こんばんは!まるく堂です!
最近、「BS松竹東急」でやってる「よる8銀座シネマ」と言う番組がお気に入りです。
この番組では通常、月曜日~金曜日の午後8時より一本の長編映画と短編映画がセットになって放送されているのですが、個人的にこれまで観たことが無かったけど実際に観てみたら面白かったり考えさせられるモノが多くて、様々な掘り出しモノ映画を見つけられた様な気になるんです。
私が11月14日に観たのはヒラリー・スワンク出演の「フリーダム・ライターズ」と言う映画で、これもすごく観て良かったと思えた映画でした。
いつか、この映画についても感想を書きたいと思っていますが、
今回はその後に放送された「ポッポー! / Cuckoo!」と言うオランダの短編映画を紹介したいと思います。
あらすじ
鳩時計の中に住んでいる孤独な男は、1時間ごとに小窓から飛び出してポッポー!と叫ぶ。
とてもおかしくて可愛らしいショートコメディ!短編らしいウィットが短くギュギュッと詰まっています。ショートフィルムが初めての方にも気軽に薦めたい作品です。
この映画は2019年にオランダで製作された短編映画です。
↓主人公はこの中年男性です。
彼は、実は「小人」と言っても良い存在で、とある家の「ハト時計」の中で一匹のネコと一緒に暮らしています。
彼の仕事は時間が来るとハト時計のハトとして、装置に乗って外に出て、そのハト時計の所有者であるおばあさんに、薬を飲む時間を知らせる事です。
普段からずっとその仕事をしている様ですが、ある時、毎日楽しみに聞いてたラジオで出題されたクイズの答えがわかり、ラジオ局へ電話をしようと試みます。
もしも正解すれば多額の賞金がもえらる様です。しかし申し込みが多いのかなかなか電話が繋がりません…
そうこうしている内に、ハト時計の仕事の時間がやってきて…
と言う感じです。
まず、そのぶっ飛んだ世界観がスゴイと思いました。
日本のアニメや漫画でもいろいろと突拍子も無い設定の作品は多々ありますが、
この「ポッポー! / Cuckoo!」はそれらに負けず劣らずの発想が素晴らしいんですよね。
たった7分ほどの作品で、舞台もハト時計の中とおばあさんの家の中だけではありますが、それでもかなり七転八倒する様な展開で思わずクスッと笑いたくなる場面が多かったです。
なかなか海外の短編映画を観る事もあまりないのですが「BS松竹東急」でやってる「よる8銀座シネマ」はそれらを観る数少ない機会の一つです。
残念ながら「ポッポー! / Cuckoo!」は今後の再放送の予定は無さそうなのですが、もしも観る機会がありましたらぜひぜひご覧になってください!!
以上です…