バカリズム脚本の映画『地獄の花園』を紹介!!
こんばんは!まるく堂です!
先日、永野芽郁さん主演の映画『地獄の花園』と言う映画をAmazon Primeで見ました。
この映画は2021年5月に公開され、
お笑い芸人のバカリズムさんが脚本を担当しています。
一見、かなり独特な設定と色モノ的な内容だったので敬遠していたのですが、
Amazon Primeビデオの見放題対象作品となっていたので、物は試しと見てみました。
すると、思ったよりもかなり面白かったので紹介したいと思います。
あらすじ
花園のようにも見える華やかなOLたちの職場。そこでは実は地獄のような派閥争いが行われている……。素敵なOLライフを夢見る普通のOL直子(永野芽郁)の職場にカリスマヤンキーOL・蘭(広瀬アリス)が中途採用されたことをきっかけに、全国のOL達から直子の会社は狙われることに。地上最強OLの座をかけた戦国時代の幕があがる中、果たして直子は素敵なOLライフを掴み取れるのか!?
舞台は「三冨士(みつふじ)株式会社」と言うごく一般的な企業です。
しかし女性社員の間では熾烈な派閥争いが繰り広げられていて、
ヤンキーさながらの女性社員が集団で日々ケンカに明け暮れています。
主人公「田中直子」(役:永野芽郁)はごく普通の社員「カタギ」として、彼女たちの争いには関わらずごく普通の生活を送っていました。
そんな中、中途で採用された「北条蘭」(役:広瀬アリス)が入社した事から社内の勢力図が一変していくのです。そして、ある事をきっかけに直子は、入社初日で社内で一番強いOLとなった蘭と仲良くなっていきます。
しかしそれが、他の集団から直子が目を付けられる原因にもなってしまい、
ある時、彼女は何者かに誘拐されてしまうのです…
と言う感じの内容になっています。
登場人物紹介
『地獄の花園』では有名な俳優さん達が数多く出演されていて、
かなり豪華なキャスト陣となっています。
今回は特に主要な人物のみ紹介していきます。
田中直子(たなか なおこ)/ キャスト:永野芽郁
本作の主人公。
三冨士(みつふじ)株式会社で働くごく普通のOL。仕事ぶりはまじめ。
社内の派閥争いには我関せずで、二人の同僚と共に素敵なOLとなった生活や素敵な彼氏をゲットする事を夢見ている。
社内で最強のOLとなった北条蘭と仲良くなった事から、様々なトラブルに巻き込まれていく…
北条蘭(ほうじょう らん)/ キャスト:広瀬アリス
三富士株式会社に中途採用で入社した社員。
女子社員達に絡まれるもことごとく返り討ちにして、初日で社内最強OLとなる。
直子と仲良くなった事で、彼女が他者のOLに誘拐される事態になってしまい
責任を感じ単身敵地へ乗り込むのだが…
佐竹紫織(さたけ しおり)/ 川栄李奈
三富士株式会社営業部に所属するOL。
同社社員の安藤朱里に戦いを挑むも敗れてしまい…
安藤朱里(あんどう しゅり)/ 菜々緒
三富士株式会社開発部に所属するOL。
並み居る強豪を撃破し、最強OLまであと一歩と言うところで北条蘭に返り討ちにあってしまう…
それからは蘭に心酔し、頼りになる右腕となる。
神田悦子(かんだ えつこ)/ 大島美幸(森三中)
三富士株式会社製造部に所属するOL。
刑務所から出所した当日に安藤朱里に敗れる。
赤城涼子(あかぎ りょうこ)/ キャスト:遠藤憲一
上場企業「トムスン」総務部の元締めのお局OL。
「三冨士(みつふじ)株式会社」の乗っ取りを企てている。
最強OLの北条蘭をおびき寄せるために、直子を誘拐するのだが…
映画の気に入った点
個人的に気に入ったこの映画の見どころを紹介していきます。
ジャンルはコメディー、何も考えずに笑って見ることができる!!
この映画の舞台が「三冨士(みつふじ)」と言う大企業なのですが、
その中で女性のヤンキー達が覇権を争っていると言う事自体、荒唐無稽な設定なので、
「ありえない」が連発してる感じで面白いんです。
森三中の大島美幸さんが演じる「神田悦子」なんかは刑務所帰りですからね!!
普通、ムショ行きの時点で会社クビになってると思うんですけどね。
シュールな笑いの連続と言う感じが、さすがバカリズムさんの脚本と言う感じがします。
話が特に深いと言うワケでもないので、気楽に見られる感じも良いです。
こうしたノリが嫌いな方もたぶんいらっしゃると思いますが、私にはけっこうドンピシャでハマってしまいました。
バカリズムさん脚本の妙
バカリズムさんはよくドラマの脚本に関わることが多く、
日テレのZIPで放送されていたショートドラマとか、
2014年、竹野内豊さんが主演していた『素敵な選TAXI』(すてきなせんタクシー)と言うドラマの脚本も手がけています。
バカリズムさんの脚本は日常の生活の中に、どこか一ひねり設定を加える傾向があり、
バカバカしいと言えばバカバカしい設定ではあるのですが、
予想が付かないストーリー展開に引き込まれ、ついつい最後まで見てしまうと言う、
どこか不思議な魅力を感じる脚本ではありますね…
冒頭を見て、最後の結末を予想できた人はおそらく誰もいない気がします。
ご興味が沸いた方は、Amazon Prime会員だと追加料金無しで見ることができるので、
ぜひぜひご覧下さい!!
以上です…