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話題の映画「リメンバー・ミー」を観てきました!!
こんばんは!まるく堂です!
先日、ディズニー映画の「リメンバー・ミー」を観てきました!
映像制作会社のピクサーが製作し、今年の3月に開催された
第90回アカデミー賞では長編アニメ映画賞と主題歌賞の2部門を受賞したこの作品。
日本でもかなり話題になっていたので、観に行っちゃいました!
結果として、見に行って本当に良かったなと思える作品だったので、
今回はその魅力や感想等を極力ネタバレ無しで書いて行きたいと思います!
「リメンバー・ミー(原題:Coco)」予告編&あらすじ
主人公は、ミュージシャンを夢見る、ギターの天才少年ミゲル。
しかし、厳格な《家族の掟》によって、ギターを弾くどころか音楽を聴くことすら禁じられていた…。ある日、ミゲルは古い家族写真をきっかけに、自分のひいひいおじいちゃんが伝説のミュージシャン、デラクルスではないかと推測。彼のお墓に忍び込み美しいギターを手にした、その瞬間──先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまった!
そこは、夢のように美しく、ガイコツたちが楽しく暮らすテーマパークのような世界。しかし、日の出までに元の世界に帰らないと、ミゲルの体は消え、永遠に家族と会えなくなってしまう…。
唯一の頼りは、家族に会いたいと願う、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。
だが、彼にも「生きている家族に忘れられると、死者の国からも存在が消える」という運命が待ち受けていた…。絶体絶命のふたりと家族をつなぐ唯一の鍵は、ミゲルが大好きな曲、“リメンバー・ミー”。不思議な力を秘めたこの曲が、時を超えていま奇跡を巻き起こす!
ディズニー公式より引用
これまでのディズニー映画は、
「アナと雪の女王(2013)」だと「アレンデール王国」、
「ベイマックス(2014)」だと「サンフランソウキョウ」だったりと、
なんとなく架空の場所が舞台となってる様に思ってしまいますが、
今回の「リメンバー・ミー」の舞台はメキシコとなっていて、
実際にこの国で催される「死者の日」と呼ばれる祝祭で起きた出来事が描かれています。
思いがけず死者の国へと巻き込まれてしまったミゲル、
そして愛する家族からも存在を忘れ去られ、
今にも消えさらんとする運命を背負うヘクター。
彼らを中心に物語は描かれていくのです。
観た感想など…
まずはCGグラフィックのスゴさをお伝えしたいと思います!
色鮮やかな死者の世界!!
ミゲルが迷い込む「死者の世界」は、
悲愴さを微塵も感じさせないくらいに底抜けに明るい世界です。
鮮やかにライトアップされた建物群がズラッと並んでいて、
地面には、実際に「死者の日」に供えられると言う
「マリーゴールド」の花びらが、これでもかと言うくらいに敷き詰められていて
延々と続いています。
この彩りが本当に素敵過ぎて、「死」という負の要素が完全に払拭されています…
「死後の世界」って本当は楽しいのか?なら…
行ってみたいかも?
なんて、ちょっと危険な考えさえ浮かびそうになります。
「死者の国」の住人達は全員ガイコツではあるのですが、
メキシコの人達の明るい気質とも相まって、不気味さを感じさせません。
この色彩感覚の素晴らしさは、ぜひ映画館で味わって頂きたいです!
魅力的なキャラクター!そして引き込まれるストーリー構成!!
例えば、キャラクターに関しては…
主人公ミゲルは音楽をこよなく愛していて、
将来はミュージシャンになりたいと強く願っているんです。
しかし過去にご先祖様に起きた、ある出来事により、
ミゲルの家族は代々音楽そのものを排除してきたのです。
自分が目指したい未来と、その抑圧との葛藤は、
人間なら誰しもが少なからず感じる事だと思います。
若い人なら、なおさらミゲルと自分とを重ねて見てしまうのではないでしょうか?
「リメンバー・ミー」のキャラクターは一人一人が非常に魅力的です。
個人的にはヘクターも好きですね。ちょっとお調子者ですが、
本編を見終わると、彼の事も大好きになっちゃうと思いますヨ!
そしてストーリー構成!
飽きる瞬間がないくらいに、どんどん引き込まれていきます!
