パリ五輪、波瀾万丈!
こんばんは!まるく堂です!
2024年7月26日から始まったパリオリンピック。
皆さんはご覧になっているでしょうか?
私も普段はあまりスポーツに興味なかったりしますが、
この時だけは様々な種目でワクワクしたり、感動したり、
時には涙ながらに選手達の頑張りを拝見しています。
そんなパリオリンピックが始まって一週間が経過しようとしてますが…
ネットで炎上してしまうくらいの不満が
多発している様です!!
いったいパリで何が起こっているのでしょうか?
今回はパリオリンピックで起きている炎上事件をまとめてみました!
それではまいります!!
開会式
まずは開会式ですね。
青・白・赤のトリコロールをモチーフにした煙が上がり、
船に乗った各国の選手立ちがセーヌ川から登場。
サプライズとしてレディー・ガガさんやセリーヌ・ディオンさんらの登場が話題になった一方で、
悪い意味で注目を浴びてしまったパフォーマンスも存在しました。
一つは「首を落とされたマリー・アントワネット」。
開会式では、首が無い頭部を持った彼女を生々しい感じで表現されていて、これまでのオリンピックのイメージからはかけ離れていてかなり衝撃的です。
もう一つは派手な女装をしたドラッグクイーンや、トランスジェンダーのモデル達が絵画「最後の晩餐」をモチーフにしたパフォーマンスです。
テレビ放送後「キリスト教を侮辱している」とキリスト教団体等が続々と反発の声が上がっています。
個人的には…
攻めすぎだろ!!
って思いますし、首を切られたマリー・アントワネットを
子供達が見たらトラウマ必須なのでは?とちょっと心配になったりしてました…
五輪旗さかさま…
そして五輪旗掲揚の際にもミスが起きています。
本来は青・黒・赤の3つの輪が上に来なければならないのですが、
それが下になってしまうと言う事態に…
開催国としてありえないでしょ…ってくらいの失態ですね。
国名間違い
セーヌ川で韓国の選手が登場した際に、
「Democratic People's Republic of Korea」と言うアナウンスがされます。
これは「朝鮮民主主義人民共和国」なので、つまりは国名が間違って紹介された事になります。
国名間違いって、その国の方々にしてみれば侮辱にも近い感情になると思います。
今回のパリ五輪は絶対に間違っちゃいけない部分をピンポイントで間違ってる気がします…
国旗間違い
とあるオーストラリアメディアがメダル獲得数のランキングを紹介した際に、
韓国の国旗が中国のものに変わっていた様です。
確かに中国の国旗になっています。
これもなかなか酷い間違いですね…
誤審疑惑
今回のパリオリンピックでは前例が無いほどに
誤審疑惑が多い様です。
まずは柔道男子60キロ級の永山竜樹選手の準々決勝の試合ですね。
永山選手はスペインのガリゴス選手からの絞め技をくらいますが、なんとかこらえて、審判は「待て」の合図を出します。
通常「待て」の合図の後は、お互いが仕切り直しとなります。
永山選手はその合図が聞こえたので力を緩めました。しかしガリゴス選手はその後も数秒間絞め技を緩めず、力を抜いた永山選手をさらに締め付ける状態になります。
永山選手はその後、わずかな時間ですが失神してしまいます。
本来は「待て」の後の話なので、その失神は無効となるのが当然のはず。
しかし審判はその後、ガリゴス選手の勝利としてしまったのです。
これには永山選手も納得できず、勝敗が決まった後もその場を動かず無言の抗議を続けます。ガリゴス選手が差し伸べた握手も拒否したことから、会場では大ブーイングが起きてしまいます。
個人的には、永山選手は「待て」の後の過剰な締め付けで失神したものと思いますので、あの勝利は無効だと思ってます。むしろ、審判の合図を無視したガリゴス選手の反則負けでも良かったのでは?とも思ってます。
この出来事は「疑惑の6秒」と呼ばれ、現在も議論の的となっています。
誤審疑惑その2
男子90kg級で決勝に進出した「村尾三四郎」選手。
これまで一度も勝利したことの無いジョージアのベカウリ選手に対して果敢に攻め、
開始1分で技ありを奪い先行。
そしてラスト30秒あたりに、村尾選手の内股が相手を宙に浮かせ、綺麗に決まった様に見えたのですが、審判は無言、特にポイントになりません。
村尾選手本人とコーチも何故?と言う雰囲気に…
そして終了4秒前、村尾選手、べカウリ選手双方が技を仕掛けお互いに倒れます。
結果はベカウリ選手の小内刈りで技ありとして一本。
村尾選手は銀メダルとなりました。
これも村尾選手の勝利の様な気もしますけど、どうなんでしょうかね?
