

TSUGARU

TSUGARU

 

御年66歳になる吉幾三さんがラップとは…

しかも驚くべきは、

歌詞が丸ごと津軽弁で歌われているんです!!

たぶん、全世界初の「津軽弁ラップ」の誕生です!!

 

まだ聴いたことがない方は

↓こちらからどうぞ!!

いかがでしょうか…

吉さん、いかにもラッパーの様な風貌ですね…

おそらくではありますが、PVの撮影場所は

五所川原市にある吉幾三さんの豪邸、通称「ホワイトハウス」だと思われます!!

「ホワイトハウス」は割と観光場所になってたりするんですよね…

 

そして歌詞ですが…

たぶん、ほとんどの方は…

意味全くわかりませんよね?

 

一応、歌詞の字幕も出てましたが、

出されたところで…え?

って感じですよね?

 

津軽弁は青森県でも津軽地方に属する人達しか使わない方言で、

初めて聴く人からはまるで外国語の様にも思われる独特な言葉ですので、

リリースされるや否や

「意味がわからない」「誰か通訳して」と阿鼻叫喚となっている様です…

hirosaki.keizai.biz

 

と言うワケで、

どうしても意味が知りたい方のために

私、まるく堂が「TSUGARU」の歌詞を

日本語訳してみました!!!

(↑一応、津軽弁も日本語なんだけど…)

 

はてなブログではJASRAC管理楽曲の歌詞の掲載が可能になったので

ありがたいですね…

staff.hatenablog.com

なので、歌詞と併用して訳を載せたいと思います!

 

一応、私も津軽人ではありますが…

ただ、ちょっと自分でもわからない津軽弁があったのも確かです。

なので少し調べたりもしてます。

また、歌詞的に解釈に迷う部分もありまして、

私個人としての意訳も混ざってますので、ご了承下さい。

 

それではまいります!!

 

これが「TSUGARU」の標準語訳だ!!

「TSUGARU」作詞・作曲 / 吉幾三

 

1.

おめだの爺(じ)コ婆々(ばば) どしてらば?
「あなたのところのお爺ちゃん、お婆ちゃんはどうしてますか?」

俺(おら)えの爺(じ)コ婆々(ばば) 去年死んだネ
「私のところのお爺ちゃんとお婆ちゃんは去年亡くなりました。」

おめだの兄(あに)さま どしてらば?
「あなた方のご長男はどうしてますか?」

俺(おら)えの兄(あに)さま 知らねじゃ私(わ)!
「私の長男は(今)何をしてるかわかりませんよ!私は!」

東京(かみ)さ行ったって 聞いたばって
「東京に行ったと聞きましたが」

東京(かみ)のどのどさ 行ったがや?
「東京のどこらへんに行ったんですかね?」

さっぱど分(わ)がねじゃ! 俺(おい)の兄!
「全くわかりません!ウチの長男は!」

バカコでバカコで しかたねね!
「(全く)バカでバカで仕方ありませんよ!」

おめだの姉(あね)さま どしてらば?
「あなたのご長女はどうしてますか?」

俺(おら)えの姉(あね)さま アメリカさ!
「私の長女は(今)アメリカです!」

嫁コさなったって 何年たてば?
「お嫁に行って何年たったかな?」

戻ってこねねろ バカコだね
「(こちらに)戻ってこないんですよ バカ娘ですよ」

わらしコ出来だって 聞いだばて
「子供ができたと聞いたのですが」

男(おどこ)わらしな! 女子(おなご)だな!
「男の子かも女の子かも?(全くわかりません)」

祝いの 銭(じぇん)コも 包まねで
「お祝いのお金も包めないでいるし」

ホントに迷惑(めわぐ)ば かけでらじゃー
「本当に迷惑をかけていますよ」

喋れば 喋たって 喋られる
「喋ったら喋りすぎって言われるし」

喋ねば 喋ねって 喋られる
「喋らないと何で喋らないの?と言われるし」

喋れば いいのが 悪いのか
「喋った方が良いのか悪いのか」

喋ねば いいのが 悪いのか
「喋らない方が良いのか悪いのか」

春夏秋冬 知ってっか!
「春夏秋冬を知ってますか?」

花咲き 佞武多に 紅葉と
「(春は桜の)花が咲き (夏の)ねぶたに (秋の)紅葉」

雪降る 厳しい 四季感じ
「(冬は)雪が降り厳しいですが、四季折々を感じながら」

生きてる事を 知ってっか?
「(私達は)生きてることを知っていますか?」

Hey Hey Hey…
(ヘイヘイヘイ)

津軽の言葉を なめんじゃねェ!!
「津軽弁を舐めるんじゃないぞ!!」

 

2.