できる限り細かな内容は言いたくないので控えますが、
特に中盤以上はどんでん返し&盛り上がりMAX状態なので、
私は非常に楽しめました!!
そんなエンターテインメント性あふれる本作品ですが、
この映画の大きなテーマであると思われる「家族愛」もしっかり描かれています!
私は不覚にも泣いてしまいました…
この映画を見終わったら、今いる家族、更には自分のご先祖さまにも、
あらためて感謝の意を表したくなると思います。
上映時間は105分と、映画としてはやや短めなのかも知れませんが、
様々な要素が盛り込まれた作品となっていて、
もはや「名作」と言っても過言ではないです。
それくらい私は気に入ってしまいました!
石橋 陽彩くんの歌声がスゴい!!
この映画に、更に彩りを与えてくれたのは他でも無い、
石橋陽彩(いしばし ひいろ)くんの素晴らしい歌声でしょう。
↓彼の歌声をお聞き下さい!
いかがでしょうか?
若干13歳ながら、この堂々と歌い上げる様は、
既にベテラン歌手の域に達している感があります。
伸びがあって、それでいて透き通るような歌声、
1万人の中から選ばれただけあって、類い希なる才能の持ち主だと思います。
歌はもちろんのこと、彼は主人公ミゲルの声優も担当しています。
多少のあどけなさはあるものの、非常に頑張っていて楽しめました。
私、映画本編後に号泣してしまいましたが、
もしもエンディングテーマも、そのまま石橋陽彩くんが歌っていたとしたら、
号泣どころか慟哭(どうこく)してしまったと思います!!
慟哭-声をあげて激しく嘆き泣くこと。
(↑映画館でめっちゃ迷惑…)
もちろんシシド・カフカさんの歌も決して悪くはなかったのですが、
ハッキリ言って…
石橋陽彩くんの歌声は、それを遥かに凌駕していると思います!
現在は声変わりの時期に来ているとの事で、
そのままの歌声というワケにはいかないのかも知れませんが、
まだまだ若いですし、この「リメンバー・ミー」のヒットを踏み台に、
さらに飛躍して頂きたいですね!
同時上映は「アナと雪の女王/家族の思い出」!
おっと!忘れてはいけないのが「リメンバー・ミー」は現在、
「アナと雪の女王/家族の思い出」と同時上映になっています!
『アナと雪の女王』から4年──その待望の最新作が、『リメンバー・ミー』の同時上映作品として劇場公開。
国内動員2,000万人を超え、洋画アニメーション歴代No.1を記録するなど、日本中に“アナ雪”ブームを巻き起こした『アナと雪の女王』。22分の最新作では、エルサとアナ姉妹はもちろん、オラフやトナカイのスヴェンなど、人気キャラクターたちが再結集。
ディズニー公式より引用
こちらの作品も22分と短めながらも、かなり楽しめました!
今回の主役は雪だるまのオラフと言ってもイイと思うくらい、
そのキュートさがパワーアップされてましたね。
また、神田沙也加さんと松たか子さんの歌声4年経った現在も、
相変わらずスゴかったです!
サントラはAmazon Music Unlimited対象です!
「リメンバー・ミー」、「アナと雪の女王/家族の思い出」の
サウンドトラックは共に発売されているのですが…
- アーティスト: Various artists
- 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
実は…
どちらもAmazonの聴き放題サービス、
「Music Unlimited」の対象アルバムになっています!!
個人プランは月額980円ですが、
Amazonプライム会員だと月780円になりますし、
Echoプランだとナント!月々380円という安さで利用できちゃいます!
30日間の無料体験もできますので、
ぜひぜひ「リメンバー・ミー」のサントラだけでも聴いて頂きたいですね!
私、映画鑑賞以降、かなりのヘビーローテーションで聴いてますので…
まとめ:絶対に観て損はないです!ハンカチは用意して下さい!
と言うわけで、メチャメチャ気に入ってしまった「リメンバー・ミー」。
ディズニー映画で号泣してしまったのは、後にも先にもこれだけですね。
観て本当に良かったなあ…と思える映画でした。
もしもご興味が沸きましたら、ぜひぜひご覧下さいませ~!!
以上です…