こんばんは!まるく堂です!
こんな記事を見つけました!
2024年、Kindleはどうあるべきか?
これまで、電子書籍と言えばKindleと多くの方が思ってきましたし、
実際に利用されているサービスのシェア率は「Kindleストア」がトップを保持しています。
今後も順風満帆にトップをひた走りしそうな勢いのKindleではありますが、
今回紹介する記事を読んでいくと必ずしもそうとは限らず、
Kindleの将来に不安を感じる方も出てくるかも知れません。
それでは具体的な内容についてお話したいと思います。
1. Kindleに今何が起きているのか?
2023年はKindleにとって記録的な年でもありました。
なんと!Amazonは新しいKindle電子リーダーをリリースしていないのです!
これはKindleにとっては初めての事だそうです。
過去数年間、Kindleは電子書籍リーダー市場でのリーダー的存在でしたが、最近の動向は、AmazonがKindleのハードウェアよりもソフトウェア体験や他のデバイスに焦点を当てている様に思われます。
Kindle Scribeのような新機能の追加はありましたが、それでも大きな技術革新やモデルチェンジは見られませんでした。
2. Amazonデバイスのほとんどが赤字という衝撃
実は、Amazonのデバイス部門は、Kindleを含む多くの製品で年間50億ドルの損失を出しています。
50億ドルですよ!
日本円だと約7,300億円ほどになります!
とは言え、これはKindleだけでなくFire TV、Ring、Echo、Amazon Earbuds、Fire Tabletを含めた損失額です。
ただ、これらはAmazonを代表する端末ばかりなので、それらのほとんどで採算がとれていない事に戦慄が走ります。
これは、Amazonが市場シェアを獲得し、デジタルコンテンツを販売するために製品のコストを補助しているためです。
しかし、この戦略が長期的に持続可能かどうかは疑問ですよね…
そもそも、Kindleのような専用デバイスの需要が現在は減少しているようですし、Amazonは今後、その戦略を再考する必要に迫られるかもしれません。
3.Kindle開発チームに渦巻く混乱
記事では、2022年末にはKindleの発明者とも呼ばれるグレッグ・ゼア氏が退職していたり、2023年初頭には、アマゾンのハードウェア責任者デイブ・リンプ氏が辞任すると発表したりと、Kindleチームが過去数年間で混乱していたこと、重要な幹部の退職や離職が続いていることも指摘されています。
Amazonのデバイス部門の従業員数は現在12,000人いるそうですが、こうして上の役職者が次々に辞めていく状況があったり、採算が取れていないことで士気が低下している可能性もあるでしょう。
さらにAmazonはロボット犬、一酸化炭素検出器、サウンドバー、AI機能など、違う方面の新しい技術にシフトしている現実があります。
3. Kindleの終焉というX DAYは来るのか?
そう考えると、一つの不安が浮かび上がります。
Kindleが市場から消える日、つまり「Kindleの終焉」は
いつか来てしまうのではないか?
と言う事です。
現状を見ると、Kindleはまだ多くの読書愛好家にとって重要な存在です。しかし、技術革新の停滞とAmazon内での優先順位の低下が、Kindleの将来に暗い影を落としています。
AmazonがKindleに新たな投資を行わなければ、このデバイスが徐々に市場から姿を消す可能性も無いわけではないでしょう。
4. Kindleはこれからどうあるべきか?
Kindleが生き残るためには、Amazonはいくつかの重要なステップを踏む必要があります。
まず、技術革新に再び焦点を当てること。これは絶対に必須です!!
例えば、カラーEインクの採用や、より高速なページリフレッシュレートなどです。次に、ユーザー体験の向上に努めること。これには、インターフェースの改善や新しい読書機能の追加が含まれます。
記事ではこうした技術革新には期待できない状況である事が示唆されていて、何とも不安ではありますが…
あとは、やはり端末でも採算が取れるようになること。
これもなかなか難しいとは思いますが、利益が出るようになれば今後も開発を継続する可能性が高くなりますからね。
5. まとめ:まだまだこれから頑張れKindle!
Kindleは、電子書籍リーダー市場における革命的な存在でした。
今でももちろんそうなのですが、しかし、後々はその地位が危うくなる可能性が大きいです。
AmazonがKindleに再び注力し、革新的なアプローチを取ることで、このデバイスが再び輝きを取り戻す可能性はまだまだ充分にあります!
読書という文化を支える重要なツールとして、私は「まだまだこれから頑張れKindle」とエールを送らずにはいられません。
以上です…