まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

VRの新しい可能性「VRお別れ会」とは?

スポンサーリンク

え、VRでお別れ会?

こんばんは!まるく堂です。

 

お墓、仏壇などの終活関連のサービスを提供している「鎌倉新書」と言う企業があります。

www.kamakura-net.co.jp

この鎌倉新書が丹青社と言う施設関連の企業と手を組んで、

2021年1月にリアル空間とバーチャル空間を連携させた「お別れ会」を初開催しました。

【お別れ会】鎌倉新書と丹青社、バーチャル空間を構築し 場所と時間を越えた「お別れ会」を実施 ― デジタルツインで三密を回避し、遠隔地からも参加可能なグリーフケアの場を実現 ― – 株式会社鎌倉新書

f:id:marukudo:20210806094510j:plain
これは、このコロナ禍において東京に出向くことが出来ない方や、

海外在住で簡単に日本に来れない方々を考慮して、この「VRお別れ会」と言う形を取ったそうです。

そのVR空間では実際の会場の様子や、故人の生い立ち動画を閲覧したり、記帳もできる様になっています。

また、一ヶ月間はアーカイブ映像を閲覧できる様になっているので、その人の都合の良い時間帯に訪れる事が出来るのも大きなメリットになっています。

 

↓簡単な解説動画もありました!!

実際に体験した方は、いつでも自分の好きな時間帯で利用する事ができるのが好評の様です。

 

今回の「お別れ会」は試験的な意味合いも兼ねていたみたいですが、

今後は商品化を進める予定との事です。

 

昨年から続くこのコロナ禍で、葬祭業も大きな痛手を負ったビジネスの一つとなっています。

そもそもお通夜・お葬式のシステム自体が人が集まる「3密」を伴うものなので、

これまでの様にはいかなくなり、再編を避けられない状況となっています。

 

それでも故人を偲びたいと言う、人の思いに対しての需要は決して消えることは無いので

VRを利用したりと、何らかの新しい発想が必要なのかも知れません。

 

私も動画を拝見しましたが、方向性としてはかなり良いのではないかと思います。

VR機器を使えば、その場にいるような雰囲気も味わうことが出来ますよね。

ただ、個人的にはVRを装着したまま記帳とかメッセージを記入するのはかなり面倒な気がします。

私はOculus Questを持っているのですが、文字入力って割と面倒なんですよね…

目の前に入力用のソフトキーボードが出てくるのですが、手に持ったリモコンでアルファベットやら、ひらがなを入力するのは時間がけっこうかかります。

 

なので、動画内の↓この部分…

f:id:marukudo:20210806093806j:plain

VR機器を装着した後だと

メールアドレスの入力なんかは地獄ですね…

ご年配の方だと、この時点で諦めちゃうかも知れません。

 

解決方法としては、あらかじめスマホやPCで入力したり、音声メッセージを残せる様にすれば少しはスムーズになりそうですけどね。

また、もう少しVR機器の進化が進めば、指紋認証等でその場でお香典を入金できたりするかも知れません。

そうなってくると「お別れ会」よりも本格的な「VRお葬式」なんかも可能になって来そうです。

 

まだまだ試験段階だと思いますので、

今後、葬祭の形がどのようなものになるのかはわかりません。

将来的には、私たちが全く想像できないほどのシステムになってるかも知れませんね。

 

以上です…