こんばんは!まるく堂です!
私は郵便局に行くことが多いです。
仕事柄、荷物を発送することがほぼ毎日あるので
最寄りの郵便局の職員の名前を全員覚えてるくらい行ってます。
荷物は数が割と多いので手続きに時間がかかります。
なので、私はその間イスに座ってスマホをいじりながら待ってる感じです。
ある日の出来事…
ある時、いつもの様に荷物を受付に預けてイスに座っていたら
おばあさんがやってきました。
どうやら保険か何かのお金を下ろすのが目的の様です。
担当したのは50代くらいの男性の局員でした。
その人はおばあさんが出した書類を確認した後、
申し訳なさそうにこう言いました…
「すみません。お金を下ろすにはこの証明書じゃなくて、
顔写真付きの証明書じゃないとダメなんです。」
おばあさんの持ってきた書類に何か不備がある様です。
詳しい事はわかりませんが、顔写真が付いてる証明書、
おそらくは運転免許証的なモノが必要な様です。
でもおばあさんはみるからに高齢で、運転してる様には思えませんでした。
おばあさんは局員の方にこう言いました…
「え?」
どうやら聞き逃したみたいです。
局員さんは、もう一度優しい口調で言いました。
「お金を下ろすにはですね、この証明書じゃなくて、
顔写真付きの証明書じゃないとダメなんですよ。」
「え?」
おばあさん、
ちょっと耳が遠い様です…
「かお写真が付いてる証明書持ってますか~?」
「え?」
局員さん、かなりゆっくりめに割と大きな声で言ったのですが、
おばあさんの耳には届いてない様です。
このやりとりが2,3回続いておばあさんはようやく理解できた様です。
「でもねえ…いつもこの書類でお金下ろせてたのよ~!」
お金を下ろせない事に困惑しているおばあさん、
局員さんが説明を続けます。
「10万円以内の場合はいいんですけど、
10万円以上だと顔写真付き証明書がないとダメなんですよ。」
「え?」
全然会話にならなくて、男性の局員さんも困った様子。
たまりかねたのか、隣の受付で私の荷物を担当していた女性局員さんが
(私の荷物をほったらかして…)横から助け船を出しました。
「お客様、マイナンバーカードでも大丈夫なんですけどお持ちですか?」
「あ?」
なんか知らんけど、急におばあさんの声のトーンが落ちました。
いやいや、そこは「え?」だろ!と心の中でツッコみました…
「あ?」って怖えーよ、ヤンキーかよ…
「おめーには聞いてねーよ!でしゃばるな小娘!」的な感じなんですかね?
ひょっとしたら息子の嫁さんとかにキツく当たるタイプなのでしょうか?
あくまでも私の想像ですが…
女性職員はすごすごと引き下がり、何事もなかったかの様に
私の荷物の手続きを再開し始めました…
その後は結局、局長さんが出てきてどこかに電話で確認して、
顔写真付き証明書じゃなくてもOKみたいな感じになった様です。
男性局員の方が言いました。
「お客様、この証明書でも大丈夫なので手続きに入らせて頂きます。」
「はい」
聞こえたんかああああい!!!
いつの間にか…
おばあさんの「え?」を
めっちゃ期待している自分!!
その後、すぐに
「まるく堂さま~おまたせしました~。」
と、発送の手続きが完了したので、料金を支払いその場を後にしました。
おそらくそのおばあさんはお金を受け取る事が
できたのではないかと思います。
まとめ:郵便局員の方も大変だと思う…
今回は最近起こった出来事を紹介いたしました。
私が利用している郵便局の局員さんたちは
皆さん、応対も優しくて良いんですよね…
(今回「あ?」って言われた女性局員さんは災難だったけど…)
この前は郵便局に入った途端に、何が気に入らなかったのか
受付でずっと怒鳴ってるお客さんがいたり、そういう方々を目の当たりにする事も多いです。
その局では、そうしたやっかいなお客さんにはかならず局長さんが対応してますね。
あまり話はしたことないけど、部下に投げっぱなしにしない、良い上司っぽい感じです。
そういう姿を見る度に、どんなお客さんでも対応しないといけないのが大変だなあ、なんて思ったり…
まあ、郵便局に限らずほとんどの仕事はそうなのかも知れませんが…
私は郵便局、かなり利用しているので、
発送の数が多いとどうしてもヒューマンエラーからは逃れられないものです。
なので、私はどんなにミスられても致命的なものでない限りは
笑って許すようにしています。
今のところはですが…
以上です…