まるく堂の〇〇やろうぜ!

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AIナレーションの台頭、人間ナレーターが生き残る道はあるのか!?

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AIナレーションでオーディオブック界、激震!!

こんばんは!まるく堂です!

こんな記事を見つけました!

AIがオーディオブック業界を揺るがす!?

goodereader.com

記事に寄りますと…

2023年1月、Apple Booksは「デジタル・ナレーション」と言う新機能の提供を開始しました。

これは、AIナレーションによってオーディオブックの制作を手軽にし、アクセスしやすくするというものです。

また、Googleも同様に一般的な英語だったり、イギリス訛りがあったりと

40にも及ぶ特徴的なAIナレーターを開発し、これによってコストやアクセシビリティの向上が期待されています。

こうしたAIナレーションは、人間の声に非常に近く、一部の声優は自分自身の声のAIバージョンの使用を許可しているほどです。

 

残念ながら現段階ではAIは読み上げのペースや抑揚、リズムなど、人間のナレーションには及ばない要素が多々あるのも事実です。

しかし、あともう少し先の未来はどうでしょうか?

AIは本当に毎日驚くべきペースで様々な分野を発展させていますよね?

私は、このオーディオブック業界についてもAIの影響は不可避と考えており、技術の進化によって将来的には違和感なく人間の声を完全に再現できるようになると考えています。

 

記事を参考にしますと、現在、声優さんを使って一つのオーディオブック作品を作ろうとすると、1000ドル(約146,000円)以上かかるそうです。

しかし、これをAIにお任せすると50~100 ドル(約7300~14600円)くらいの費用ですんでしまうとの事です。

声優さんを使った費用分をAIナレーションに使用すれば、

約10倍~20倍ほど多く作品が作れるワケですよ…

製作サイドからすればAIナレーションはこの上ない魅力的な存在となるでしょう。

つまりコレは…

ナレーターと言うお仕事が

AIによって奪われる可能性が十分にある

と言う事を意味しています…

AIナレーションのコストやスピードのメリットは大きいため、人間の声を選ぶ理由が減少することも考えられます。

 

ただ、いくら技術が発展したとしても…

全てのナレーションが人間からAIにとって替わると言う事は考えにくいのではないか?

とも考えています。

その昔、インターネットが普及しだした頃は新聞が無くなるのではないか?と思われた時もありましたが、今でも普通に発行されてますし、

10年ほど前に電子書籍が普及しだした頃は、紙書籍が無くなるのではないか?とも危惧されましたが、いまだに無くなっていません。

 

私は、ナレーションに関して、AIがどれだけ発展したとしても

人間に到底及ばないと思われる重要な点があると思っていて…

それは、AIが持っていない「感情表現」や人間独特の「声の温かみ」です。

AIはこれらの要素を完全に再現することは難しいのではないかと考えます。

 

もちろん、本当に誰が聞いても見破れないほど精巧なAIナレーションが開発される可能性は将来的にゼロではないでしょう。

ただ、オーディオブックの世界で人間のナレーターの存在感は、

技術が進化しても揺るぎないものとなるはずです。

と言うか、そうあって欲しい!!!

と、半分願望も入ってます…

 

上記のリンク記事は海外の話なので、

日本語の場合はどうなるかも気になるところですね。

言語的に、英語よりも複雑な構成そうですし、アクセントや抑揚なんかも独特ですもんね。なので完全な日本語AIナレーションももう少し時間がかかりそうな気もしますが、

どうなんでしょうね?

 

結論としては…

AIナレーションの台頭によってオーディオブックの世界が変わることは確かですが、

人間の声には代えられない特別な魅力があるとも思っています。

これからの進化を見守りつつ、AIと人間の共存が進む未来を楽しみにしたいと思います。

 

以上です…