なんぼでも降るだね 夕(ゆ)べながら
「いくらでも(雪が)降ってます 昨夜あたりから」

どこさも行けねじゃ こいだばや
「どこにも行けませんよ こんな状況なら」

スベっておけたネ あの橋で
「すべってころんでしまいました あの橋で」

おどげ欄干 ぶつけたネ
「アゴを手すりにぶつけてしまいました」

なじきどどんじさ イボ出来て
「おでことお尻にイボができてしまったので」

今から行ぐだネ 医者コサな
「今から行くんですよ お医者さんに」

何だか知らねじゃ 夕(ゆ)べながら
「何だかわからないけど昨夜あたりから」

痛(いだ)くてまねはで 行て来るじゃ
「痛くて仕方がないので(医者に)行ってきます」

よろたとひじゃかぶ おたてまて
「太ももと膝あたりも調子が悪いので」

そごらも医者コさ 診(み)でもらて
「そこらへんもお医者さんに診てもらって」

湯コさも入って来るだネ 今日
「温泉にも入って来るつもりです 今日」

晩(ばん)げには戻るネ 家(え)さ来(こ)なさ
「夜になる頃には戻りますので、うちに来ませんか?」

もやしとネギへだ モツ喰(く)べし
「もやしとネギを入れたモツ鍋でも食べましょうよ」

一杯(いっぺぃ)やるべし 今夜(こんにゃ) 今夜(こんにゃ)!
「一杯やりましょう!今夜、今夜!」

あぱだきゃ居ねね 誰(だ)も居ねね
「嫁さんは(今日は)いません。誰もいません」

電話コかげるネ 戻ればなー
「(あなたに)電話をかけますよ (私が)帰宅したら」

喋れば 喋たって 喋られる
「喋ったら喋りすぎって言われるし」

喋ねば 喋ねって 喋られる
「喋らないと何で喋らないの?と言われるし」

喋れば いいのが 悪いのか
「喋った方が良いのか悪いのか」

喋ねば いいのが 悪いのか
「喋らない方が良いのか悪いのか」

今なら会えるし 帰んなヨ
「今なら会えるし (たまには青森に)帰って来なさいよ」

季節は自然に 待っている
「自然や季節は (あなたを悠然と)待っています」

何年 ふるさと 背を向ける
「もう何年、自分の故郷に背を向けてるんですか?」

そのうち絶対 バチあたる
「そのうち絶対にバチが当たりますよ」

Hey Hey Hey…
(ヘイヘイヘイ)

生まれた津軽を なめんじゃねェ!!
「(あなたが)生まれた津軽を舐めるんじゃないぞ!!」

 

3.

青森 弘前 五所川原
「あおもり、ひろさき、ごしょがわら」

八戸 むつ(陸奥)に 鰺ヶ沢
「はちのへ、むつ に、あじがさわ」

喰うもの美味(めべ)し 酒コまだ
「食べ物は美味しいし お酒もこりゃまた(美味い)」

三方海コさ 囲(かご)まれて
「(青森は)三方面を海に囲まれているのに」

そいでも出でゆぐ 馬鹿コ居る
「それでも(東京に)出て行く バカな子供達がいます」

戻って来ねねろ わらはんど
「戻って来ないんですよ ウチの子供たちは!」

帰ればお土産 もだへでや
「帰る時にはお土産を持たせてるけど」

来る時毎日 喰った事ねェ
「来た時は毎回 (おみやげの食べ物なんか)もらって食べたことが無いです」

菓子だきゃ要らねじゃ 銭(じぇん)コけれじゃ
「お菓子はいらないので お金をくださいよ」

田畑 山林 どしたばや
「田んぼや畑 山林は どうしましょうかね」

死んだら売るだべ 何(な)もやねじゃ
「(どうせ私が)死んだら(土地を)売るんでしょう? (なので息子、娘には)何もやりませんよ」

100まで生きるだ! 何(な)もやねじゃ
「私は100歳まで生きるつもりですよ。(なので息子、娘には)何もやりませんよ」

化げて出てやる 死んでから
「化けて出てきてやりますよ (私が)死んだら」

枕元(まくらもど)さ 立ってやる
「枕元に立ってやりますよ」

覚えておがなが このわらし
「覚えておきなさいよ この(小僧、小娘)が!」

お前(め)だち年とりゃ 同じだネー
「あんた達も年を取れば(私達と)一緒なんですからね!」

喋れば 喋たって 喋られる
「喋ったら喋りすぎって言われるし」

喋ねば 喋ねって 喋られる
「喋らないと何で喋らないの?と言われるし」

喋れば いいのが 悪いのか
「喋った方が良いのか悪いのか」

喋ねば いいのが 悪いのか
「喋らない方が良いのか悪いのか」


幸せなんだと 思うなら
「幸せって何かなと思うなら」

産んだ両親 会いに来な
「(あなたを)産んだ両親に会いに行きなさいよ」

何回 あんたも 顔見れる
「あと何回、自分の両親の顔が見れますかね?」

19や20才(はたち)の ガキじゃねェ
「19や20才の子供じゃないんですから(いい年してるんだから)」

Hey Hey Hey…
(ヘイヘイヘイ)

青森全部を なめんじゃねェ!!
「青森全部を舐めるんじゃないぞ!!」

~ここまで~

 

いかがでしたでしょうか?

歌詞、けっこう長くて疲れました…

個人的な見解も多少含まれますので、

もしも意味が違う部分がありましたらご指摘くださいませ!

 

個人的な間違い指摘

「TSUGARU」の歌詞はほぼ全編が津軽弁なのですが、

一つだけ「あれ、ちょっとおかしいな」と思う所があって、

 

それは

歌詞「晩(ばん)げには戻るネ 家(え)さ来(こ)なさ」の

「家(え)さ来(こ)なさ」の部分ですね…

ここは「家(え)さ来(こ)な<が>の方が正しいと思います。

吉幾三さんも「さ」ではなく「が」と歌ってると思うんですけど、

もしも津軽弁ネイティブの方がいましたら

ご意見をお待ちしてます!!

 

まとめ:青森がこんなに話題になるとはさすが吉さん!!

もともと吉幾三さんはコミカルな歌も多数歌っているので、

この「TSUGARU」のリリースも地元の人はあまり違和感なく受け入れてると思います。

 

しかしYahooニュースにも取り上げられてるくらいに話題になってるのは、さすがとしか言いようがありません。

 

それでも昔は「俺ら東京さ行ぐだ 」(1984年)と歌っていたのに、

今では青森に帰って来いという様な歌を作られているのは

なんか時代の流れを感じてしまいます…

 

以上です…

「TSUGARU」は「Music Unlimited」でも聴くことができます!!