いくつかのニュースサイトを見て、柔道経験者のコメントとか読んでみましたけど
ベカウリ選手の勝利に納得の声もあれば、村尾選手が本当の金メダルだとか、
意見が分かれている様です。それくらい微妙な判定だったのかも知れませんが、
永山選手の件もあるだけに、視聴者的にはなかなか納得いかない部分も個人的にはあります…
誤審疑惑その3
日本時間7月31日に行われた1次リーグ第2戦の日本対フランス戦。
八村塁選手の退場などの想定外の事態も起きながらも、
残り16秒の時点で日本が4点のリードを奪い、勝利は目前でした。
しかし残り10秒となる中、フランス選手に3ポイントシュートを決められ1点差に…
運の悪いことに、さらに河村勇輝選手がファウルを取られてしまい、相手にフリースローが与えられ同点で延長戦となってしまいます。
結果は90対94と敗れてしまいます。
ただ、ファウルを取られた河村選手ですが…
実際には相手選手に触れてもいないのでは?
と疑惑のファウル判定となっているのです。
Xにおいて、そのシーンを切り取って分析してる方がいます。
#世紀の誤審
— GYRO (@__Gyro__) 2024年7月31日
審判に責任を取れとか言った人の責任の取り方を見てみたい。
流布された画像を見て判断する情弱民。
自作VARやってみました。
結論はファウル。
シューターが上げた肘に河村の右手が当たってバチッと弾かれています。避けたにしては早過ぎます。
NBAでは常套手段です。 pic.twitter.com/WjBdCt1hJX
この方の結論としては河村選手の右手が当たっていてファウルは妥当となっている様ですが、私がみる限りはやはり河村選手が触れてる様にはあまり見えないんですよね…
みなさんはどう思いますか?
中国選手の卓球ラケットが踏まれ折られる
卓球の混合ダブルスにおいて優勝した中国の王楚欽/孫穎莎ペアですが、
中国国旗を渡された彼らを撮影しようと報道カメラマンが殺到した様です。
その場所はチーム関係者以外は立ち入れないエリアだったらしいのですが、
コーチが破壊されたラケットを発見。それは王楚欽選手が愛用していたラケットでした。
元卓球メダリストの水谷準さんは
「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに。折れたラケットは絶対元に戻らない。時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープを1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ。同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合をしたら10000%勝てない」
と、選手がどれだけ自分にラケットを合わせるために苦労しているかを説明しています。
これはかなりキツいですね…
いくらスペアラケットを持っているといってもすぐに馴染むワケでもないでしょうし、
その報道関係者の罪は重いですね。
選手村関係
今回のパリオリンピックでは選手村でも不満が続出している様です。
選手村の食堂では、各国の選手団から「肉が足りない」といった不満が相次いでいるとの事です。
メニュー作りにはレストラン格付け本「ミシュラン」の三つ星シェフも関わっている様ですが、卵や鶏などの炭水化物が圧倒的に足りず、すぐに品切れなるそうです。
選手達にとって食事は最も大切なものの一つです。
それが十分に摂取できないと、パフォーマンスにも影響が出そうです。
他にも…
現在、パリの気温は36度を超えるほどの猛暑となっています。
パリの選手村は「史上最も環境にやさしい大会」をモットーとして、
各室の冷房は「地下水による床下冷房」を採用したものになっていたそうです。
ただ…
これが全然作用しておらず…
各国ではエアコンを急遽発注する選手たちが急増しているとの事です。
パリ市長のアンヌ・イダルゴ氏が言うには「アスリートの快適な環境には大いに敬意を払っていますが、私たちは人類の生存についてもっと考えなければいけない」と強調していた様です。
確かにエコも大事なのですが…
選手たちがそれで体調崩したら本末転倒じゃね?
