まるく堂の〇〇やろうぜ!

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電子書籍産業に日本勢の巻き返しなるか!?

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こんばんは!まるく堂です!

 

こんな記事を見つけました…

Japan’s E-Reader Industry Struggles to Keep Up as Amazon Takes the Lead

(Amazonの優位に翻弄される日本電子書籍産業)

 

2012年6月、

楽天の三木谷社長が、講談社の野間社長に

あるプレゼントをしました…

それは「打倒アマゾン」と書かれたTシャツでした…

それは日本において紙書籍VSデジタルの構図を

作るつもりはなく、あくまでも敵はAmazonという

意思の表れだったのでしょう…

 

その後、二社は特に大きな動きもなく、

その4ヶ月後、Amazonの黒船、Kindleがついに上陸します…

 

それを迎え撃つ楽天のKobo、

しかし、結果はKindleが38.3%でシェアトップに躍り出ます。

5ヶ月間はKoboも競り勝ったものの、

1年を通したシェアは33%、ソニーに至っては25.5%が

やっとという状態でした…

 

ただ、どの電子書籍端末も

機能的にはそれほどの大差はないのです、

それではAmazonの勝因は何だったのでしょうか?

 

Amazonはまず、Kindleを7,980円という

驚異的な値段で販売し優位に立ちました…

(その後Koboも5,480円まで値下げしてますが…)

 

それだけではありません…

Kindleは本を買う行程がわかりやすく、

また使いやすいのです…

 

ソニー、楽天の端末は

本を買うまでが多少複雑なのです…

また、日本勢はツートップの出版社

小学館と講談社を納得させる市場を

作ることができず、そのデジタル化も

遅れ気味になっています…

 

一方のAmazonは世界14カ国でKindleを販売しており、

最も遅い販売となった日本では、そのノウハウを

惜しみなく出し切り、

収入源に悩む出版社を振り向かせる市場を

作ることに成功しています…

また講談社も1万冊以上の書籍をKindle向けに

提供してます…

(Tシャツもらったのに…)

 

と、いろいろと劣勢な日本勢ですが、

2012年のリサーチでは紙書籍は売上が3.6%減、

電子書籍は18%上昇したそうです…

 

また、先月、海賊版防止と、

電子書籍産業を日本で拡大させるための

著作憲法改正案が文化庁より提案され、

それが通れば今後も電子書籍産業の売上は

より増加するものとみられています…

 

記事の最後では

書店にいって気に入った本の表紙を

写真に撮って家に帰り、帰宅してから

デジタルで書籍を買う人が紹介されていました…

(微妙にデジタル万引きとは違うのでしょうが…いいの?)

 

また東京の神保町で書店を経営してる方は

今はまだ(Amazonが)そんなに脅威ではないものの

今後、貴重な本や古い本がデジタル化されてくると

心配になるかもしれない…との事でした…

(もうちょっと危機感もってもいいかも…と個人的に…)

 

日本勢も頑張って欲しいですけどね…

実はソニーってKindleより先にLIBRIeという端末を

2004年に販売してたんですね…

ただ、用意された書籍が少なくレンタルのみという仕様で

販売年の内に生産停止してたようです…

ちょっと先を行き過ぎてたのでしょうか?

(全然関係ないけど1998年にネット接続機能を

搭載してたセガのドリームキャスト思い出しました…

あれも先行き過ぎてた感が…)

 

もはや敵は世界になってますね、

日本のコンテンツ自体は豊富なのだから

利権とかしがらみを捨てて

消費者が便利だと思えるような

新しいビジネスモデルを

作っていただきたいものです…

 

あ、例によって訳は私の勝手な超意訳で、

構成も勝手に変えちゃってます…

お許し下さい…

 

 

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