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大谷翔平選手の記者会見はなぜ酷評されたのか…?

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今回の記者会見は酷評だったらしい…

こんばんは!まるく堂です!

 

2021年11月15日、大リーグ「エンジェルス」の大谷翔平選手が都内で記者会見をしましたね!

隔離期間を経て、ようやくメディアの前に登場した大谷選手。会見の場でどんな言葉を発するのかに注目が集まりました。

 

しかし、この記者会見の評価は散々な結果に終わった様です… 

www.j-cast.com

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これは大谷選手がどうこうと言う問題ではなく、

どうやら「記者による大谷選手への質問が低レベル過ぎる…」と言う事が原因の様です。

youtubeではこの記者会見の一部始終を見ることが出来ます。

私も、一通りこの動画を見ました。

やはり世間の皆さんと同じ様な意見にならざるを得なかったですね…

 

今回は、この記者会見で個人的に気になった部分を話していきたいと思います!

 

大谷選手の記者会見で気になったこと

1. 質問が長い…

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まず、冒頭の質問からかなりつまずいていた感じはあります。

 

最初の質問は司会進行役でもある、日本記者クラブ企画委員でスポーツニッポン新聞社の宮内さんと言う方が行いました。

以下は、この方の質問を私が文字興しをしたものです。

ええ、じゃまず私から一問、お尋ね申し上げます。
投げて打つ、いわゆるリアル二刀流の大ブレイクを果たした今シーズンでしたけども
シーズン終了直後にですね。大谷選手のコメントとして多くの試合に出場できて単純に楽しかったと言うのがありました。
その一方ですね。今年の数字が最低ラインで、もっと早い段階でこういう形を作らなければならなかったと言うコメントも聞きました。
ええ、そこでです。
この四年間、特に昨年までですけども、活躍される一方でケガ・故障との戦いでもあった様にも思われます。
一年目の2018年は、ひじを痛められていわゆるトミー・ジョン手術、右肘靱帯の再建手術を受けられました。
翌2019年にはアキレスと、9月に左膝の膝蓋骨(しつがいこつ)の手術を受けられました。
三年目の昨年は7月に登板復帰したものの、右肘痛が再発して打者に専念すると言う形になられました。
そこでこの間、どのような心境でプレーを続け、舞台裏ではどのようなケアをされて今シーズンの大活躍に繋げたのか?気持ちが折れそうになった事はなかったのかな?
今だから語れる話があればぜひお聞かせ下さい。お願いします。

↑これで一つの質問ですよ…

長過ぎだって!!!

これだけで約1分半くらいかかっています。

 

正直な話、序盤から中盤にかけてのお話は絶対に要らなかったと思います。

大谷選手のケガなんてご本人が一番よく知ってるでしょうし、

もしも視聴者のためにわかりやすく説明しようと思って言ったのだとしても、

「これまでずっとケガをされてきた」みたいに一言でまとめる事もできますし、視聴者だってそこまで詳細に聞きたくもなかったと思います。

 

そして、質問自体は最後の方に集中しているのですが、

ケガをしている時どのような心境だったのか?

ケガに対しては、どのようなケアをしたのか?

今シーズンの活躍にそれをどう繋げたのか?

少しずつベクトルの違うこれらの質問を一つにまとめてる感じがするので、

非常にわかりにくいし、答えにくい質問になっています。

 

大谷選手も

「ちょっと質問が長かったので何から答えていいのかちょっと分からないですけど…」

と、ちょっと困惑した様子でした。

今、私は文字興しをしたものを読んだのでじっくりと考えられますが、

口頭でこの質問をされたら、おそらく大谷選手と同じ様に答えるしかないかも知れません…

 

この質問は海外の記者からも不評だった様です…

thedigestweb.com

 

2. 違う野球選手の事を聞きすぎ…

日本にも注目される野球選手や監督が多くいますが、

彼らについて、大谷選手に聞く必要ってあるんですかね?

例えば、今回の記者会見では、新庄監督についてや、恩師の栗山監督、松坂選手等、けっこう多くの選手について大谷選手がどう思うかの質問がされていました。

もちろん、それぞれが素晴らしい功績を残している方々であるので聞きたくなる気持ちもわかりますが

今聞かなきゃダメ?