とも思いますね。
セーヌ川…汚い…
2024年7月31日、トライアスロン競技が実施されましたが、
この日まで、ちゃんと競技ができるのかどうか多くの方がハラハラしたと思います。
なぜなら…
セーヌ川が汚いから!!
ご存じ、トライアスロンとは水泳・自転車・ランニングの3種目を連続して行う競技で、今回は水泳はセーヌ川で行われることが決定していました。
しかしセーヌ川は生活排水や汚水が流れ込んでおり、その水質基準に本当に競技ができるかどうかに注目が集まっていました。
トライアスロンは本当は7月30日に行われるはずでしたが、一日延期し何とか実施にこぎつけました。
が…
このセーヌ川を泳いだカナダ人選手が10回も嘔吐した事が話題になっています。
これが水質のせいなのか、疲労のせいだったのかは定かではありませんが、
本当にセーヌ川の水質基準は競技ができるほどにクリアできてたのか?
そんな疑問も浮かび上がってきますね…
女子ボクシングに男子染色体を持つ選手が参加
パリ五輪女子ボクシングにおいて、ある2選手が注目を浴びています。
その2人とは、昨年の世界選手権で実施されたDNA検査で性別適格性検査で不合格とされたアルジェリアのイマネ・ケリフ選手と、台湾のリン・ユーチン選手です。
この2人は「XY染色体」を持っている事が証明されています。
つまりは「生物学的に男性」です。
↓ただ、こちらの方のXのポストを見ると、トランスジェンダーと言うワケでは無い様です。
コミュニティノート読めない人が多そうなのでこちらに貼っておきます🥺
— びしー 💻🇺🇦 (@bissybissy) 2024年8月1日
女子ボクシングのイマネ・ケリフ選手は生まれも育ちも女性です。
トランスジェンダーではありません。 pic.twitter.com/qCdiEzWKmB
詳しい生い立ちはわかりませんが、ずっと女性として生きてきて性自認も女性だと思ってたら、DNA検査で男性と判断されたとの事なので、お気の毒な部分もあります。
ただ、肉体が男性のそれなので、筋力・体力共に女性とは明らかに差がありますし、「寛容性」の名の下にこの方々の参加を許可するのはいかがなものかと私は思います。
特に格闘技等は生物学的女性の方々の命の危険も考えられるからです。
彼ら以外にも男性から女性になったトランスジェンダーの方々がスポーツの女性部門に参加し、優勝を獲得すると言うニュースも目にすることがあります。
もしも今後、このニュースがどんどん増えていくとしたら、
それはトランスジェンダーの方々の権利を重要視するあまり、
生物学的女性の立場がどんどん失われていってると言う事に他なりません。
2024年8月1日にイマネ・ケリフ選手とアンジェラ・カリーニ選手との対戦が行われました。
Angela Carini (blue, female) abandons fight against Imane Khelif (red, male) a few minutes into fight /1 pic.twitter.com/yOIvZkDaow
— FairPlayForWomen (@fairplaywomen) 2024年8月1日
アンジェラ選手はケリフ選手のパンチを一発受けた後に、試合を棄権しました。
おそらく、パンチの威力が本来の女性のものでは無かったのでしょう。
アンジェラ選手にとっては棄権も不本意なものであったと思います。
しかし、このまま試合を続けたらおそらくは軽傷では済まないほどのケガを負っていた可能性もあります。
これが本当に公平な試合だったのかどうか…
個人的にはアンジェラ選手がとても気の毒でなりません。
まとめ:おそらくパリ五輪は今後も問題点は増えると予想
今回はパリオリンピックの問題点をいくつか紹介させていただきました。
2024年8月1日時点では、開催されてから1週間近く経過しています。
残りあと10日間ほどですが、個人的にはもっと問題点が増えていくのではないか?と予想しています。
その多くは「誤審」ですね…
今回のパリオリンピックの審判はかなり質が低いとも言われており、
各国から不満が続出しています。
競技が審判の意向に左右されてしまうのは仕方の無いことですが、
できる限り公平な判断をお願いしたいところです。
以上です…