まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

一体どうしたら無差別殺傷事件は撲滅できるのだろうか?

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目次(文字数:4600字前後)

 

いつ誰の身に起こってもおかしくない衝撃的な事件

日本全国を震撼させた川崎市の通り魔事件ですが…

www.yomiuri.co.jp

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今回の事件では、お二人の尊い命が奪われてしまいました。

大切な人を突然失ってしまったご遺族の心境を思うと本当に胸が痛みます。

それと同時に、たくさんの人を傷付けておきながら自分の人生を強制的に終わらせ、

何の責任も取らない犯人には怒りを禁じ得ません。

 

ネットでは「死にたいのなら他人を巻き込まず、一人で死ぬべき」と言う声が圧倒的です。

正直、私個人としてもそう思います。

思い詰めて希望を見いだせなくなったその犯人の状況にも同情の余地はあるのかも知れませんが、

自分の大事な人達が見も知らぬ他人の道連れで命を奪われることなど、絶対にあってはならない事です。

 

そうした世論に一石を投じる記事が、事件後に掲載されました。

blog.livedoor.jp

秋葉原無差別殺傷事件など過去の事件でも、被告が述べるのは「社会に対する怨恨」「幸せそうな人々への怨恨」である。

要するに、何らか社会に対する恨みを募らせている場合が多く、「社会は辛い自分に何もしてくれない」という一方的な感情を有している場合がある。

類似の事件をこれ以上発生させないためにも、困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし、何かしらできることはあるというメッセージの必要性を痛感している。

「死にたいなら人を巻き込まずに自分だけで死ぬべき」「死ぬなら迷惑かけずに死ね」というメッセージを受け取った犯人と同様の想いを持つ人物は、これらの言葉から何を受け取るだろうか。

 「死にたいなら人を巻き込まずに自分だけで死ぬべき」と言った非難をネット上で控える意図は「次の凶行を生まないためでもある。」からだそうです。

現在、何らかの理由により社会に対する恨みを募らせている人達は多く、こうした言動はそんな彼らをさらに追い詰める事になり、第二、第三の通り魔を生む要因になり得ると言う理屈ですね…

 

ただ、非難をネット上で控えれば本当に通り魔事件は減るのでしょうか?

そこが個人的には疑問に感じてもいます。

 

記事の投稿者さんも、この悲劇を二度と生まないために彼なりの解決案を提示したのだと思いますし、こんな事件はもう起きて欲しくないのは私も一緒です。

それでも人の口に戸は立てられませんし、表現の自由というモノもございます。

「死ぬときはせめて人を巻き込まないで欲しい」というのは誰しもが自然に思うことですし、しかもネット上でそれを抑えるのは不可能に近いです。

 

おそらく記事の投稿者さんは、今回の事件は「社会が悪い」というスタンスなのかも知れませんね。

確かに、人生につまづいてしまったり家庭環境が複雑だったりと言った問題のせいで

普通の生活もままならない、と言う境遇の方も多いと思いますし、比較的裕福な人達よりも自暴自棄になりやすい傾向にあるのは事実でしょう。

そうした方々も社会的な援助さえあれば環境が変わる可能性もありますし、犯罪を起こそうという考えも変わるかも知れません。

つまりは、

社会が良くなれば通り魔犯罪は減る

と言う事なのでしょう。

そういう解釈ならば一理ある様にも思えます。 

 

社会的に幸福な国では通り魔事件は起きないのか?

ここで…

国連が発表した「世界幸福度ランキング 2019」というモノがあるのですが

www.huffingtonpost.jp

この調査は、

各国の国民に「どれくらい幸せと感じているか」を評価してもらった調査に加えて、GDP、平均余命、寛大さ、社会的支援、自由度、腐敗度といった要素を元に幸福度を計る。

 と言うものです。

 

残念ながら日本は2019年度は58位でした…

先進国でありながら、幸福であると感じている人達が少ない印象を受けますね。

しかもここ数年は、だだ下がりの傾向にあります。

それだけ日本での生活は難しく、生きづらさと不満を持っている方も多いのかも知れません。

 

それでは逆に最も幸福と感じる国民が多い国はどこでしょうか?

それは…

フィンランドなのです!! 

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この幸福度ランキングでは、

1位 フィンランド
2位 デンマーク
3位 ノルウェー

と、北欧が上位を占めているんですね。

 

その理由としましては、フィンランドは社会保障がかなり充実しているようで…

biz-journal.jp

 フィンランドをはじめとした北欧では、社会保障がとても充実しています。生まれてから死ぬまで、国に保障されているのです。例を挙げると、小学校から大学院まで学費はすべて無料。また、病院で高度医療を受けても、子供を産んでも、すべて無料です。育児保障、失業保障、さまざまな制度に人生が手厚く守られています。ホームレスなんて見たことがありません。

 ある時、フィンランド人に“老後の不安”について質問したことがありますが、彼らは質問の意味がよくわからないようでした。そのくらい、まったく不安のない人生を送っているのが北欧なのです。

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2018/06/post_23887_2.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.

めちゃめちゃ凄い社会保障ですね…

学校も病院も、失業保障にいたるまで無料だなんて!!

日本でもぜひぜひ同じくらいの保障を望みたいところですが…

ただし…

税金がバカ高いそうです!!

