まるく堂の〇〇やろうぜ!

ニュースや日々の生活において思う事を綴っていくブログです。

ペットを失うと言うこと…

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こんばんは、まるく堂です。

 

ペットを飼ってると必ずと言って良いほど訪れるのが

「ペットとのお別れ」だと思います。

実は私も、2023年4月14日に20年近く一緒に過ごしたオス猫を亡くしました。

人間で言えば90歳くらいなので、大往生と言えば大往生なのかも知れませんが、

亡くなってから数日間は、まだ生きている感じがして、現実味が沸きませんでした。

それでも、以前は常に聞こえ続けていた猫の声が全く聞こえず、

10日以上も静かな夜が続くと「やっぱり死んじゃったんだ…」と認識させられますね。

「ペットロス症候群」とでも言うのでしょうか?

なんとなく家族全員がまだ悲しみを引きずっている感じがしてます…

 

うちの猫は若い頃は気の強いオス猫でした。そもそも、私の家ではすでにメス猫を一匹飼っていたので、全く飼う予定はありませんでしたが、当時大学生だった私の妹が突然連れてきました。

聞くと、その猫は日本に来ていた留学生の友達が飼っていたのですが、彼女が帰国することになってしまい、猫の引き取り手を探していた様です。

それで私の妹が「私が飼うよ」と、そのまま譲り受けたそうです。

しかし、学生生活とペットを育てることの両立が思った以上に大変だったことを知り、とりあえず実家に連れて来ようと決心したというわけです。

「簡単に安請け合いしちゃって…」と、当時は浅はかな考えの妹に私は腹が立ったりもしました。

しかも実際に飼い始めると、そのオス猫はかなりやっかいなことがわかりました。

以前から飼っていた先輩とも呼ぶべきメス猫ともよくケンカをしていましたし、二匹に平等にエサをやっても、そのオス猫は先にメス猫用のお皿に首をつっこみエサを奪い、後から自分のお皿のエサを食べ始めるという、めちゃめちゃ欲張りで、めちゃめちゃ性格の悪い猫でした。

家族にも全く懐かず、全くかわいげもありませんでしたので、正直最初は好きではありませんでした。元々飼っていたメス猫がすごく飼いやすくて、私にも懐いていたので、なおさら「何オレの猫をいじめとんじゃああ!!!」という気持ちが強かったんです。

 

最初の1、2年はそんな感じだったのですが、メス猫が意外とそのオス猫を面倒みる感じで、常に気にかけていました。年の差があるので母親の様な感情になってるのかな?と当時は思ったものです。

それから、段々とそのオス猫の態度も緩和し、私達との生活にも慣れてきたのか、

いつしか家族にも懐くようになりました。

 

2017年にメス猫が亡くなった時もとても悲しかったのですが、

今思えば、その時はこのオス猫がまだいてくれたので、今ほど精神的なダメージは無かったんだなと…

そして、あんなに性格の悪い猫と思ってたのに、今はふとした事で思い出す感じで、

実は誰にも媚びない、あの生意気な態度も私は好きだったんだなあ…とあらためて知りましたね。

 

そのオス猫が20年近くも私たち家族の一員として過ごしてくれたことは、

実は本当に幸せなことだったんだな、と思います。

今はまだこの寂しさに慣れてないのですが、

亡くなった父がとても可愛がっていたので、メス猫とオス猫と二匹、天国で再会してればいいなあ…なんて思う今日この頃です。

 

以上です…