テキストで動画も作れる時代がすぐそこに!!
こんばんは!まるく堂です!
こんな記事を見つけました!!
アメリカ時間の2月15日、「ChatGPT」で有名な「OpenAI」は、
テキストを入力することで動画を作成することができる
生成AI「Sora」を発表しました。
この「Sora」ですが、テキストのプロンプト(命令文)から、最大1分間の動画を生成することができます。
リリース日など、詳細はまだ不明ですが、
入り組んだシーン、複雑なカメラワーク、多様なキャラクター表現が可能で、
物語のビジュアル化やプロモーションに革新をもたらすのではと期待されています。
↓コチラのOpenAIの「X(旧Twitter)」では「Sora」で生成されたサンプル動画が紹介されているのですが…
Introducing Sora, our text-to-video model.
— OpenAI (@OpenAI) 2024年2月15日
Sora can create videos of up to 60 seconds featuring highly detailed scenes, complex camera motion, and multiple characters with vibrant emotions. https://t.co/7j2JN27M3W
Prompt: “Beautiful, snowy… pic.twitter.com/ruTEWn87vf
いかがでしょうか?桜並木と雪景色と言う、ありえないシチュエーションが見事に融合されて和風な感じが出てますよね。思ったよりもかなりリアルなのも驚きです。
また、こちらのOpeAIのサイトでも「Sora」を使用したサンプル動画がいくつか紹介されています。
早速ニュースでも報道されていました。
どの動画も本当に本物と見分けが付かないくらいですよね?
ただ、現時点ではまだ欠点もある様で、物理シミュレーションの理解や空間的な詳細の表現には限界があるとの事です。
なので、よく見るとAI特有のおかしな部分と言うのは見受けられるのですが、
それでも注意しないと全然わからないレベルですし、
これが将来的に誰でもテキスト入力だけで生成できるとなれば、
一体どんな時代がやってくるのか空恐ろしくもなります。
「Sora」で広がる個人作家さんのプロモーション・販売戦略!!
この「Sora」のニュースを聞いて、私が一番に感じた事は
個人作家さんでも、より動的な宣伝プロモーションができるのではないか?
と言う事でした。
「電子書籍」と言うメディアが誕生して以来、
自身で小説を執筆し、出版社に属すること無く電子出版と言う形で
作品を世に公表する個人作家さんが激増しました。
「小説家になろう」や「カクヨム」等、作品を投稿できるサイトも今では相当数に上っています。
ただ、プロモーションや宣伝活動と言う部分になると
個人作家さんができる事と言うのには限度があります。
例えば、自身のSNSとかブログで紹介するのが一般的だとは思いますが、
「Sora」を使用すると、
自分の作品をドラマ調やアニメ調にした
プロモーション動画を簡単に作れる可能性があります!!
これまでは宣伝と言っても「○○発売しました!よろしくお願いいたします。」とか
SNSでも文章で販促するくらいしか個人作家さんには選択肢がなかったと思います。
自分の作品を元にした、たった1分のアニメーションとか実写ドラマを製作するだけでも、おそらく100万円単位の制作費もかかっていたハズです。
自分の作品が恋愛モノだったとして「Sora」にプロンプトを入力すれば、
その世界観を表現した最長で1分のプロモーション動画が
誰の手を借りずに作れるワケですよ!!
これって相当スゴい事だと思いませんか?
「Sora」は最長1分の動画しか作れないとの事ですが、
何回かに分けて使用すれば、ちょっとした短編動画くらいなら作れそうな気もします。
自分の小説が、制作費ゼロでアニメとか実写風ドラマにできて、こんどはそれを投稿できるサイト「アニメーターになろう」(←あくまで想像上のサイトです)なんかにアップロードしてさらなる販路を拡大できるかも知れません…
ただ、「Sora」がリリースされるとしたら、かなりの混乱は起きるとは思います。
予想されるのは「フェイク動画」の激増だったり、著作権に反する動画だったりと
いろんな問題が山積みになると思われます。
現在、OpenAIでは「Sora」を確実に完全に運営されるために安全対策を徹底している最中との事です。
いつ頃使えるようになるのかは今のところ不明ではありますが、
でもそうした問題を乗り越えて、ぜひぜひ正式にリリースしてもらいたいですね!!
以上です…