って疑問に思うんですよね…

私は野球の事はそれほど詳しくないですけど、

他の選手の事について聞くくらいなら、

大谷選手ご自身の事を根掘り葉掘り聞きたいと思いますけど…

 

そして会見の時点で、大リーグ移籍のためのポスティングシステム(入札制度)をするかどうかがわからなかった鈴木誠也選手の事を聞いたりと、大谷選手が答えにくい質問も多々あった様です。

(ちなみに鈴木誠也選手は翌日にポスティング申請承認を発表しました。)

www.nikkansports.com

この発表の後ならまだ大谷選手も答えようがあったと思いますが、

それでもこの記者会見で聞くべきだったのかは疑問です…

 

唯一、同じ花巻東高校出身の菊池雄星投手について聞くのは、メジャーリーグで戦った事もあるので良いと思うのですが、メジャーの今シーズンに絡んでない他の選手の事まで聞くのはちょっと疑問でした…

せめて聞くなら、同じエンジェルスのチームメイトの事とか、大谷がホームランを打つ度にホーム付近で出迎えてくれたホセ・イグレシアス選手の事を聞いたりした方が良かったのでは?と思いました。まあ、イグレシアス選手は退団しちゃってますけど…

 

3. 野球に関係ない質問をぶっ込む…

↓今回、この質問にも驚かされましたね…

大谷選手はいわゆる高額所得者であり、高額納税者でもあると思うんですけれど
アメリカに住んでみて見えてきた日本の税制ですとか税金についてですとか
気づいた事、ご要望やご意見、思いなどございましたら高額納税者の一人として
頂ければと思います、お願いします。

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税って…!!!!!!

この質問をされたのは経理・税務の総合情報機関である「NP通信社」と言う企業です。

そりゃこんな税に関する質問にならざるを得ないとは思いますが…

野球関係なくね?

ってやはり思いますね。

しかも「高額納税者」とわざわざ2回も言っているのもイヤミっぽい感じもして好きじゃありませんでした。

 

大谷選手に質問できる権利はどうやって獲得されたのかが知りたいです。

記者クラブに入会してれば誰でもできたのでしょうか?

謎は深まるばかりです…

 

4. 一人一回の質問の筈なのに2回以上質問する…

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もともと「一人一質問」と決められていたみたいですが、

それを無視して2,3個質問する人も多かったですね。

これって一人がルールを破ったら、次に続く人も「オレも、私も!」となって収拾がつかなくなっちゃいますよね。実際、そんな事が起きちゃいましたね…

 

例えルールを破って2、3個質問できたとしても、

そんな大した質問じゃないだろ!!

と思うものも多かったですし、むしろ記者の質問のレベルの低さが露呈された感じで、

見てるこっちが恥ずかしくなってしまいました…

 

5. 報道陣に拍手を求め「ロングタイムノーシー ハウアーユートゥデイ?」とカタコトで話す…

www.sponichi.co.jp

今回、一番度肝を抜かれたのが「ミヤネ屋」を代表して質問した元日本ハムファイターズの岩本勉さんですね。

岩本さんは質問の前に

「会場の皆さん、世界でこれだけ活躍している大谷翔平選手が、華々しく日本に帰ってきてくれました。まずをもって大きな拍手をお願いします」

と拍手を促した後、

「ロングタイムノーシー ハウアーユートゥデイ(久しぶり、元気ですか?)」

と、カタコトの英語を披露してました。

 

いや…

拍手は大谷選手が入場した時点ですれば良かっただけの話だし…

岩本さんが先導する話でも無いと思うんですよね。

(と言うか、大谷選手が来た時点でも別に拍手とかも無かったけど…)

 

英語に関しては、意味がわかりません…

おそらくは、この関西っぽいノリで場を和まそうとしたのかも知れませんが、

その場所は世界が注目している大谷選手の会見場です…

日本だけで見られてるワケでは無いんですよね。

おそらくは関西の方でもドン引きした方も多かったのではないでしょうか?

 

SNSでは「面白かった」と言う意見もあるようですが、

世界中で発信されている事を思うと、個人的には「ウソだろ…」ってくらいに落胆しちゃいました…

 

↓当の岩本さんは批判にも動じてない様ですが…

 