 

そりゃそうだろなあ…

ここまでの制度を国民全員に保障していくにはそれくらい必要でしょうしね…

う~ん、ここは悩みどころです…

ただ、育児や病院や学校への負担が全て無料になると仮定したならば、

日本でもし消費税20%くらいになったとしても差し引きでお得な気もしますし

納得できる方も多いかも知れませんね。

 

そんな羨ましい社会保障制度が充実している幸福度第一位のフィンランド。

幸せに感じている国民が多い第一位の国なのですから、

「通り魔事件」を起こそうと言う人達なんていなそうにも思えます…

 

フィンランドではこんな事件が…

しかし…

2007年、フィンランドではこんな事件が世間を賑わせました…

www.afpbb.com

 

さらに2008年…

www.afpbb.com

 

2016年にも…

www.huffingtonpost.jp

幸福なハズのフィンランドでなぜ?

日本では銃が規制されているので、通り魔事件では必然的に刃物が主流になりますが、

フィンランドでは銃が容認されてますので、より凄惨な事件に発展しています。

 

そして気になる投稿記事をもう一つ…

www.captainjack.jp

フィンランドでの殺人発生率は日本の5倍というデータもあるそうです。

それでもヨーロッパ全体としてみれば決して高くはない数字ではある様ですが…

 

そう考えると、

どれだけ社会保障が充実していたとしても、通り魔事件自体は起きてしまう…

と言うのが現状の様です。

 

もちろん、社会保障は充実してもらいたいですよ!ホントに!

明確に犯罪が減少するという根拠は出せないですけど、それで救われる人がいるならば

犯罪を起こすことを思い直す人もいるかも知れませんし、やってみる価値はあると思います…

でも日本だと税金だけ高くなるだろうなあ…

そうなったらそうなったで、違う所で不満爆発しそうだし…

 

しかも、ここ昨今では日本の競争力も減退傾向にあります。

www.nikkei.com

競争力が減ると言う事は、国が稼げる利益(国益)が減る事にも直結するワケで、

年金だけでも非常にゴタゴタしているのに、社会保障を充実させていくなんて

夢のまた夢のようにも思えてきます。

 

ここで個人的な結論としましては…

社会保障を充実させるには新たな税金が増える。

どんなに充実させても、それでも犯罪自体は無くならない。

という考えにいたりました…

 

平和にはやはりお金がかかるのですね…

 

実は殺人発生率が低い日本

日本は、世界と比べて殺人発生率がモノスゴく低いんですよね。

www.globalnote.jp

↑こちらのランキングでは日本は194位で、

10万人あたり0.28人の方がなんらかの事件に巻き込まれ亡くなっている様です。

これはかなり低い発生率です。

ちなみに第一位のエルサルバドルでは10万人あたり82.84人の方が亡くなっています。

10万人中82人ってかなり頻繁に殺人が発生していると予想できます…

 

かと言って、日本でも決して犯罪が起きてないわけでもなく、

今回の様に日本中を震撼させる事件も起きてしまい、悲しみに暮れるご遺族の方もいらっしゃるのは事実です。


個人的に考えた、犯罪発生率を減少させる方法

ここで、今回の様な通り魔事件を少しでも減少させる方法を個人的に考えてみました。

それは…

とがった刃物を販売しない!または免許制にする!

という事です…

 

これ、きっと料理人さんとか板前さんには「ハア?」って思われるでしょうけど…

先ほども述べましたように、日本では通り魔事件はほとんどが刃物が使われています。

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本来は料理等に使われるハズの包丁ですが、

残念ながら人を傷付ける為に使う人も少なからずいるのです。

 

なので…とがった包丁は極力販売を控え…

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↑こうした寿司切包丁を主流にしていくことで、

少なくとも刺されて亡くなる人は

減少していくのではないでしょうか?

 

寿司切包丁でも振り回せば大ケガをする可能性はありますが、

刺されるよりは致命傷を負う確率は低くなります。


料理に関しては、とがった包丁の方が使いやすい場合も多々あると思います。
その場合は免許制にする等して、徹底的な管理をしていく…

と言うのはどうかな?と思った次第です。

 

この案のデメリットとしては…

とがった包丁は普及され過ぎている

という事ですね。

何なら、同じ危険物とされている銃よりも簡単に製造できますし、

もはや100均ショップでも簡単に買えるくらいですから。

それらを全部取り締まるなんて至難の業です。

 

さらには、

とがったモノは包丁だけではない…

と言う点もございます。

アイスピックとかキリとか彫刻刀とか、武器にしようと思えばできるものが

この世にはいくらでもあります。

なので包丁だけ目の敵の様にして取り締まっても、他の刃物を手にすればいいだけなので、あまり有効とは言えないかも知れません。

 

もう一つ、本命とも言える案がございまして…

matome.naver.jp

現在、人のオーラを解析して犯罪を犯しそうな人を特定して監視できる防犯カメラというのものがある様です。

これ、めちゃめちゃスゴくないですか?

 

このカメラがどのくらい性能がよいのかはちょっとわかりませんが、

全国に普及すれば、もしかしたら未然に防げる犯罪もあるかも知れません。

 

まとめ:犯罪の無い世の中になって欲しいよね…

長々と書いてしまいました…

それだけ今回の事件は衝撃的でしたし、考えさせられました。

いつ自分の身に起こったとしても不思議では無いですから。

 

それでも、いろいろ考えても、

結局は完全に犯罪を無くす方法は存在しないのかなあと、

半ば諦め状態にも陥っています。

 

いつか、どなたかが画期的な方法を思いついて、

平和な世の中になってくれれば、と切に願っています。

 

以上です…