今回の記者会見での質問一覧

↓今回の記者会見の全文はコチラのサイトから読むことができます。

www3.nhk.or.jp

項目をズラッと並べてみました。私の記憶ではこの順番の通りに質問されたと思います。

・今シーズン対戦して最も印象に残った投手と打者は?
・ホームランダービーに出ると後半落ちるというジンクスもある。実際に少し落ちたが要因は?
・敬遠に対する心の持ち方や対処法は?
・投手として制球力や球速など、来シーズン以降上がっていくと感じているところは?
・日本中の人がコロナ禍で勇気をもらった。子どもたちにひと言を。
・栗山前監督は投打二刀流のよき理解者だったと思う。栗山さんのもとで過ごした時間が今にどうつながっているか。北海道のファンにもメッセージを。
・メンタルをどのように整えているか。落ち込んだり愚痴を言いたくなったりする時はどのようにしているか?
・受賞ラッシュについて。
・プロの選手も大谷選手に続いて二刀流の挑戦を表明していることについて。
・いずれ二刀流の選手と対戦したいという気持ちはあるか。
・オールスターゲームに同じ花巻東高校出身の菊池雄星投手と一緒に出たこと、ホームラン競争で得たことは。
・ー人の人生を変えるような存在であると思うが、2019年に大谷選手は心臓の難病を抱えた子どものお見舞いに行き、それが大きく報じられたことでたくさんの寄付が集まった。その子どもとの交流について印象深いところは?
・伸び悩んでいる野球少年に向けてのメッセージを
・落ち込むこともあると言っていたが、故障と復帰を繰り返して、期待されながらもうまくいかないところもあったと思うが、そのたびに立ち上がるいちばんの原動力は何か?
・日本のファンの盛り上がりや応援はどのくらい伝わっていたか?
・アメリカに行って自分が変わったと思うことは?
・日本に帰ってきて何を食べたか?
・日本ハムの栗山前監督が侍ジャパンの次の監督の有力候補と言われているが、侍ジャパンに招集されたらどうするか?
・「一番の選手になる」と言っていたが、この4年間で「一番の選手」にどのくらい近づけたか。足りなかったところは?
・東日本大震災から10年の節目。この年にこのような成績が残せたことと東北への思いは?
・落ち込むことがあると言っていたが、手術も乗り越え、いちばんお世話になった方は?
・日本で応援している家族から奮起になった言葉は?家族と連絡は取らないのか?たわいもない世間話で終わるのか?
・来シーズン、監督は外野手を含めた三刀流の機会も増やしたいと発言している。どう考えているか。マウンドを降りた後、外野手としても出続けたい気持ちはあるのか?
・今シーズンのプレーを振り返って、いちばん熱く盛り上がったシーンは?
・印象に残るホームランは?
・母校の花巻東高校が秋の東北大会で初優勝した。後輩へのメッセージと、恩師の佐々木監督にもメッセージを。
・佐々木監督について。
・技術的に改善した点を。
・フォームの修正などの取り組みは?
・隔離期間が明けて、現在のトレーニング状況は?
・MVPはどこで発表を待つ予定か?
・高額納税者であると思うが、アメリカに住んで気付いた日本の税制、気付いたこと、思いなど。
・今シーズン、メンタル面で変えたところは?
・家庭を持つタイミングについて考えることはあるか?まだもう少し先か?
・来年で5年目になるが、二刀流を続けてきて、日本の頃と変わるのか?2つともこれから先も続けていきたいか?
・2023年に日本ハムは新球場が完成するが気になるか?送られてきたのは画像か?いつかはもう一度、日本ハムの新球場でプレーしたいという思いはあるか?それも含めて。
・今シーズンは投げた翌日に試合に出た。来シーズンはどこが楽しみか?
・来年、もっとやれるというイメージはできているか?
・体調管理、食事で変えたことやこだわったことは?
・日常生活でひらめきを見つけるのが楽しみというが、今シーズンいちばんのひらめきは?日常で何かをしているときにひらめいて試すということか?寝ているときにひらめいたのか?
・ベーブ・ルースと比較された感覚はどうか、どんな存在か?
・このオフに重点的に取り組むことと来年の目標は?
・目標にしたい具体的な成績は?
・アメリカで異次元な活躍と報道されたが、どのように感じるか?
・同級生で親交のある広島の鈴木誠也選手が大リーグ挑戦の意向があるとされている。どのくらいの活躍を予想するか?
・バッターの鈴木選手をどう見るか?
・松坂大輔投手が引退したが、松坂投手の存在、松坂世代の存在はどのように感じるか?松坂投手の姿を見て勇気をもらったとか。

一時間の間に、かなりの質問に答えられてましたね。

大谷選手、お疲れ様でした!!

 

まとめ:それでも大谷選手の紳士的な対応はさすがだと思った!!

今回は大谷選手の記者会見について紹介いたしました。

SNSではやはり批判的な意見が多い様です。

個人的にも、もうちょっと大谷選手自身の事を聞く質問があればなあと思いました。

 

質問には、かなりぶっ飛んだものもいくつかありましたし、個人的にはその場にふさわしく無いのではないか?と言うものも見受けられました。

ただ、そうした質問でも聞きたい人と言うのは一定数いるのでしょうし、大谷選手もそれを知っているのか、嫌な顔一つせず真摯に応答されていたのでさすがだなと思いましたね。

人間出来すぎ!!!

本当に素晴らしい!!

 

次のシーズンではどんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみですね!!

 

以上です…

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